フィランソロピー都市宣言について 資料3 フィランソロピー都市宣言(宣言文)

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フィランソロピー都市宣言について 資料3 フィランソロピー都市宣言(宣言文)  フィランソロピー都市宣言について 資料3     フィランソロピー都市宣言(宣言文)  世界では、寄附や投資等を通じた公益活動(フィランソロピー)が、社会的課題解決の第三の道として新たな時代の潮流となっており、 「フィランソロピーの黄金時代」を迎えたとさえ言われている。わが国においても、NPOや社会的企業など新たな公共の担い手の増加、CSR(企業の社会的責任)への関心が進む中、課題解決のための新しい鍵として、非営利セクターと政府との協働が注目されている。  都市発展の歴史において民の力が大きな役割を果たしてきた大阪は、これまで民間公益活動の分野でも様々な先駆的な取組を生み出し実現してきた。こうした蓄積を活かし、この度、「民都」として大阪の民の力を最大限に活かす都市をめざして、官民が協力し、非営利セクター関係者が法人格を越えて集う「民都・大阪」フィランソロピー会議を設置した。  大阪は、この「民都・大阪」フィランソロピー会議を核として、府域全体における地域活動も含めた民間公益活動の担い手が垣根を越えて集い、その多様性を活かしつつ繋がることで新たなアイデアや知恵を生み出すとともに、非営利セクターの活性化やソーシャルビジネスの拡大などを通じて、これまでになかった連携や協働を生み出していく。これにより、様々な分野において豊かで美しい大阪に向けて民が主体となったソーシャル・イノベーションを創出する都市をめざす。  そして、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献するとともに、世界のフィランソロピストの思いに寄り添う都市として、日本・世界中から第2の動脈(寄附、投資、人材、情報)が集まり、民間公益活動の担い手を育て・支えていくことでその活動を拡げ、社会的インパクトを次々と生み出し続ける都市をめざす。  これらを通じて「フィランソロピーにおける国際的な拠点都市」の実現をめざすことをここに宣言する。 平成30年6月1日 「民都・大阪」フィランソロピー会議 ※下線部は、第1回会議時点からの修正点 1

フィランソロピー都市宣言について ■ フィランソロピー都市宣言の主な修正点  フィランソロピー都市宣言について     ■ フィランソロピー都市宣言の主な修正点 ※第1回会議でいただいた意見等を踏まえ、都市宣言に以下の要素を追記 〇課題解決のための新しい鍵として非営利セクターと政府との協働の視点を記載 〇大阪には民間公益活動の分野で様々な先駆的な取組を生み出し実現してきた蓄積があることを記載 〇府内の都市との連携や府域全体で取り組むことが重要という視点を記載 〇地域活動も含めた民間公益活動であるということを記載 〇非営利セクターの多様性を活かし繋げるという視点を記載 〇目指すべき都市像として、非営利セクターの活性化に加えソーシャルビジネス拡大を記載 〇豊かで美しい大阪を目指すものであることを記載 〇万博との連携を意識することが重要であることから、SDGsの達成への貢献という視点を記載 〇国内外から第2の動脈が集まり、民間公益活動の活性化につながることを目指すということを記載 〇民間公益活動の担い手を育て・支えていくことでその活動を拡げていくということを記載 〇公益における社会的インパクトを次々と生み出し続けていくということを記載 2

フィランソロピー都市宣言について ■ 今後の進め方  フィランソロピー都市宣言について ■ 今後の進め方  (1) 宣言 平成30年6月1日 「フィランソロピー大会OSAKA2018」において宣言文読み上げ  (2) 宣言の発信     ・宣言(大会)後、①事務局ホームページに掲載、②会議参画メンバーによる発信など、幅広く宣言を発信     ・世界への発信という観点で、宣言文の多言語化  (3) 賛同者の募集     ・事務局ホームページにおいて、フィランソロピー都市宣言に対する賛同者を募集      (「フィランソロピー大会OSAKA2018」来場者アンケート参照) ※賛同者募集のステップ2(行動宣言を伴う賛同)については、引き続き、運用ルール等を検討 3