核理研利用者の会報告 2007.5.21
核理研加速器共同利用 (H12~17年度) 加速器運転時間 H13 H14 H15 H16 H17 H18 (hours) 電子ライナック 2268 1596 2460 3312 2220 2376 ライナック実験 492 480 504 588 396 312 STB リング入射 1776 1116 1956 2724 1740 2064 STB リング 1776 1116 1956 2724 1740 2064 ストレッチャー実験 936 228 528 348 0 0 ブースター実験 312 684 1092 1944 1380 1788 マシーンスタディ 528 204 336 432 360 276
核理研共同利用研究 共同利用実験参加者数(延べ人数) 共同利用実験参加者数(延べ人数) H14(学内/外) H15(学内/外) H16(学内/外) H17(学内/外) H18(学内/外) 核物理 75 (52/23) 82(62/20) 114(100/14) 201(171/30) 217(178/39) RI・放射化学 105 (52/53) 59(31/28) 87(48/39) 72(33/39) 54(15/39) 加速器・放射光 41 (35/6) 33(27/6) 27(21/6) 23(14/9) 16(10/6) 総 計 221 (139/82) 174(120/54) 228(169/59) 296(218/78) 287(203/84) 実験課題採択数/申請数 (採択シフト数/申請数) H14(シフト数) H15(シフト数) H16(シフト数) H17(シフト数) H18(シフト数) 核物理 8/10 (133/228) 3/3(22/42) 4/4(202/235) 8/8 (127/287) 9/9 (211/213) RI・放射化学 20/22 (24/41) 18/18(30/35) 21/21(38/44) 19/19 (19/23) 12/12 (22/27) 加速器・放射光 3/3 (10/10) 4/4(20/20) 2/2 (20/20) 2/2 (12/12) 1/1 (10/10)
人事 石田孝司氏(教育研究支援者) 5月よりサイクロトロンRIセンターへ異動 昨年度: GeVガンマ実験室:電子ビームライン カウンターテスト実験等に活用 各実験室の非常灯の整備、非常口への流れ 今年度: 予算等(まだ検討していない) 6月中には原案を検討、7月運営委員会に提案 課題採択委員会改選:7月運営委員会に提案 契約電力:4月より 1300 kW 1.2 GeV NKS実験では超えること必至 場合によっては実験グループの協力を要請 放射線取り扱い施設定期検査(5年毎) 9月末ごろを予定
電子・光量子科学推進・基盤的実験装置・未踏領域開拓 電子・光量子科学研究センター 電子・光量子科学推進・基盤的実験装置・未踏領域開拓 電子・光量子: 全波長領域 高輝度・コヒーレント光 レーザ電子光 分子・生物・生命科学 物質・材料科学 凝縮系物理学 素粒子・原子核物理学 Spring8 KEK PF ・・・・ 光量子クォーク 核物理推進 (7.5 GeV 電子光) 輝度 超高輝度光量子科学創出 (スーパーコヒーレント テラヘルツ光リング) 1.2 GeV STB リング 10-2 10-4 10-6 10-8 10-10 10-12 10-14 10-16 波長(m) テラヘルツ波 真空紫外線 軟エックス線 マイクロ波 遠赤外線 可視光線 紫外線 エックス線 赤外線 ガンマ線
概算要求 H19年度 戦略的研究推進経費 (特別教育研究経費) 電子加速器による高輝度コヒーレント光科学研究創出事業 【目的・目標】 東北大学における連携・融合研究の基盤として、理学研究科附属原子核理学研究施設に、世界初のアイソクロナス偏向リングを開発・設置し、テラヘルツ光から赤外光にわたり、未踏の超高輝度光源を実現する。リングから得られるコヒーレント放射光と自由電子レーザ光を利用し、関連分野研究者の共同・連携のもとに、生体から固体にわたる広範な物質科学研究を推進し、新たな研究領域を開拓する。 年度別事業実施経費 H19 776,000 (アイソクロナス偏向リング、入射線形電子加速器、高輝度RF電子銃) H20 50,000 H21 50,000 H22 50,000 H23 50,000 「テラヘルツ光による生体組織イメージング」,「コヒーレント赤外光によるバイオセンシング」,「コヒーレント光による生体物質の可視-遠赤外分光」,「液・液、ミセル微小界面における化学種の存在状態分析」,「燃料電池材料の遠赤外-テラヘルツ分光」等
電子加速器高輝度コヒーレント光科学 電子加速器高輝度コヒーレント光科学 ① 世界初のアイソクロナス偏向リング 第4世代を超えるコンパクトな光源 ② 200fs電子バンチによるテラヘルツコヒーレント放射 平均出力100 W のテラヘルツ光 ③ リング型SASE-FELによる超高輝度レーザ光 コヒーレント光の1000倍の未踏超高輝度 ④ 超高輝度テラヘルツ光を用いた新たな研究領域 ⑤ 第4世代を超えるX線リングへの拡張 将来的スケールアップ