東京工科大学 コンピュータサイエンス学部 亀田弘之

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東京工科大学 コンピュータサイエンス学部 亀田弘之 自然言語処理2012 -平成24年12月3日(No8)- 東京工科大学 コンピュータサイエンス学部 亀田弘之

自然言語処理2012 東京工科大学 コンピュータサイエンス学部 復習(頭のリフレッシュ) 前回のパワポを読み返してみよう。 (前回の残りも一緒に話をします。) 自然言語処理2012 東京工科大学 コンピュータサイエンス学部

自然言語処理2012 東京工科大学 コンピュータサイエンス学部 今日の内容 前回の復習 構文解析プログラムの動作を理解する。 (後日、自分の言葉で説明できることを目指す。) 日本語処理のための技術的注意点 文字コード 形態素解析 ここまでのアプローチの限界 自然言語処理2012 東京工科大学 コンピュータサイエンス学部

自然言語処理2012 東京工科大学 コンピュータサイエンス学部 構文解析プログラムの動作を理解する 自然言語処理2012 東京工科大学 コンピュータサイエンス学部

John ran fast. (参考) 分析対象英文の決定 処理対象: 名詞(noun), 動詞(verb), 副詞(adverb) 動詞句( verbal phrase) 文(sentence) 自然言語処理2012 東京工科大学 コンピュータサイエンス学部

文法の設定(grammatical setting) 例 文法G=<Vn, Vt, σ, P> ここで、 ・非終端記号の集合: Vt={s, n, vp, adv } ・終端記号の集合: Vn={ john, ran, fast } ・開始記号σ=s ・書き換え規則群P: 右記の通り。 {s → n,vp. vp → v,adv. n → john. v → ran. adv → fast. } 統語規則 単語辞書 自然言語処理2012 東京工科大学 コンピュータサイエンス学部

自然言語処理2012 東京工科大学 コンピュータサイエンス学部 Prolog形式への変換 [形式文法の書式] s → n,vp. vp → v,adv. n → john. v → ran. adv → fast. [Prologの書式] (書き換えてみよう) 自然言語処理2012 東京工科大学 コンピュータサイエンス学部

自然言語処理2012 東京工科大学 コンピュータサイエンス学部 Prolog形式への変換 [形式文法の書式] s → n,vp. vp → v,adv. n → john. v → ran. adv → fast. [Prologの書式] s(A,C,s(_n,_vp)) :- n(A,B,_n),vp(B,C,_vp). vp(A,C,vp(_v,_adv)):- v(A,B,_v),adv(B,C,_adv). n([john|T],T,n(john)). v([ran|T],T,v(ran)). adv([fast|T],T,adv(fast)). 自然言語処理2012 東京工科大学 コンピュータサイエンス学部

自然言語処理2012 東京工科大学 コンピュータサイエンス学部 動作させてみよう Prologを起動する 構文解析のプログラムを読み込む プログラムを実行する (自分でできますか?) 自然言語処理2012 東京工科大学 コンピュータサイエンス学部

自然言語処理2012 東京工科大学 コンピュータサイエンス学部 構文解析の動作を理解しよう 構文解析プログラム=Porlogプログラム Prologを理解する必要がある。 Prologを理解するポイントは、ユニフィケーション(unification)という概念の理解にある。 今日の学習目標の1つがこれ。 自然言語処理2012 東京工科大学 コンピュータサイエンス学部

自然言語処理2012 東京工科大学 コンピュータサイエンス学部 (以下、板書で説明します。) ユニフィケーションとは 実例による理解 動作のトレース 自然言語処理2012 東京工科大学 コンピュータサイエンス学部

(確認)構文解析プログラムの作成手順 開発環境の整備 プログラム作成手順 各種ソフトウェアのインストール 文字コードの決定 など 文字コードの決定 など プログラム作成手順 言語データの収集 言語分析 <= 対象言語の知識が必要 形式文法の設定 <= 形式言語の知識が必要 Prolog形式への書き換え <= Prologの知識が必要 NLPプログラムの実行 構文木を出力するプログラム (draw_term/1) 動作することの確認 妥当性の検証 など 公開へ向けてのドキュメント等の整備 自然言語処理2012 東京工科大学 コンピュータサイエンス学部

自然言語処理2012 東京工科大学 コンピュータサイエンス学部 限界は? 自然言語処理2012 東京工科大学 コンピュータサイエンス学部

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