情報理論2 第3回 小林 学 湘南工科大学 2011年10月25日 〒 神奈川県藤沢市辻堂西海岸1-1-25

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第 2 章 数値の入力と変数 scanf と変数をやります 第 2 章 数値の入力と変数 1. 以下のプログラムを実行してみよう  C 言語では文の最後に「 ; 」(セミコロン)が付きます 第 2 章 数値の入力と変数 2 #include int main() { int x; x = 3; printf("x.
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情報理論2 第3回 小林 学 湘南工科大学 2011年10月25日 〒251-8511 神奈川県藤沢市辻堂西海岸1-1-25 情報理論2 第3回 小林 学 〒251-8511 神奈川県藤沢市辻堂西海岸1-1-25 Tel. 0466-30-0232(直通) Fax. 0466-34-5932 kobayasi@info.shonan-it.ac.jp

データ構造1:スタック Data [0] [1] [2] [3] [4] DataNo 画面出力 Input(5) 5 1 Page 2 int DataNo=0; :データの数を表す int 型変数 int Data[5]; :データを格納する int 型配列 Data [0] [1] [2] [3] [4] DataNo 画面出力 Input(5) 5 1 Input(13) 5 13 2 Output 5 1 13

データ構造1:スタック Data [0] [1] [2] [3] [4] DataNo 画面出力 5 1 Input(9) 5 9 2 Page 3 Data [0] [1] [2] [3] [4] DataNo 画面出力 5 1 Input(9) 5 9 2 Input(22) 5 9 22 3 Output 5 9 2 22 Output 5 1 9

Page 4 [今回の課題1] int DataNo=0; :データの数を表す int 型変数 int Data[5]; :データを格納する int 型配列 上の定義に対して,以下の命令を実行したときの配列Data の内容と DataNo の変化,画面出力をメモ帳に記述しなさい Input(2) → Output → Input(4) → Input(7) → Output (1)と同様に,以下の結果をメモ帳に記述しなさい Input(4) → Input(12) → Input(22) → Output → Output → Output

Page 5 [前回の課題1] (1) double 型の変数 x を用意し,キーボードから数字を入力する. (2) double 型の変数 y を用意し,次式を計算. (3) 結果の y を表示するプログラム作成 (4) (1)~(3)を 4 回繰り返すプログラム作成 [参考] double x; double 型変数の定義 scanf(“%lf”, &x); double 型変数の入力 printf(“%f”, x); double 型変数の表示

Page 6 [前回の課題1実行例]

Page 7 [前回の課題1解答] #include<stdio.h> void main(void){ int i; double x, y; for(i=0 ; i<4 ; i++){ printf("x="); scanf("%lf", &x); y = 5*x*x*x+(2*x-3)*x+4; printf("y=%f\n\n", y); }

Page 8 [今回の課題2] (1) double 型の配列 x[5] を用意し,それぞれにキーボードから数字を入力する. (2) double 型の変数 sum を用意し,x[0]~x[4] の和を計算. (3) double 型の変数 ave を用意し, x[0]~x[4] の平均を計算. (4) double 型の変数 sig を用意し, x[0]~x[4] の分散を計算. (5) sum,ave,sig をそれぞれ表示するプログラム作成 [参考] 入力が 4 1 5 7 3 のとき sum = 4 + 1 + 5 + 7 + 3 = 20 ave = sum / 5 = 4 sig =( (4–ave)2+ (1–ave)2+ (5–ave)2+ (7–ave)2+ (3–ave)2 ) / 5 = 4

[今回の課題2の実行例] Page 9 #include<stdio.h> void main(void){ int i; double x[5], sum, ave, sig; printf("配列x:"); for(i=0;i<5;i++) scanf("%lf", &x[i]); sum = 0; for(i=0;i<5;i++) sum += x[i]; //和 ave = sum / 5; //平均 (ここにsig を求めるプログラムを作成しなさい) }

Page 10 [今回の課題3] 100項までのフィボナッチ数列を表示するプログラム作成 フィボナッチ数列とは以下のように続く数列 0 1  1  2  3  5  8  13  21  34  55  89  144 (2) 100項までのフィボナッチ数列の和を表示するプログラム作成 [参考] フィボナッチ数列は,前の2項の和  0  13 =  5 +   8  1  21 =  8 +  13  1 = 0 + 1  34 = 13 +  21  2 = 1 + 1  55 = 21 +  34  3 = 1 + 2  89 = 34 +  55  5 = 2 + 3 144 = 55 +  89  8 = 3 + 5 233 = 89 + 144

Page 11 [今回の課題3の実行例]

[今回の課題4] Page 12 スタック構造を実現するプログラムを作成しなさい [実行例]