マーカーの可読性を用いた 服薬状況認識による 高齢者見守りシステムの構築 情報工学部 情報工学科 石原研究室 09A2038 髙田 暢子
発表内容 # 1 服薬状況認識の手法 # 2 提案手法による高齢者見守りシステム ・システムの構成 ・AndroidアプリUIの設計 発表内容 # 1 服薬状況認識の手法 # 2 提案手法による高齢者見守りシステム ・システムの構成 ・AndroidアプリUIの設計 ・システムの処理の流れ # 3 認識精度実験 # 4 実行例
はじめに # 一人暮らしの高齢者の増加 ・ポットによる見守りなど ・より多くの高齢者をカバーするために サービスの多様化 「服薬」に着目した はじめに # 一人暮らしの高齢者の増加 安否確認 ・ポットによる見守りなど ・より多くの高齢者をカバーするために サービスの多様化 「服薬」に着目した 見守りシステムの提案・構築
服薬状況認識の手法 # 「マーカーの可読性」を利用 ・可読性 = 読み取れる度合い ・一部でも欠けていたら読み取れない 服薬状況認識に利用 服薬状況認識の手法 # 「マーカーの可読性」を利用 ・可読性 = 読み取れる度合い ・一部でも欠けていたら読み取れない 服薬状況認識に利用 # マーカーを薬ケースに貼付 ・どのマーカーが読み取れるか ・いつ読み取り可能になったか
高齢者見守りシステムの構成 サーバ クライアントPC 自動更新 服薬状況DB 手動更新(外出時) 服薬状況 メール通知 薬ケースの状況 高齢者見守りシステムの構成 サーバ クライアントPC 自動更新 服薬状況DB 手動更新(外出時) 服薬状況 メール通知 薬ケースの状況 ・メール通知 服薬 マーカー貼付薬ケース 高齢者用アプリ 家族用アプリ
AndroidアプリUIの設計 # 高齢者用アプリ 薬ケースの 状態の確認 手動更新 薬の一覧 服用済み まだ飲んでいない 次に飲むべき薬
AndroidアプリUIの設計 # 家族用アプリ 当日の 服薬状況の確認 当月の 服薬状況の確認 服用済み まだ飲んでいない
システムの処理の流れ # 「服薬」~「アプリへの通知」
認識精度実験 - 実験内容 - # 実験の目的 ・薬の「色」や「形状」の影響 # 薬は2種類 ・白い錠剤(直径8mm) 認識精度実験 - 実験内容 - # 実験の目的 ・薬の「色」や「形状」の影響 # 薬は2種類 ・白い錠剤(直径8mm) ・茶色いカプセル(長さ20mm) # 実験の方法 ・薬を無造作に出し入れ ・各マス目に対してそれぞれ10回 ・計120回
認識精度実験 - 実験結果 - # 「茶色いカプセル」の方が認識精度が高かった # 原因 ・白の方が影の影響を受けやすい 認識精度実験 - 実験結果 - # 「茶色いカプセル」の方が認識精度が高かった # 原因 ・白の方が影の影響を受けやすい ・錠剤の方が小さい など
実行例
まとめ・今後の課題 # まとめ ・マーカーの可読性で高齢者見守り可能 ・高精度で認識可能 ・大きな薬ケースでも利用可能 # 今後の課題 まとめ・今後の課題 # まとめ ・マーカーの可読性で高齢者見守り可能 ・高精度で認識可能 ・大きな薬ケースでも利用可能 # 今後の課題 ・光の当たり具合などによる精度の変化 ・部屋の明るさの影響
ご清聴ありがとうございました