小規模組織に適した IPv6ネットワークの設計と構築 東京工業大学 理学部情報科学科 平成10年度学士論文 白砂 哲 G99P1200 藤井 優尚
研究の目的 小規模組織がIPv6の恩恵を受けられるようにすること。及び、その容易な構築 十分なアドレス空間の所有
小規模組織へのIPv6の導入 デュアルスタック IPv4とIPv6両方のプロトコルを装備
IPv6ネットワーク構成
大野研究室ネットワーク構成
実験 IPv6の普及と、それを使ってどの程度IPv4の代わりができるかを調べる実験 実験環境 メール環境 Web環境
結果 大野研究室から松下電送システムまでの接続は確認したが、その先へ接続できなかった DNSの設定の誤りがあった。これにより、特定ホストへのログインができないなどの現象が起こった 今回、まだIPv6に対応していないアプリケーションがあった
考察 IPv6の普及のために必要なこと ・IPv6のサービス、アプリケーションの充 実 ・DNSの自動登録 ・IPv6対応INSルータの普及
INSルータの実装上の課題 PPPタスク、IP6タスク、LANタスク ユーザインターフェイス ルーティング 上位層の実装 IP sec トランスレータ
PPPタスク、IPタスク、LANタスクの問題
おわりに IPv4からIPv6への本格的移行 IPv6対応INSルータの重要度増加