地域情報学 C言語プログラミング 第1回 導入、変数、型変換、printf関数 2016年11月11日 三井真吾 メール:smitsui@staff.kanazawa-u.ac.jp 居室:工作実習棟 HP:佐々木敏彦研究室HP http://next.w3.kanazawa-u.ac.jp/
C言語とは? コンピュータプログラミング言語の一つ。 機械語(01001…) C言語(int main(){printf(“Hello!”); return 0;}) 自然言語(Hello!) C++という拡張言語がある。 コンピュータを命令どおりに動かすことが目的。 高速に大量に計算する。グラフを書く。等 本講義の目的 プログラミングに慣れ、ICTを理解して利活用できるようにする。
プログラムを作って実行するには? コンパイラでC言語を実行ファイル(exeファイル、機 械語)に変換しなければならない。 コンパイラ #include <stdio.h> int main() { printf("Hello World!!"); return 0; } プログラムファイル test.c オブジェクトファイル コンパイル リンク ↑ 実行ファイル test.exe test.o コンパイラ
環境設定1 コンパイラ(MinGW)のインストール http://www.mingw.org/にアクセス。 右上の「Download Installer」からダウンロード。 インストーラーを起動。 Install Continue 「mingw32-base」「mingw32-gcc-g++」のみにチェック 左上InstallationのApply Changes Apply 止まったら終了。
環境設定2 環境変数 環境変数とはアプリケーションを起動するときの検索先 を指定すること。 設定方法 左下の検索窓から「システム環境変数の編集」を検索 環境変数をクリック。 Pathを探す。 新規に C:\MinGW\bin を作る。 PCを再起動。 起動確認 コマンドプロンプトでgccと打つ。 gcc: fatal error: no input files… と出ればOK。
基本文法 #include <stdio.h> //インクルードファイル int main(){ //関数名 printf(“Hello World!!\n”); /*命令文*/ return 0; /*戻り値*/ } printfは、文字を出力する関数。 \nで改行。 ファイル名は、test.cなどとして保存。 編集はメモ帳など、通常のテキストエディタで良い。
プログラミングのルール 基本的に1文字でも間違ったら動きません。 上から順番に実行される。 命令の最後には必ず「;」(セミコロン)を付ける。 余分な空白、改行は無視される。 基本的に半角英数字を使う。 大文字と小文字は区別される。 「//」で1行分、「/* ~ */」で囲まれた部分はコメントとして実行されない。 ファイルの拡張子は「.c」とする。(拡張子は見えるようにしておこう。) \と\(バックスラッシュ)は同じです。
コンパイル 任意の場所にworkフォルダを作る。 メモ帳でtest.cというファイルを作る。 フォルダ上で「Shift」を押しながら右クリック。 コマンドウィンドウをここで開く。 gcc test.c でコンパイル。 a.exe で実行 Hello World!と出ましたか? test.c #include <stdio.h> int main(){ printf(“Hello World!!\n”); return 0; } 課題:以下を出力して下さい。 私は○○○○です。 ○○○○専攻です。 学籍番号は、○○○○です。
第1回レポート 提出期限:11月17日 smitsui@staff.kanazawa-u.ac.jpにメールで提出。 メールの書き方も採点する。 以下の標準出力を行う.cファイルを書きなさい。 改行を入れて見やすくすること。 ※カタカナの”ソ”はエラーが出るようですので、使用しないか気にせず書いて下さい。 平成28年11月○○日 (授業の抱負200字以上) 所属 ○○○○ 学籍番号 ○○○○ 氏名 ○○○○
ビジネスメールの書き方 件名:地域情報学レポートの提出 本文: ○○様 (又は ○○先生) ~の○○と申します。 ~~~~~~~~ 以上、宜しくお願い致します。 所属 ○○○○ 学籍番号 ○○○○ 名前 ○○○○