女性リーダー育成事業について 課題・背景 第4次男女共同参画基本計画の上場企業役員に占める女性の割合を「5%(早期)、更に10%を目指す(平成32年)」という成果目標の達成に向けて、女性役員数を1,510人(平成29年7月現在)→約4,000人に増やす必要がある。 <上場企業の女性役員数の推移と目標>

Slides:



Advertisements
Similar presentations
平成 27 年度「東日本大震災からの復興を担う専門人材育成支援事業」 事業計画概要 (様式1)(別紙 4)① 「事業名」(学校名) 実施体制イメージ図 参加・協力機関 ○ イメージ図や協力機関等を記載して、実施体制をわかりやすく記載する。 ※代表機関には下線を引くこと。 参加・協力機関: ○○ 機関.
Advertisements

入学センター入学課 佐藤 友信. 目 次 1. 提案の背景 2. 改善内容及び期待できる効果 3. まとめ 4. 今後の展望.
CSnet 顔の見える きずなを 日本と中国に CSnet
ハッピーキャリアプログラム 女性リーダー育成コース
女性有資格者等復帰訓練事業(Lフェニックス拡充訓練)
~ リーダーシップ強化のための 「 360°フィードバック」 ~
キャリアアップ助成金(人材育成コース)の活用事例
SV2004 スポーツを楽しくコーディネイト SV2004の活動紹介 2005年12月15日.
笑顔の3分間ワークショップ Thank You株式会社.
2004年11月22日 第2分科会 国際競争力のある人材育成.
私が“企画屋”となった理由 高田 貴久 【プロフィール】 【講師からのコメント】 【担当学生から】 【著書】 経営コンサルタント
第1回 英語教育推進委員会 資料 平成24年5月30日 福井県国際交流会館 1.
藤堂乃夫宏・中原将秀・廣川正樹・松本和彦・荻野憲一
本日の内容 当社概要 1 資生堂「健康宣言」/禁煙対策のはじまり 2 当社における禁煙対策 3
政府機関におけるセキュリティ・IT人材育成総合強化方針(案) 【概要】
平成27年度予算(地域中小企業・小規模事業者UIJターン人材確保等支援事業) 【1.事業の実施内容・方法】
日露/日印大学間交流推進プラットフォーム
COBIT 5 エグゼクティブ・サマリー.
<会場 神奈川中小企業センター 13階第3会議室> 無料 /定員30名
(一社)大学女性協会新潟支部研究発表 新潟県内の中小企業における 労働環境調査 ~女性活躍の状況に関して~
お申し込みは下記をご記入の上、FAXにてご送信ください。
2004年6月3日 第2分科会 国際競争力のある人材育成.
第10回 基礎ゼミcクラス 監査役と監査役会(pp.99) 監査役とは
「沖縄におけるスポーツサイエンスの拠点化に向けた
大阪府健康づくり推進条例の概要について (1) 条例制定の背景・必要性 (3) 条例案の概要 (2) 条例制定のポイント
第70回全国連合小学校長会 研究協議会北海道大会 第61回北海道小学校長会 教育研究函館大会
長期滞在型テレワークの誘致及び導入検討調査
(領域統括:氏氏 名名 ○○大学 ○研究科 教授)
第4章 GISと社会 4.GISと教育・人材育成
20XX年度 ○○施策導入について (例)  社内講師の計画的育成とトレーニング導入について ○年○月○日 所属・担当者名.
平成19年度青年部会「第2回~第4回研修会」(人材育成研修会)実施計画書
秋田県経営品質協議会・経営品質協議会共催
女性活用の「組織」「自分」へのメリットを理解する
4.新たな価値を生み出す市政改革 52.
メンターチームによる初期研修について 1 現在の課題 国の方向性
「沖縄におけるスポーツサイエンスの拠点化に向けた
上級アドミニストレータ連絡会 関西研修会 平成18年11月25日 公認会計士・公認システム監査人 藤野正純
2011年 1月.
大阪バイオ戦略2017のポイント 重点取組 主な取組 オール大阪で事業推進 規制改革 治験促進
スポーツ医科学に基づく「奈良メソッド」確立に向けたプログラムづくり
フィランソロピー都市宣言について 資料3 フィランソロピー都市宣言(宣言文)
「地域経済産業活性化対策調査(沖縄市が整備するアリーナ施設を核としたまちづくり等に関する基礎調査)」
平成26年度補正予算「地域中小企業・小規模事業者人材確保等支援事業」 【1.事業の実施内容・方法】
レジュメ ◇前回3月19日のCDA更新ポイントの参加証明書 ◇今回4月8日のCDA更新ポイントの参加証明書 CDAナンバーの記載
~求められる新しい経営観~ 経済学部 渡辺史門
(株)ヨシオ様の変革に向けて 会長のお話 意志の疎通 ・理念・技術を従業員に ●トップダウン 落とし込むのが難しい ・若手の「報連相」が
1業務の実施方針等に関する事項 【1.1調査内容の妥当性、独創性】
Cisco? 直感的な操作と圧倒的臨場感のビデオ会議システムで 業務効率化と顧客サービス強化を目指す Why 課題 ソリューション
1業務の実施方針等に関する事項 【1.1事業実施の基本方針、業務内容等】
(C)2011女性にやさしい職場づくりナビ.
平成26年度補正予算「地域中小企業・小規模事業者人材確保等支援事業」 【1.事業の実施内容・方法】
大阪府子どもの未来応援ネットワークモデル事業 <取組のポイントと成果>
【バリアフリー対応のバス(リフト付バス)】
地方創生に向けた自治体SDGs推進事業 平成30年度予算案5億円(平成30年度からの新規事業) 実施期間:平成30年度~(新規)
資料2 立地推進体制について(案) 平成23年7月26日.
平成30年度沖縄振興実現調査事業 「離島地域の石油製品価格低減化に向けた実態調査」 技術等提案書(ひな形)
ー提案書ー 平成30年度 インバウンドによるお土産農林水産物・食品の 効率的受取方法の構築に関する実証調査業務 (日付) (企業名)
資料5 大阪がん患者団体協議会の対外事業活動 2018年度 公開シンポジウムの実施報告と今後
平成26年度補正予算「地域中小企業・小規模事業者人材確保等支援事業」 【1.事業の実施内容・方法】
大阪ハートフル基金 ◆ 平成30年 事業報告 ◆ 大阪府商工労働部 雇用推進室 障がい者の働く場と機会を広げるため、府民や企業の
厚生労働省・茨城労働局・ハローワーク常陸鹿嶋
JA出資型法人(コスモスアグリサポート)
(別紙1) 提案書雛型 令和元年度 沖縄型テレワーク実装推進調査 ー提案書ー                        (日付)                        (企業名)                        (連絡先等)
より多くの若者が活躍できるために ー若者就労支援現場の課題からー
【講義7】 サービス管理責任者・ 児童発達支援管理責任者 更新研修の内容について
政府機関におけるセキュリティ・IT人材育成総合強化方針(案) 【概要】
沖縄における希少作物の産地化及び観光資源化
府営公園における収益事業の考え方について
~「依存症対策のあり方について(提言)」(平成29年3月)と府の対応~
学校における教育の情報化の推進と校内研修の企画運営
Presentation transcript:

女性リーダー育成事業について 課題・背景 第4次男女共同参画基本計画の上場企業役員に占める女性の割合を「5%(早期)、更に10%を目指す(平成32年)」という成果目標の達成に向けて、女性役員数を1,510人(平成29年7月現在)→約4,000人に増やす必要がある。 <上場企業の女性役員数の推移と目標> <女性役員の登用の必要性について> <株式時価総額が100億ドルを超える企業の                   株式パフォーマンス> 取締役会における多様な視点・価値観を反映した幅広い選択肢の中から、柔軟・最適な業務執行の決定やリスク回避が可能。取締役会の監督機能が向上。さらにイノベーション促進、企業競争力・社会的評価・企業価値も向上。 企業経営にプラスの影響(株式パフォーマンス等) 女性社外取締役の指摘により、内部昇進による女性役員が増えていく環境が整い、相乗効果をもたらす。 女性役員がロール・モデルやメンターとなることで、裾野広い女性人材育成が加速。 役員を男女双方の候補者から探すことで、広く適任を探すことが可能。 モデルプログラムの策定 平成28年度 平成29年度 京都と神奈川で、モデルプログラムに基づく研修を試行実施 プログラム研修修了者(61名)には、内閣府名での修了証書を授与 取締役候補者の人材プールとして活用できるよう、    研修修了者のうち同意を得た人(28名)のリストを内閣府HPに掲載 研修の様子 修了証書の授与 平成30年度 研修実施地域を拡大(神奈川、関西、愛知)、大学とも連携して実施。 【経済財政運営と改革の基本方針2018】 -第2章 力強い経済成長の実現に向けた重点的な取組- (2)多様な人材の活躍 ①女性活躍の推進 ・女性活躍が多様性や付加価値を生み出す原動力となるとの認識の下~中略~「女性活躍加速のための重点方針2018」を着実に実施しながら~中略~社内外の女性役員候補者の育成に向けたセミナーを実施する。女性リーダーの育成に向けて多様な受講生に対応するため、広範な選択制ブログラムの導入を可能とする大学等と共催した研修を実施する。

平成29年度モデルプログラムの試行実施結果 昨年度実施プログラム 研修実施の結果 <受講生の満足度について> 神奈川・京都ともに約9割が「良かった」と回答。 プログラムは大きく「意識付け」「知識の習得」「ネットワークの構築」の3つを目的とし、研修5回+フォローアップ1回の計6回で実施。 開催の時間帯については業務に支障の少ない夕刻からとした。 4回以上出席した参加者には修了証を授与。また、修了者のうち、同意いただいた方は内閣府男女共同参画局HP「女性役員育成研修修了者リスト」へ名簿を掲載。 <主な意見> □実際に取締役を歴任してきた方からの講演は、経験談として具体的な話が聞けるため、今後のアクションにつなげやすい。 □自分が経営者だったらどう判断するかという経営者目線を身に着けるためには、今まで以上に他業種の動向にも注意を払わないといけないと気付いた。 □不安材料の一つであった役員の役割・責任について自分に置き換えて考えることができた。 ■参加者間の交流の時間を多く設けてほしい。 ■社内外役員では求められることが異なるので選択制のプログラムもあると良い。 ←研修の様子 ※詳細はH29年度女性リーダー育成のためのモデルプログラムの効果の調査研究「女性役員登用の閣議決定目標『2020年10%』に向けて」を参照。http://www.gender.go.jp/research/kenkyu/modelprogram_h29.html <30年度の実施について> 平成29年度の試行実施を踏まえ、神奈川・愛知・大阪近郊(関西圏)において実施。選択制プログラムも導入。