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1 LHC 加速器の概要 V1 近藤敬比古( KEK ) (Version-0) V1(4.20)V2( ) 参考文献 : [Ref-1] LHC Design Report Volume I : The LHC Main Ring
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FY2015 FY2015 最低線 物件費 TGC 維持費 6,000 Muon トリガー開発 17,000 SCT 維持費 5,000 ストリップ検出器開 発 30,000 その他アトラス+数 値雑費 6,0004,000 研究員 6,0000 小計 70,00062,000 運転費運転経費 115,0000.
熱々のクォークスープと宇宙の始まり ー ビッグバン直後の物質に迫る ー 初田哲男 (東京大学・理学系研究 科)
2009 年度 宇宙史拠点実習 LHC-ALICE 班の成果報告会 『 LHC-ALICE 実験における Event Display による観測と荷電粒子の解析』 所属:筑波大学大学院 数理物質科学研究科 物理学専攻 宇宙観測研 究室 前橋 秀紀 滞在期間: 2010 年 3 月 4 日から 23 日まで。
LHC 計画とアトラス実験の現 状 LHC 計画の概要 LHC 加速器と土木工事 LHC の財政危機と新ベースラインの決定 アトラス実験 アトラス日本グループ予算 その他.
あいさつ 長時間の活発な議論ありがとうございま した KEK 徳宿克夫. ATLAS LHC b CMS ALICE LHCf TOTEM MoEDAL LHC: circumfernce: 26.7km Nagoya subway: meijo-line: 26.4km (completed in.
陽子・陽子衝突による TeV 領域の素粒子物理 (領域略称名:アトラス実験)
LHC計画 記者懇談会資料 その1 姿を現したTGCシステム
所属:筑波大学大学院 数理物質科学研究科 物理学専攻 宇宙観測研究室
東海-神岡ニュートリノ実験 T2K 2010年8月5日 小林 隆.
相対論的重イオン衝突実験 PHENIXにおける Aerogel Cherenkov Counterの シミュレーションによる評価
J-PARCでのニュートリノ実験 “T2K” (東海to神岡) 長基線ニュートリノ振動実験
電磁カロリーメーターを使って中性パイ中間子を見よう!
PF-ARフロントエンド部における冷却水流量計に関する評価
J-PARC出張報告 7/31 植木.
α α 励起エネルギー α α p3/2 p3/2 α α 12C 13B 12Be 8He α α α
山崎祐司(神戸大) 粒子の物質中でのふるまい.
高エネルギー加速器制御システムにおけるPythonの活用
COMPASS実験の紹介 〜回転の起源は?〜 山形大学 堂下典弘 1996年 COMPASS実験グループを立ち上げ 1997年 実験承認
リニアコライダー実験における衝突点回りの測定器の最適化
DAQ-Middlewareトレーニングコース 実習
LHC Run-2 進展状況 [1] Run-2に向けたアトラス検出器の改良 [0] Run-2 LHC
THPS081 KEK-STFにおける量子ビーム実験のためのキャプチャークライオモジュールの建設とビーム運転 概要
富士テストビームチャンネル案 富士テストビームチャネル製作委員会.
素粒子実験領域,実験核物理領域合同シンポジウム LHC First Collisionに向けた実験準備
DAQ-Middleware トレーニングコース 実習
アトラス日本グループ アトラス日本グループのメンバー アトラス日本グループのアトラス建設に対する貢献 計17機関(2016年現在)
ATLAS実験における超対称性事象のバックグラウンドの実験的評価
CERN (欧州原子核研究機構) LEP/LHC 世界の素粒子物理学研究者の半数以上の約7000人が施設を利用
ATLAS アップグレードに向けた ミューオン検出器読み出し回路の研究開発
CERNとLHC加速器 LHC計画 (Large Hadron Collider Project): CERN
LHC加速器の設計パラメーターと 2012年の運転実績
ATLAS TGC システムの インストレーション報告
蓄積イオンビームのトラップからの引き出し
最初に自己紹介 高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所 幅 淳二
最初に自己紹介 高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所 幅 淳二
Azimuthal distribution (方位角分布)
アトラス実験で期待される物理 (具体例編) ① ② ③ ④ ① ② ③ 発見か? 実験の初日に確認 確認! 2011年5月9日 ④ 未発見
LHCでの発見へ向け 世界最大コンピューティンググリッドが始動
ATLAS実験におけるシミュレーションを用いたエンドキャップトリガーの性能評価
アトラス日本グループ アトラス日本グループのメンバー アトラス日本グループのアトラス建設に対する貢献 計17機関169人(2015年現在)
研究会 「LHCが切り拓く新しい素粒子物理学」
アトラス:シリコンマイクロストリップ(SCT)の運転状況
KEKB 加速器の紹介 - 加速器の歴史の中で -
PHENIX実験におけるp+p衝突実験のための
  セ  ル  ン         エル エイチ シー C E R N と L H C 計画 2012・8・21.
宇宙核物理実験プロジェクトメンバー紹介 久保野 茂 (教授、グループリーダー)
2015年夏までの成果: 超対称性(SUSY)粒子の探索
EMCalにおけるπ0粒子の 不変質量分解能の向上
宇宙史実習報告会 筑波大学 宇宙観測研究室 長崎岳人 2010/3/22
ATLAS実験における高速飛跡 トリガーシステムの開発と構築1
ストレンジネスで探る原子核 -ハイパー核の世界-
Cryogenics Science Center
広島大学におけるHEPnet-J 利用状況
早稲田大学 理工学術院 鳥居研究室 宇宙線の観測 宇宙線はどこから? 電子望遠鏡CALET LHCf加速器実験 卒業生の進路 研究活動
アトラス:シリコンマイクロストリップ(SCT)の運転状況
4リング同時入射 M. Satoh (KEK Acc. Linac Control/ Commissioning G.)
LHCの加速装置はショボイ こんな加速器がわずか 8個設置されているだけ。 小さな努力の 積み重ね
入射機(PS)でのバンチ生成(BCMS: Batch Compression Merging and Splitting)
アトラス端部ミューオントリガー系:ATLAS Endcap Muon Trigger System
電気電子工学コース 中間発表 FPGAで動作する中央値を用いたフィルタ作成
2015年夏までの成果: 超対称性(SUSY)粒子の探索
! Web(World Wide Web)の発祥地 ! LHC計画 (Large Hadron Collider Project):
2016年夏までの成果:標準理論を超える新粒子の探索(その1) 緑:除外されたSUSY粒子の質量範囲 [TeV]
2017年夏までの成果:標準理論を超える新粒子の探索(その1) 緑:除外されたSUSY粒子の質量範囲 [TeV]
H25年度向け概算要求資料 高輝度LHCによるエネルギーフロンティア での素粒子物理
J-PARC-HI 提案書へのコメント 高エネルギー原子核実験グループの立場から
荷電粒子の物質中でのエネルギー損失と飛程
Clusteringを用いたEMCal解析
LHC (Large Hadron Collider)
Presentation transcript:

Web(World Wide Web)の発祥地 CERNandLHCPoster-V3J, http://atlas.kek.jp/sub/poster/index.html CERNとLHC加速器 C E R N (欧州合同原子核研究機関 ) 1954年に欧州12カ国が設立。CERNは設立時の称号 Conseil Europeen pour la Recherche Nucleaire に由来する。ジュネーブ市郊外のスイスとフランスの国境にまたがる。現加盟国は20カ国。年間予算は約1000億円で職員数は2500人。 Web(World Wide Web)の発祥地 CERNのコンピューター技術者のTim Berners-Lee氏は、世界に散らばっている実験チームメンバーの間で自由に情報交換するにはどうしたらよいか悩んだ末、1990年末にWebの発明した。 LHC計画 周長27kmのトンネル(地下深度約100m )に設置され 14 TeVの陽子・陽子衝突を実現する。4ヵ所の衝突点でATLAS, CMSの汎用陽子衝突実験、重イオン実験のALICE, b物理のLHCbの実験を行う。 建設中のLHC加速器: 7 TeVの陽子ビームは1232台の超伝導ダイポール電磁石(15m長, 8.36テスラ, 1.9K, 2-in-1型)で曲げられる。陽子・陽子衝突のルミノシティは1034cm-2s-1。2007年1月までに1000台以上のダイポールマグネットが設置された。2007年11月にビームを入射エネルギー450GeVの運転をする。 LHC加速器建設における日本の協力: 日本は政府は1995年にLHC加速器の建設協力を決定した。建設協力の一つとして、高エネルギー加速器研究機構(KEK)は、衝突点近くに設置してビームを細くする超伝導4重極マグネット(5m長)16台の設計と製造を担当した。左図は超伝導ケーブル巻きの作業、右図はトンネルに据え付けられたマグネット。