2019/4/8 ストリートチルドレン 村瀬絵里奈 寺島友広 武田剛
ストリートチルドレンとは 街頭にいる子どものことで、街頭を常駐の住家にしており、適切な保護を受けてないもの
ストリートチルドレン 年齢 6,7~17歳くらい 人数 3000万~1億人
地域 狭義…途上国全般 特にラテンアメリカ 広義…世界中
実態 1 仕事…靴みがき、洗車、売春など (物乞い、盗みなども生活の糧) 寝場所…空きビル、橋の下 建物の出入口、公園
実態 2 ストリートチルドレンの大半は 8~15才の男の子 理由 家庭の役割が少ない 働き手となる 冒険的で行動的
カテゴリーに分けるとしたら ① 「街頭で暮らしてはいる」が家族と 何らかの結びつきはあるもの ② 一人ぼっちのもの 両者の比較 ① 「街頭で暮らしてはいる」が家族と 何らかの結びつきはあるもの ② 一人ぼっちのもの 両者の比較 後者の方が全体の25~30%
歴史的には 世界的な問題とされ始めたのは1979年、国際児童年以降 実態が確認されていたのは 1212年、子ども十字軍失敗後 産業革命期のアメリカ、イングランド ロシア革命期
問題 子どもたちの基本的人権が脅かされている (精神的・肉体的・性的虐待) 地域社会の不安定要因になっている (犯罪予備軍)
原因 貧困 家族の崩壊 戦争 ストリートチルドレン
貧困 農村から都市へ出稼ぎに 親の稼ぎでは足りない 親が失業してしまった
戦争 帰る町・村が無くなる 多くの子どもが孤児になったり、家族と離れ離れになってしまう
家族の崩壊 その1 親がいなくなる 親に虐待される
家族の崩壊 その2 どうして家族は崩壊するのか? 虐待の連鎖 貧困 親の長時間労働
解決策 1 養護施設に収容する 問題点 施設に入れっぱなしで適切なケアが行われない 施設職員による虐待
解決策 2 法律や教育制度を整備すべき 問題点 その国、その地域の現状に合ってない 人々の間に浸透していない
先進国のストリートチルドレン 広義でとらえた場合、ニューヨークやパリなどでも存在が確認できる 理由 ・ 都市の崩壊 2019/4/8 先進国のストリートチルドレン 広義でとらえた場合、ニューヨークやパリなどでも存在が確認できる 理由 ・ 都市の崩壊 ・ 親の時代からの権利剥奪 ・ 慢性的な失業 ・ 困難な住宅事情 ・ 異常に高い離婚率
先進国のストリートチルドレン(2) 目標のない暮らしから教育の高い家庭の子女がストリートチルドレン化している例も少数ある 日本の場合は、家庭の崩壊が見られないわけではないが、そのような子ども達はストリートチルドレンになる権利すら与えられず、民間の施設に入れられてしまう
結論 (1) 失われた大人への信頼を回復するため草の根レベルから子どもたちと対話しお互いを理解することが重要 その上で子どもたちが普通の社会生活を送れるよう職業訓練や基本的な教育を行う
結論 (2) 国内的に貧富の差を縮めるだけでなく、国際的にも富の不均衡を是正する取り組みをする