総合戦略の基本目標:地域の稼ぐ力を高め、良質な雇用を創出する 宇城市雇用創出に向けた域内経済循環促進事業 宇城市 地方創生 地域の背景・課題 総合戦略の基本目標:地域の稼ぐ力を高め、良質な雇用を創出する ■本市は、就職を契機とする若年層の流出が課題であり、市内産業の賃金の低さが主要因。 ■外貨を稼ぐ地域中核企業もハブ機能が弱く(※域内取引関係が少ない)、域内で外貨を循環させる仕組みがない。 ⇒地域中核企業が域内取引を拡大し、他産業のイノベーションを促して引き上げるという域内経済の好循環化が必要。 (右図:RESAS地域経済循環マップ地域経済循環図2010年宇城市「支出」の詳細) 企業の設備投資や地域内産業の移輸出入において、支出が地域外に流出。 取組の概要 雇用の創出 産業振興プラットフォーム設立 地場企業のキーパーソン 商工会・JA・金融機関 大学関係者・官公庁 等 その後は 宇城市産業連関表(※)の作成による地域経済構造の分析 (※)産業間の依存関係の把握や産業施策による経済波及効果の分析に活用できる。 ☆サポート体制 ① “地銀系シンクタンク”の 調査・分析ノウハウ⇒職員勉強会「産業連関表とは」の実施 ② “大学教授”の地域経済構造分析に関する専門的知見⇒産業連関表活用に向けた講演会を予定 ・産業連関表に基づく数値データ分析 ・産業振興施策の立案 ・目標値・施策効果の検証 ・PDCAの確立 ☆地元企業の情報収集 ①地元企業へのアンケート・聞き取り調査 「どこから仕入れ、どこに販売しているか」 「どのような製品・技術をもっているか」 「生産余力・域内取引拡大の可能性はあるか」 ⇒施策立案の要となる“企業の声”を聞く ②既存統計データの活用(工業統計・経済センサス等) ①・②の結果を融合させ、より実態に近い 産業間の取引を、産業連関表としてまとめる。 企業間の繋がり・関連性 見える化 取引関係・ニーズ 《その他・・・雇用・研究・開発を支援》 ■高校等卒業予定者向け合同企業説明会 ・市内高校との協力体制 ・高校と地元企業との出会いの場 ・地元就職への意識付け ⇒若い担い手確保 売上 保有技術 発展への課題 宇城市の強み・弱みを発見 ■新事業挑戦応援補助金 ・外貨を稼ぐ地域中核企業を支援 ・新商品・技術の研究開発 ⇒新たな事業展開による利益増で 地域を牽引する企業の育成 自治体が産業構造の実態を把握し、 データに基づく域内取引の目標値を設定。