株式会社アバールデータ 2010年3月期決算説明会 ご報告内容 1. 2010年3月期・第51期 業績報告 証券コード 6918 株式会社アバールデータ 2010年3月期決算説明会 ご報告内容 1. 2010年3月期・第51期 業績報告 2. 2011年3月期・第52期 業績予想 3. 2010年 中期経営計画概要 4. 会社概要 (本プレゼン資料について) 第50期決算説明会、第50期提示株主総会版を修正 第51期情報交換会で使用版を再整理 2010年5月20日 ( CPP-1005-A )
コード番号 6918 2010年3月期(第51期)の業績報告 [期間:2009年4月1日-2010年3月31日] 2011年3月期(第52期)の業績予想 [期間:2010年4月1日-2011年3月31日] 2010年5月20日 ( CPP-1005-2A )
2010年 3月期業績 (品目別 ) SEAJの予測 その他の市場 2010年 3月期業績 (品目別 ) SEAJの予測 -35%~-45%(日本製の装置) その他の市場 -37.5%(チップマウンタ) (注)数値は便宜上、百万円未満を四捨五入、「増減率」は、第50期比 ●カッコ内は、前年の実績値
2010年3月期 品目別の状況(受託製品) 半導体製造装置関連分野(受託製品) 産業用制御機器分野(受託製品) 半導体製造装置の設備投資が09年末に再開され受注も回復基調 09年末にメモリ価格が回復、半導体需要の回復で設備投資が再開 市場回復が予想以上に遅れたが09年末から回復基調が顕著に 産業用制御機器分野(受託製品) 稼働率の向上も設備投資抑制の回復には至らず上半期は大幅減少 第4四半期から中国を中心に設備投資が再開、受注も回復基調に 車両・鉄道機器などのインフラ分野は堅調に推移 計測機器分野(受託製品) 半導体製造装置分野 予想以上に市場の回復が遅れ、売上減のカバーが出来なかった。 FPDの回復が貢献したのは、東芝・サムソンなど一部に留まる SEAJ 日本製7,954億円(-57%) 当社-19% 産業用制御機器分野 後半減速、新規液晶の検査 当社 +6% 計測機器分野 期初から低迷 電力・バイオで高付加価値向上(今後に期待) 当社 –21% 景気の停滞による計測器機市場の減速により期初から低迷 電力・省エネ関連は住宅の需要減で減少、第4四半期から回復基調に 計測機器は期初から低迷、第4四半期から回復基調に
2010年3月期 品目別の状況(自社製品) 組込みモジュール分野(自社製品) 半導体製造装置・産業用機器の設備投資減速の影響で大幅に減少 両分野とも低迷が続いたが、第3四半期から回復基調に転じた 通信・電力関連市場も低迷、市場全体が落ち込む 画像処理モジュール分野(自社製品) 画像処理製品も産業用検査分野の停滞を受けて低迷 液晶検査機器を中心に09年末に設備投資が回復、受注も回復へ 食品・薬剤など新分野の開拓が進み検査機器などで受注が増加 計測通信機器分野(自社製品) 半導体製造装置・通信市場の停滞の影響を受け減少 大口顧客向けは低迷したが、新規顧客開拓は順調に進む CTI製品は一般市場が回復、受注は堅調に推移 組込みモジュール分野 半導体分野(SEAJ –57%) 当社 –47% 画像処理モジュール分野 液晶が期初に回復、4Qにダウン 当社 –10% ① 環境対応: 計測通信分野 当社 –33% 商品(自社製品関連商品) 全体の低迷の影響 商品(自社製品関連) 昨年からの自社製品低迷を受けて関連商品も低迷 自社製品全般の低迷を受け、商品全般に販売が減少
2010年3月期業績 (経営成績) 2007年3月期(第48期)- 2010年3月期(第51期) 単位:億円 単位:億円 (説明) 雇用以外は、全ての経費を圧縮(20%削減した)
2010年3月期業績 (財政状態) 2007年3月期(第48期)- 2010年3月期(第51期) 単位:百万円
2010年3月期業績(キャッシュフロー) 2007年3月期(第48期)- 2010年3月期(第51期) 単位 百万円 単位:百万円
2010年3月期成果 (製品開発 1) 画像処理分野:プログラムを搭載可能な製品、新カメラインターフェースの開発 画像処理プログラムのカスタマイズ・搭載が可能な戦略製品の開発・製品化 高速・低コストの次期カメラインターフェースを搭載した製品の開発に着手 通信分野:産業用・高速通信モジュール「Gigaチャネル」の最高速版が完成 自社LSIを搭載、業界最高速 20Gbpsを誇る第2世代の製品を完成・出荷を開始 シリーズ化により最高速版からローコスト製品までラインナップが完成 新カメラI/F搭載 画像入力ボード APX-3662 AAE-B04 超高速画像入力ボード APX-3318 画像処理モジュール PSM-3318-02 (説明内容) B04の製品搭載展開 自社製品:10種、受託製品:10種 組込み仮想ソリューション リアルタイム処理、検討を始めた AAE-B04 20Gbps 超高速通信ボード・ APX-7102 ローコスト高速通信ボード APX-721
2010年3月期成果 (製品開発 2) アナログ処理分野:新シリーズの第1弾・ミドルレンジ製品が完成 高速アナログボード・シリーズの新製品・400MHz・14bitの中核製品が完成・出荷 ハイエンド500MHz版、ローエンド250MHz版の開発も進行 通信・監視分野:スマートグリッドに向けたインテリジェント電源などを開発 スマートグリッドにおける双方向エネルギー変換を行うデジタル制御電源を開発 CTI製品のWindows7・PCI Express対応、リモート監視製品の高機能化を実施 AAE-B04 高速アナログボード APX-500 400MHz/14bit変換モジュール ADM-414 開発中 ADMシリーズ (説明内容) B04の製品搭載展開 自社製品:10種、受託製品:10種 組込み仮想ソリューション リアルタイム処理、検討を始めた 統合監視ソフト ロガーボード ISDN1500版 エネルギー変換用 双方向コンバータ電源
2010年3月期成果 (組込み製品の差別化促進) 次期ビジネスに向け:「高速化・大容量化・省エネ化」に対応する差別化 高速化への対応:処理の高速化、伝送の高速化、アナログ信号処理(A/D)の高速化 組込みプラットフォーム(伝送:PCI Express)のコアとなるFPGA用のIPコアの開発 省エネ化への対応:省電力・エネルギーシフト技術 コア製品の省電力設計の推進と省電力プロセッサの採用 産業用の省電力化を支援する新しい製品の研究・開発 AAE-B04 (説明内容) B04の製品搭載展開 自社製品:10種、受託製品:10種 組込み仮想ソリューション リアルタイム処理、検討を始めた Intel ATOM採用 省電力MPUボード ACP-127 AAE-B04
2011年3月期 業績予想(品目別:連結・個別 ) SEAJの予測 その他の市場 -35%~-45%(日本製の装置) その他の市場 -37.5%(チップマウンタ) (注)数値は便宜上、百万円未満を四捨五入、「増減率」は、第51期比 ●カッコ内は、前年の実績値
半期業績の推移 (売上高・経常利益) 2009年3月期(第50期)- 2011年3月期(第52期)
売上・利益・経営指標の推移(連結:長期推移) 2002年3月期・第43期 - 2010年3月期・第51期(2011年3月期ー2013年3月期:計画) の推移
2010年中期経営計画概要 2011年3月期(第52期)-2013年3月期(第54期) コード番号 6918 2010年中期経営計画概要 2011年3月期(第52期)-2013年3月期(第54期) 2010年5月20日 (CPP-1005-3A)
中期経営計画 アバールグループの新たな飛躍へ 中期経営計画 アバールグループの新たな飛躍へ 売上60億以上、経常利益10%以上、ROE 6%以上 オンデマンド経営・ビジネスによる変化への対応 市場環境の影響を受けにくい事業構成で経営を安定化 自社技術をベースにした新規分野の顧客開拓と付加価値の向上 変化に対応、競争に勝抜き、継続成長が可能な体質 利益を重視、固定費の削減、スリムな組織、少数精鋭と柔軟な対応力 特定分野でNo.1のコア技術と製品の開発体制 組込モジュール、画像処理製品、通信技術とその融合によるシステム製品 産業電子機器フレキシブル生産で、業界トップレベル 内製・外注の最適化、戦略購買、高度な製造技術習得、生産プロセス見直し チャレンジ精神を尊重、成果の正当な評価 挑戦する環境の整備、人材の育成、公平な評価による成果主義の徹底
中期経営計画 成長のシナリオ1(強いアバールGへ) 市場回復と予想される組込市場の変化への対応(激変する市場環境への対応と飛躍) (成長の重要な要素:当社) ① 製品競争力 ② 多様化(販売分野) ③ 筋肉質(経費を低減、戦略投資を継続) ■ 事業の成長 ■ 景気回復期に備えて、差別化と顧客創出をI実現 ■ コスト最適化 ■ さらなる効率化と生産性向上により、 徹底したコスト削減を実現 ■ 新技術の採択 ■ 状況変化を敏感に捉える「察知力」と、 柔軟かつ迅速な「適応力」を発揮
中期経営計画 成長のシナリオ 2(今後の事業展開) 中期経営計画 成長のシナリオ 2(今後の事業展開) 差別化された新製品により新規分野の市場を開拓 中期計画_事業分野2009_08.png (説明) 各事業分野の割合 ・「現在の主力分野」が60%、「新しい応用分野」が40% 各分野の詳細 ・「太陽電池・2次電池」:画像処理 ・「鉄道・交通」:架線、レール、トンネル、道路(アスファルト) ・「データセンタ・地震・交通」: ・「バイオ・薬剤・食品」:ソニー(細胞記録・検査)、エーザイ
中期経営計画 成長のシナリオ 3(製品・市場開拓) 中期経営計画 成長のシナリオ 3(製品・市場開拓) 画像処理:コア技術を結集・応用分野拡大 Gigaチャネル:製品を進化・応用分野拡大 ソフト資産蓄積、コア技術IPI化、次世代カメラI/F 自社IPコアデバイス搭載、機能とコストで差別化 強みを生かす新分野の顧客開拓 超高速・大容量の通信ニーズの取込み (鉄道/交通・薬品/バイオ・太陽電池/2次電池分野) (産業用FA装置・画像伝送装置分野) 高速アナログ:差別化・新しい分野開拓 リモート監視:広いニーズ対応・市場拡大 リモート監視製品の強化・充実(差別化対応) 超高速から普及製品まで広いニーズに対応 エネルギーシフトに対応した産業用機器の開発 (検査・計測・解析分野) (災害監視・データセンタ・スマート電源分野)
製品競争力・収益性を強化、「実行と実現力」で目標を達成! 中期経営計画 事業戦略 製品競争力・収益性を強化、「実行と実現力」で目標を達成! (説明内容) 売上高75億円で、自社系製品を40%へ(現在は売上が下がり、ほぼ40%程度) (第49期決算説明会) 市場変化に対応、競争に勝ち抜き、継続的な成長を維持 自社系製品増加させ、売上バランスを改善、売上総利益率を改善 自社系製品・商品 :24億円(+30%)高付加価値製品の増加 受託系製品 :36億円(+46%)自社コア技術で高付加価値化 コア技術の選択と集中による成長の図式構築 自社コア製品を成長の3本柱に(組込み・画像・高速通信 + LSI事業) 組込みモジュール :売上 ±0% 国内シェアNo.1目標 画像モジュール :売上 +60% 国内No.1サプライヤーへ 計測通信機器 :売上 +200% システムインフラの地位獲得 画像セキュリティ:売上 2億円(新規分野:外部コラボレーション)
長期・半導体製造装置市場と業績 1999年3月期・第40期ー2012年3月期・第53期
2009年3月期・第50期 ー 2013年3月期・第54期(連結・個別) 中期・品目別売上・利益計画 2009年3月期・第50期 ー 2013年3月期・第54期(連結・個別)
注記 本資料に掲載されている当社の現在の計画、見通し、戦略、確信等は、本資料発表日現時点において入手可能な情報及び将来の業績に影響を与える不確実な要因に関わる仮定を前提としております。実際の業績は、今後様々な要因によって予測数値とは異なる可能性があるため、本資料のみに全面的に依拠することは控えていただきますようお願い申し上げます。 また、本資料は投資勧誘を目的としたものではありません。投資に関する決定は、ご自身のご判断において行われますようお願い申し上げます。
株式会社アバールデータ 会社概要 2010年度版 私たちは、お客様に「価値(value)」を提供し「信頼」を獲得します。 証券コード 6918 株式会社アバールデータ 会社概要 2010年度版 私たちは、お客様に「価値(value)」を提供し「信頼」を獲得します。 2010年5月20日 ( CPP-1005-1C)
会社概要 株式会社アバールデータ(175名+5名) 本社・町田事業所 東京都町田市旭町1-25-10 厚木事業所 神奈川県厚木市金田1041 本社・町田事業所 東京都町田市旭町1-25-10 厚木事業所 神奈川県厚木市金田1041 株式会社アバール長崎(125名+5名)
沿革 1959 応用電子研究所を母体に東洋通信工業株式会社(東京・渋谷区)を設立 1979 初の自社製品ポータブルタイプのPROMプログラマ「Pecker」を開発・発表 1985 68000プロセッサを搭載したVME busボードコンピュータを開発 1987 自社製品の開発・製造拠点として「株式会社アバール長崎」を設立 1988 画像処理製品の開発プロジェクトを発足 1989 社名を「株式会社アバールデータ」に変更 1991 店頭銘柄として新規登録(現JASDAQ) 1995 品質マネジメントシステムISO9001の認証を取得 1996 (株)アバール長崎:品質マネジメントシステムISO9001の認証を取得 (株)アバール長崎:CTI製品を初めて国産化 1997 Compact PCI busモジュールを初めて国産化 2001 環境マネジメントシステムISO14001の認証を取得(㈱アバール長崎:2006年取得) 2003 (株)アクセルと画像描画・伸張LSI応用システム製品事業の協業で合意 2007 PCI ExpressブリッジLSIを開発、自社製品への組込と単体のサンプル出荷開始 東京エレクトロンデバイス(株)とLSI・ボード販売等に関して業務提携
関連事業分野と利用製品 世の中の商品とつながっているアバールデータの製品 (2008年中間期時点) 半導体製造装置関連 40% 半導体製造装置関連 40% FA制御機器 20% 検査・計測機器 20% CTI関連機器 10% 電力・省エネ機器 10% 医療機器 1% (生産規模) 90%がボード製品 12,000枚/月 (人員配置:アバールグループ 300名) 技術者 45%、115名
「組込み製品」とは? 1 アバールデータの主要なビジネスである組込み製品の「組込み」とは何でしょうか?
「組込み製品」とは? 2
技術分野とコア技術 (業務量と人員配置) 全体売上: ボード 80%、システム 20% システム技術 30% 生産技術 40% 全体売上: ボード 80%、システム 20% システム技術 30% 生産技術 40% 省エネ・電力測定技術 30% 個別技術(人員配置) モジュール設計技術 30% ソフトウェア技術 40% コアデバイス技術 30%
主力製品分野 (組込・画像・通信) 組込製品:産業用機器の 頭脳 画像処理製品:産業用機器の 眼 半導体製造装置・産業用ロボット等の制御 産業用機器で欠陥検査・形状認識などに応用 Intel系、PowerPC系の最新プロセッサに対応 画像取込から画像処理までフルラインナップ OS、ミドルウェア、ドライバなどを提供 画像処理ソフト、ライブラリも提供 通信製品:産業用機器の 神経 通信製品:CTI・リモート監視 大量のデータを超高速で確実に伝送 アナログ通信からIP伝送まで国内髄一の技術 独自開発のLSIを搭載、機能とコストで差別化 音声応答、FAXサーバ、コールセンタ 業界最高速(長距離伝送) サーバや電力機器の遠隔監視・管理システム
CSR経営 (企業の社会的責任への対応) チームマイナス6% 緑の地球ネットワーク 日本ユニセフ協会 日本赤十字社
ご質問のコーナー 会社の概要 2011年3月期 2010年3月期業績 中期経営計画 会社概要 事業分野 2011年3月期業績予想 S 会社の概要 会社概要 事業分野 組込み1 組込み2 コア技術 主力製品 CSR経営 2011年3月期 2011年3月期業績予想 業績の推移(半期) 業績・経営指標の推移(10年) 2010年3月期業績 受託製品分野 自社製品分野 経営成績 財政状態 キャッシュフロー 成果(画像・通信) 成果(アナログ・エネルギー) 挑戦(新分野) 中期経営計画 経営方針 成長のシナリオ1 成長のシナリオ2 成長のシナリオ3 中期・事業戦略 半導体製造装置市場と業績 売上・利益計画 Others トップページ