第8回原子層科学全体会議 2017年1月24-25日 東大生産技術研究所

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第8回原子層科学全体会議 2017年1月24-25日 東大生産技術研究所 第8回原子層科学全体会議 2017年1月24-25日 東大生産技術研究所 原子層科学 2016年度の成果報告 校正→2月公開 次年度(最終年度)に向けて 新規共同研究の模索 最終報告書の作成 国際シンポジウム開催 ポスト原子層の計画 変わらぬ領域内の活動 国際(国内)共同研究 各種講習会の企画 Facebook 報告書の随時更新 ボトムアップ提案 新企画の提案 新規共同研究 各種編集委員 小規模会議開催 1.1993年のHicks Dresselhaus による低次元物質における熱電性能の増強効果の理論を    25年ぶりに更新。閉じ込め長さ<熱的ドブロイ波長 の時だけ増強効果があることを示す。  図の説明 熱電のパワーファクターを3次元の値でスケールしたものを、熱的ドブロイ波長Λ / 閉じ込め長L の関数としてプロット。Λ/Lが1より小さいと、熱電性能が上がる。点線が理論。点がいろいろな実験結果。

第8回原子層科学全体会議 2017年1月24-25日 東大生産技術研究所 第8回原子層科学全体会議 2017年1月24-25日 東大生産技術研究所 原子層科学 2016年度の成果報告 校正→2月公開 次年度(最終年度)に向けて 新規共同研究の模索 最終報告書の作成 国際シンポジウム開催 ポスト原子層の計画 変わらぬ領域内の活動 国際(国内)共同研究 各種講習会の企画 Facebook 報告書の随時更新 ボトムアップ提案 新企画の提案 新規共同研究 各種編集委員 小規模会議開催 1.1993年のHicks Dresselhaus による低次元物質における熱電性能の増強効果の理論を    25年ぶりに更新。閉じ込め長さ<熱的ドブロイ波長 の時だけ増強効果があることを示す。  図の説明 熱電のパワーファクターを3次元の値でスケールしたものを、熱的ドブロイ波長Λ / 閉じ込め長L の関数としてプロット。Λ/Lが1より小さいと、熱電性能が上がる。点線が理論。点がいろいろな実験結果。

第8回原子層科学全体会議 2017年1月24-25日 東大生産技術研究所 第8回原子層科学全体会議 2017年1月24-25日 東大生産技術研究所 原子層科学 新学術領域研究の意義 新しい分野の創出 領域全体で共同研究 分野を超えた研究 領域で若手を教育 国際共同研究 社会貢献 領域に何が貢献できるか? ボトムアップ提案 新企画の提案 新規共同研究 各種編集委員 小規模会議開催 1.1993年のHicks Dresselhaus による低次元物質における熱電性能の増強効果の理論を    25年ぶりに更新。閉じ込め長さ<熱的ドブロイ波長 の時だけ増強効果があることを示す。  図の説明 熱電のパワーファクターを3次元の値でスケールしたものを、熱的ドブロイ波長Λ / 閉じ込め長L の関数としてプロット。Λ/Lが1より小さいと、熱電性能が上がる。点線が理論。点がいろいろな実験結果。

第8回原子層科学全体会議 2017年1月24-25日 東大生産技術研究所 第8回原子層科学全体会議 2017年1月24-25日 東大生産技術研究所 原子層科学 共同研究について、総括班からのお願い 中間報告書に共同研究の可能性を記述 Webページに、発表資料、データベース登録 合成班(応用班)の試料を複数使用。 物性班に試料の測定を依頼。 TEM, Raman, ARPES, 光、磁場、輸送 理論班に解析を依頼。 物性班に測定の提案。 国際共同研究の提案(1件50万円) 海外1カ月、大学院生可。 1.1993年のHicks Dresselhaus による低次元物質における熱電性能の増強効果の理論を    25年ぶりに更新。閉じ込め長さ<熱的ドブロイ波長 の時だけ増強効果があることを示す。  図の説明 熱電のパワーファクターを3次元の値でスケールしたものを、熱的ドブロイ波長Λ / 閉じ込め長L の関数としてプロット。Λ/Lが1より小さいと、熱電性能が上がる。点線が理論。点がいろいろな実験結果。

第8回原子層科学全体会議 2017年1月24-25日 東大生産技術研究所 第8回原子層科学全体会議 2017年1月24-25日 東大生産技術研究所 原子層科学 班会議確認事項 4月以降のFacebook編集委員 4月以降の報告書編集委員 計画研究主催 講習会 企画 文献に謝辞がついていること JSPS KAKENHI No. JP25107005 今年から謝辞付き成果に△をつける 1.1993年のHicks Dresselhaus による低次元物質における熱電性能の増強効果の理論を    25年ぶりに更新。閉じ込め長さ<熱的ドブロイ波長 の時だけ増強効果があることを示す。  図の説明 熱電のパワーファクターを3次元の値でスケールしたものを、熱的ドブロイ波長Λ / 閉じ込め長L の関数としてプロット。Λ/Lが1より小さいと、熱電性能が上がる。点線が理論。点がいろいろな実験結果。

第8回原子層科学全体会議 2017年1月24-25日 東大生産技術研究所 第8回原子層科学全体会議 2017年1月24-25日 東大生産技術研究所 原子層科学 2016年各種活動報告 複層化技術講習会(長汐) 原子層講習会(町田) 3D活性科学との合同研究会(長田) A3シンポジウム(齋藤理) 革新的原子層物質シンポジウム(菅原) 領域横断シンポジウム(松田) CNT25シンポジウム(斎藤晋) 化学にグラフェンの特集号(斉木) 夏の学校(蔵王)、合成班会議(丸山) Facebook,報告書作成(北浦、野田) 1.1993年のHicks Dresselhaus による低次元物質における熱電性能の増強効果の理論を    25年ぶりに更新。閉じ込め長さ<熱的ドブロイ波長 の時だけ増強効果があることを示す。  図の説明 熱電のパワーファクターを3次元の値でスケールしたものを、熱的ドブロイ波長Λ / 閉じ込め長L の関数としてプロット。Λ/Lが1より小さいと、熱電性能が上がる。点線が理論。点がいろいろな実験結果。

グラフェンのTHz表面プラズモン吸収(ACSph) 齋藤(理)の共同研究 東北大学 TOHOKU UNIVERSITY 原子層科学 グラフェンのTHz表面プラズモン吸収(ACSph)     Rice大学 河野先生との共同研究 ACS photonics 4, 121 (2017) TOPAS  T(G)/T(0)  5. 前年度に行っていた表面プラズモンによるドープしたグラフェンの100%近い光吸収を実験で再現。角度依存性もぴったり。 6.ラマンテンソルだけでは説明できない、偏極ラマン分光スペクトルの解析を、群論と第一原理計算で実現。実験で再現した。 7.フォノン放出を伴うARPESの実験スペクトルを、第一原理計算を用いた電子格子相互作用とARPESスペクトル計算プログラムの開発により再現。 8.新しい InI の原子層物質の特徴を第一原理計算で予想。 9. H-BN 上に欠陥があっても、電子状態に大きな影響を与えないということを定量的に説明。 実験  理論 

どのTMDがバレー偏極に優れているか? 齋藤(理)の成果 原子層物質の熱電性能の増強効果(PRL) 東北大学 TOHOKU UNIVERSITY 原子層科学 原子層物質の熱電性能の増強効果(PRL)     低次元物質の熱電性能の理論を25年ぶりに更新 2.グラフェンの電子Ramanスペクトル(PRB)    ゲート変調ラマンスペクトル(BWF)を説明。 3.シリセンの表面プラズモン(TEモード)(APL)    シリセンがグラフェンよりTEモード発生に有利 4.光のバレー偏極の第一原理計算(PRB)   どのTMDがバレー偏極に優れているか? 他 発表論文16件 (本の章2件) 国際会議招待3件  1.1993年のHicks Dresselhaus による低次元物質における熱電性能の増強効果を25年ぶりに理論的に更新。    閉じ込め長さ<熱的ドブロイ波長 の時だけ増強効果があることを示す。 2.電子ラマンとフォノンラマンスペクトルの干渉によって、BriteWignerFano(BWF)と呼ばれる非対称なRamanスペクトルの起源を説明。 3.表面プラズモンはTEモードの方が、TMモードに比べて伝搬性能や、空間局在という意味で優れているが、グラフェンではTEモードが起きる    条件が限られている。シリセンは、もっと広い周波数領域で、実現することを理論的に予測。 4.TMDにおける光のバレー偏極は、K点で起こるが、バレー偏極する電子の数だけを考えるとΓ点とK点の間にあるΛ点の方が大きい。    いろいろなTMDでバレー偏極の値を第一原理計算で計算するプログラムを開発して求めた。

齋藤(理)の共同研究 東北大学 5.グラフェンのTHz表面プラズモン吸収(ACSph) Rice大学 河野先生との共同研究 TOHOKU UNIVERSITY 原子層科学 5.グラフェンのTHz表面プラズモン吸収(ACSph)     Rice大学 河野先生との共同研究 6.黒リン、GaTeの偏極ラマン分光(NL.ACSnano) MIT Dresselhaus先生との共同研究 7.グラフェンARPESにおける電子格子相互作用(PRB) 阪大 田中先生との共同研究 8.新しい原子層物質InIの第一原理計算(PRB)       中国科学院IMR, Teng Yang先生との共同研究 9.h-BN上の欠陥がグラフェンの輸送に与える効果 阪大 越野先生との共同研究 5. 前年度に行っていた表面プラズモンによるドープしたグラフェンの100%近い光吸収を実験で再現。角度依存性もぴったり。 6.ラマンテンソルだけでは説明できない、偏極ラマン分光スペクトルの解析を、群論と第一原理計算で実現。実験で再現した。 7.フォノン放出を伴うARPESの実験スペクトルを、第一原理計算を用いた電子格子相互作用とARPESスペクトル計算プログラムの開発により再現。 8.新しい InI の原子層物質の特徴を第一原理計算で予想。 9. H-BN 上に欠陥があっても、電子状態に大きな影響を与えないということを定量的に説明。