2017年度 プログラミングⅡ ~ オリエンテーション ~.

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2017年度 プログラミングⅠ ~ オリエンテーション ~.
2016年度 プログラミングⅠ ~ オリエンテーション ~.
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2017年度 プログラミングⅡ ~ オリエンテーション ~

今日の予定(オリエンテーション) 「2017年度 プログラミングⅡ」学習支援ページの確認(シラバスの確認) 「富山大学情報システム利用ガイドライン」の確認 情報処理技術者試験の紹介 非公開コンテンツの閲覧方法について 授業「はじめてのプログラミング」 レポートについて

授業のポリシー ルールを守ること (マナーを守ること) 勉強すること

シラバスの確認 「2017年度 プログラミングⅡ」学習支援ページの確認(シラバスの確認) 富山大学>理学部>数学科>数学科教員紹介> 幸山直人>ようこそ幸山研究室へ URL(http://kouyama.sci.u-toyama.ac.jp/main/) 「富山大学情報システム利用ガイドライン」の確認

コンピュータはなぜ動くの? 数学に基づいた緻密な理論の下でコンピュータが如何に動作しているのかを学んだ。 → プログラミングⅠ(2年前学期) 数学に基づいた緻密な理論の下でコンピュータが如何に動作しているのかを学んだ。 → プログラミングⅠ(2年前学期) プログラミングⅡではプログラミングに必要な基礎知識を学び、C言語によるプログラミング(演習)を学習する。 また、コンピュータの本質を知ることで、コンピュータやインターネットを上手に活用できる人材を育成する。

コンピュータシステム コンピュータ 外部 プログラム データ 結果 処理

プログラミングⅠで学んだこと 2進数 論理演算(ブール代数,2値論理) 論理回路 内部構造と動作の仕組み (機械語→プログラムへ) アルゴリズムと流れ図 計算量と誤差 オペレーティングシステムとインターネット コンピュータの歴史とプログラミング言語 7

プログラミングⅡで学ぶこと ファイルシステムの理解 CUI(コマンドプロンプト;シェル;ターミナル)におけるコマンドの使い方 C言語によるプログラミング法 定番(知っておきたい)プログラム 並び替えに関するプログラム 線形代数に関するプログラム(オプション) 微分積分に関するプログラム(オプション)

プログラミングとは 自分の頭で考え、自分の手を動かすべし NEXT STEP 論理的な思考能力が必要 1つでも間違えると正しく動かない 全てを正しく理解する必要がある 人間のような柔軟さはないので、全ての命令を一つ一つ正しく記述しなければならない 怖がる必要はない(直せばよい) 間違えていれば正しい結果が得られない 人間は間違いと勘違いをよくする 自分の頭で考え、自分の手を動かすべし 9

C言語の特徴 「C言語スタートブック」より抜粋(P.18) 構造化プログラミング向き言語 “低水準”な高級言語 データ型が豊富 コンパクトな言語仕様 関数によるモジュール化 移植性が高い 「C言語スタートブック」より抜粋(P.18) 10

最も基本的なC言語プログラム #include <stdio.h> int main(void) { printf(“Hello World\n”); return 0; } *現在推奨されている書き方

「スタートブック」のC言語プログラム #include <stdio.h> void main() { printf(“Hello World\n”); } *情報処理技術者試験に対応した書き方 ただし、現在推奨されている書き方ではない

はじめにマスターすべきこと ファイルシステムの理解 ディレクトリ(フォルダ)、パス(パスを通す)、カレントディレクトリ(ワーキングディレクトリ) CUI(コマンドプロンプト;シェル;ターミナル)におけるコマンドの使い方 ディレクトリの移動、ファイルの操作など C言語によるソースプログラムの作成 ソースプログラムのコンパイルとリンク 実行可能ファイルの実行

プログラミングⅠで学んだことが大きく関係する C言語をマスターするためのポイント 型(数値) 配列 関数(引数と戻り値) ポインタ(アドレス参照) プログラミングⅠで学んだことが大きく関係する

大学の端末室で利用できるC言語 Microsoft Visual Studio 2010(製品版) .NET Frameworkが利用できる Gnu C Cygwin環境下で利用可能(Unix系) Gnu C MinGW+MSYS環境下で利用可能(Unix系) Intel C Linux計算サーバにリモートログインすることで利用可能(マルチスレッドに対応;Unix系)

自宅で使えるフリーのC言語 Microsoft Visual Studio Express . NET Frameworkが利用できる(30日を超えて使用する場合はユーザー登録が必要) Borland C++ テキストにも付属し、実績のあるコンパイラ Gnu C Cygwin環境下で利用可能(Unix系) Gnu C MinGW+MSYS環境下で利用可能(Unix系)

情報処理技術者試験について(1) 情報処理技術者試験は「情報処理の促進に関する法律」に基づく国家試験で、社会の認知度も高く、非常に人気のある試験です。試験は春(4月の第3日曜日)と秋(10月の第3日曜日)に実施され、試験区分には「ITパスポート試験」や「基本情報技術者試験」などがあります。 学生のみなさまには、就職活動が始まるまでに「基本情報技術者試験」に合格しておくことをお薦めします。これらの試験に合格することで、情報化社会に適応できるバランスの取れた人材であることを社会に対してアピールしましょう (個人情報保護法などの施行に伴い、企業や公務員の一般常識として情報に関する問題が出題されるようになりました)。

情報処理技術者試験について(2) そのためには、コンピュータなどの情報機器に対して偏見を持つのではなく、情報処理に関する基礎的な知識や技術をしっかり習得した上で、コンピュータや携帯電話などを上手(正しく効率的)に使えるようになることが大切です。 また、正しい知識を習得することで、最近急増している情報に関する事件や事故に巻き込まれたり、知らず知らずの間に犯罪の被害者や加害者になってしまうことを未然に防ぐことが出来るようになります。 この機会に、チャレンジしてみては如何でしょうか。

情報処理技術者試験について(3) 平成21年度より、新試験制度スタート 詳細については、情報処理推進機構(IPA)を参照のこと (http://www.jitec.jp/) 幸山研究室HPの試験に関する詳細事項 (http://kouyama.sci.u-toyama.ac.jp/main/computer/personal/jitec/information.htm) 幸山研究室HPの数学科合格者データ (http://kouyama.sci.u-toyama.ac.jp/main/computer/personal/jitec/pass.htm)

平成30年度 春期 情報処理技術者試験 案内 試験区分 試験日 「案内書・願書」配布開始 応用情報技術者試験(レベル3) ← 更に上を目指して 基本情報技術者試験(レベル2) ← チャレンジ 試験日 平成30年4月15日(日) 「案内書・願書」配布開始 平成30年1月中旬予定 (配布を開始次第、掲示板にてお知らせします) 【参考】 ITパスポート試験(レベル1) ← チャレンジ