2019年1月22日 生命環境科学域 応用生命科学類 尾形 善之 生物統計学・第15回 期末レポートの説明 2019年1月22日 生命環境科学域 応用生命科学類 尾形 善之
期末レポートの内容 使うデータ 「biostat18finaldata.txt」 遺伝子発現データ 生物統計学の「第15回」の「期末レポート用データ」のテキストの絵を右クリックして保存する。 遺伝子発現データ でもマイクロアレイではありません。 次世代シーケンサーを使った「RNA-Seq」解析のデータです。
試料 シロイヌナズナの4系統 Col-0とSei-0コントロール(野生種) FcsとFsc:Col-0とSei-0との交雑種 菌感染の耐性が高いとされている(雑種強勢)。
実験の概要 菌の感染 時系列データ Pseudomonas syringae (Pst DC3000) 感染後:1日目、2日目、3日目 感染すると、過敏感細胞死が誘導される。 時系列データ 感染後:1日目、2日目、3日目
データの説明 36実験の遺伝子発現データ シロイヌナズナ 4系統、時系列3時点、3反復 提供するのは反復なしの12実験のデータです。
データの概要 データの概要 次世代シーケンサー(Illumina社HiSeq2000) 塩基長:76塩基 配列数:900,224,946配列(900メガ配列、9億配列)
研究目的 雑種の菌感染時に特異的に発現する遺伝子を探す。 主成分分析(第10~12回)を使って探す。 これらの遺伝子は菌感染に関係がある可能性がある。
期末レポートの概要 提出期限:2月5日(火)必着 提出先 ただし、ワードファイルで提出する場合は、ファイルの日付で確認します。 印刷物:B11棟413号室のレポート入れ ワードファイル:ogata@plant.osakafu-u.ac.jp
期末レポートの様式 提出物 書式 印刷物、またはワードファイル 図表やエクセルファイルを提出する場合は、圧縮して提出してください。 圧縮ファイルのサイズに注意してください。数メガバイト程度ならば、メールに添付できます。 書式 原則として自由ですが、採点対象です。
期末レポートについての質問 質問はメール、または直接教員室に来てください。 直接来る場合は、予めメールで時間を確認しておくと確実です。 メール:ogata@plant.osakafu-u.ac.jp 教員室:B11棟4階413号室 直接来る場合は、予めメールで時間を確認しておくと確実です。
期末レポートの配点 25点 配点 厳しく採点します。 書式:5点 目的、材料、方法:5点 解析内容、結果:5点 考察:5点 全般での加点:5点
書式 表紙 タイトル、学籍番号、名前、提出日 レポートのスタイル 目的、材料、方法、結果、考察、感想
目的、材料、方法 目的 材料 方法 この解析を通じて何を明らかにするのか? どんなデータを使って解析するのか? 解析方法についての説明 このレポートでは、方法と解析内容と結果を合わせて書いても構いません。
解析内容、結果 解析内容 結果 方法に基づいて解析した内容を説明する。 結果と合わせても構いません。 方法、解析内容に基づいて得られた結果を記す。 図表を効果的に使うと高得点が期待できます。
考察 結果に基づいて、何が明らかにできたのかを記す。 特に、考察の初めに、この解析で最も大事なことを記す。 キーセンテンス、トピックセンテンスを記す。 題目と目的と考察が一致することが重要です!!
全般での加点 例えば、結果で効果的に図表を描けているか、手順書以外の方法、など。 本実習以外のアプローチも加点対象です。
今日のレポート 生物統計学の授業を通じて、「木を見て森を見て、また木を見る」ことについて、どのように理解しましたか。 これまでの授業の感想を書いてください。 採点対象ではありませんが、レポートの提出が出席の扱いになります。