B04 PaSViS:交通用ICカードの利用履歴可視化システム 菊池研究室 7ADD3205 窪田 伸 7ADD3229 村上 祐輔
研究背景 交通用ICカード(PASMO、Suica)の普及 交通用ICカードには利用駅や残高などの利用履歴が 保存
問題点 カードリーダを用いて履歴を参照 特殊な形式で符号化され、人間が読むには不向き
研究目的 履歴を解析し可視化を行うシステム Pa S Vi S Pasmo Suica Visualization System
交通用ICカード 処理、利用年月日、入場駅、出場駅、残高の5つの 項目を用い、履歴の可視化を行う 利用端末の種類 利用目的 利用年/月/日 入出場した路線と駅名 端末利用回数
駅コード復号化 変換 元データ 改良データ 提供者 概要 形式 データベース内容 IC SFCard Fan IC Card の調査を目的として作成されたもの Microsoftデータベース(MDB) 地域コード 事業者コード 路線コード 駅コード 事業者名 路線名 駅名 元データ 変換 改良データ
Google Maps Google社が提供するオンライン地図情報サービス Google Maps JavaScript APIを使うことで可視化を 行う 一部の機能に緯度経度の情報が必要
駅の座標同定 追加 元データ 改良データ 提供者 概要 形式 データベース内容 駅データ.jp 駅データを共有し、駅情報を利用したサービスの活性化を目指して作成されたもの テキスト(CSV) 事業者名 路線名 駅名 緯度 経度 元データ 追加 改良データ
PaSViSの概要 駅名 緯度経度 1.地図作成 運賃支払の場合 1. 利用日 残高 2.グラフ作成 2.
1. 移動履歴の可視化 処理が運賃支払の場合htmlファイルに駅名、緯 度経度を入力 Google Maps JavaScript APIを用いて、以下の機 能を記述した雛形となるhtmlファイルを作成 駅名から地図のその箇所にプロット 始点終点の座標を指定し、駅間を線で結ぶ 処理が運賃支払の場合htmlファイルに駅名、緯 度経度を入力
2. 利用金額のグラフ化 htmlファイルに利用日、残高を計算して入力 利用日毎の利用金額のグラフ化 最新履歴20件の残高推移のグラフ化
実行例 1 日比谷 町田
実行例 2
まとめ 利用履歴を地図化、グラフ化 今後の課題 利用金額や残高の推移の参照簡易化 出発点と到着点の表示 路線図に沿って結ぶ SuicaとPASMOの利用圏外へ範囲の拡大
動作試演 システムの動作手順 Step1: ICカードをタッチ Step2: ブラウザに表示
カードリーダ:PaSoRi メーカ:SONY 値段:2000~3000円 特徴 PASMO、Suica、ICOCA、PiTaPaなど交通用ICカードに対応 ネットショッピングも可能 USB接続