大阪府の死因調査体制の整備に向けた取組みについて (在宅医療推進関係)

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受付番号 平成 23 年度 東北復興に向けた地域ヘルスケア構築推進事業 (被災地域における医療・介護周辺サービスの提供拠点整備の推進及び医療情報 等の共有システムの推進のための調査事業) 提案書 事業区分 イ-2:被災地における医療情報等の共有等を可能にするシステム の推進の調査事業 (被災地での地域医療提供体制の再構築のための情報通信技術の活用の在り方、
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受付番号 平成 23 年度 東北復興に向けた地域ヘルスケア構築推進事業 (被災地域における医療・介護周辺サービスの提供拠点整備の推進及び医療情報 等の共有システムの推進のための調査事業) 提案書 事業区分 イ-1:被災地における医療情報等の共有等を可能にするシステム の推進の調査事業 (平成22年度医療情報化促進事業の検討内容を踏まえ、被災地において被災.
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高齢者の救急搬送に係る意見交換会 資料7 1 意見交換会開催に至る経緯と今年度の取り組み  平成26年度    病院連絡会議にて,高齢者の救急搬送に関して,患者及び家族の延命治   療の希望確認ができているかの課題提起がなされた。  平成27年度   (1)介護サービス事業者協議会主催研修会および施設ごとの講演会の開催.
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高齢者の救急搬送に係る意見交換会 資料7-1 1  意見交換会開催に至る経緯  平成26年度    病院連絡会議にて,高齢者の救急搬送に関して,患者及び家族の延命治療 に関する意向確認ができているかという課題提起がなされた。  平成27年度   (1) 介護サービス事業者協議会主催研修会・施設ごとの講演会(救急課)                  
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在宅医療をご存じですか? 編集:○○○○○ 訪 問 診 療 往 診 在宅医療を利用できる方(例) 在宅医療で受けられる主なサービス
目 次 第1章 大阪府保健医療計画について 1.医療計画とは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
大阪府在宅医療体制強化事業(機能強化支援事業)<事業概要>
ケアセンターいぶきの今後、 伝えたいこと 地域包括ケアセンターいぶき  畑野 秀樹.
移行定着支援事業(新規) 1 事業の目的   小規模作業所等が障害者自立支援法に基づく新体系サービス(地域活動支援センターを除く。)の事業へ  移行した場合に、新たな事務処理を定着させるために要する経費や移行前の小規模作業所等の当時からの利用  者が継続して利用し、定着できるために実施する経過的な施策に要する経費等を助成することにより、新体系.
時間外労働等改善助成金(団体推進コース)
在宅医療をご存じですか? 編集:○○○○○ 訪 問 診 療 往 診 在宅医療を利用できる方(例) 在宅医療で受けられる主なサービス
在宅医療普及促進事業 1.事業目的 2.補助対象事業者 3.補助対象事業 4.補助基準額(予算総額:9,600千円の範囲内) 5.補助率
在宅医療体制強化事業(同行訪問等研修)<事業概要>
大阪府受動喫煙防止条例の概要 資料4 ○ 府民の健康のため、望まない受動喫煙を生じさせることのない環境づくりをすすめる
健康サポート薬局に求められる機能 健康サポート薬局について かかりつけ薬局の基本的機能 健康サポート機能 【背景・課題】
~「依存症対策のあり方について(提言)」(平成29年3月)と府の対応~
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大阪府の死因調査体制の整備に向けた取組みについて (在宅医療推進関係) 大阪府健康医療部 保健医療室

1 大阪府の死亡者数等の現状と推計値 76,556人 83,577人 103,736人 1.20倍 13,081人 大阪市内 5,010人 1    大阪府の死亡者数等の現状と推計値        平成22年(2010) 平成27年(2015) 平成37年(2025) 死亡者数 76,556人 83,577人 103,736人 1.20倍 警察署における検視数 13,081人 大阪市内 5,010人 大阪市外 8,071人 12,412人 大阪市内 4,756人 大阪市外 7,656人 平成22年(2010) 平成27年(2015) 平成37年(2025) 75歳以上の高齢者数 842,898人 1,030,480人 1,527,801人 1.48倍 75歳以上の単身者世帯数 212,430世帯 283,231世帯 406,304世帯 1.43倍 在宅死(含孤独死)の数                     ※1 13,917人 17,165人 20,598人 ※2 H27×1.2 老人保健施設における死亡者数 505人 1,053人 1,264人 黒枠部分・・・平成27年から37年に向けて、老人ホームや自宅等でなくなる在宅死(含孤独死)が         1.2倍増加することが見込まれています。                                           <参考>大阪府人口ビジョン(素案)、大阪府人口減少社会白書 ※1:死亡の場所が、自宅と老人ホームの合計数            ※2:死亡者数の平成27年度から平成37年度への増加率(1.20倍)を反映 2025年には75歳以上の高齢者が約103万人→約153万と1.48倍の増加 2025年には75歳以上の単身者世帯数が約28.3万世帯→約40.6万世帯と1.43倍の増加 2025年には在宅死(含孤独死)の数が約1.7万世帯→約2.1 万世帯と1.2倍の増加

2 府民の意識 看取りに関する意識調査 死亡の場所 最期を迎えたい場所 H27 人口動態調査・大阪府 H24 内閣府調査 2 府民の意識 看取りに関する意識調査  死亡の場所  最期を迎えたい場所 グラフのように自宅で最期を迎えたいと願う府民が同程度存在すると考えると、 更に自宅での死亡数が増加することが推測されます。 H27 人口動態調査・大阪府 H24 内閣府調査 自宅で最期を迎えたいと願う府民が同程度存在すると考えると、自宅での死亡数が増加することが推測される。

3 大阪府における死因調査の現状(H27) 死者数 83,577人 71,165人(85.1%) 死因判明 12,412件(14.9%) (大阪市内4,756件、市外7,656件) 検視・実況見分 異状あり 死者数 83,577人 【死亡の場所】 病院      :63,004人 診療所 : 455人 自宅 :12,765人 老人ホーム : 4,400人 老人保健施設: 1,053人 その他 : 1,900人 (出典:大阪府人口統計資料) 11,702件(94.3%) 犯罪疑いあり 犯罪疑いなし・低い 4,464件(38.1%) 7,203件(61.6%) 【大阪市内】 【大阪市外の府域】 法医などによる検案 警察署長判断 監察医 による 検案 警察医 による 検案 異状なし 35件(0.3%) 691件(5.6%) 1,134件 2件 ・死亡者のうち老人ホームや自宅での死亡は、医師による死亡診断書や検案書が適切に交付されず、異状死となる可能性があります。 ・その場合、監察医や警察医による検案や解剖が必要になることがあるため、この異状死を増やさない取組みが必要です。 監 察 医 解 剖 調 査 法 解 剖 司 法 解 剖 承 諾 解 剖 医師による 死亡診断書or 検案書の交付 71,165人(85.1%) 死因判明

4 死因調査体制の課題・論点 (1)2025年以降の超高齢社会に向けた死因調査体制 (2)大阪市内と大阪市外の検案体制 (3)府民の意識 4 死因調査体制の課題・論点 (1)2025年以降の超高齢社会に向けた死因調査体制     高齢化に伴い孤独死等の死者数が増加する中で、正確かつ     適切な死因を特定する体制を整える。 (2)大阪市内と大阪市外の検案体制     大阪市内と市外で対応が違う検案体制を、再構築する。 (3)府民の意識     在宅での看取りや、穏やかな看取りを希望する本人・家族の心情に     配慮した検案の仕組みを検討する。 (4)犯罪の見逃し防止     犯罪の見逃し防止という社会的要請にどう応えていくか。 大阪府の死因調査体制の課題については4点があげられています。 このうち(1)と(3)については地域一体となって取組む必要があります。(詳細は次のスライド)    ・H29年度、知事の附属機関として大阪府死因調査等協議会を設置    ・協議会としての意見が取りまとめられた。

5 死因調査体制の整備に向けた方向性(協議会意見まとめ) 5   死因調査体制の整備に向けた方向性(協議会意見まとめ) 2025年以降の超高齢社会に対応した、正確かつ適切な死因を特定する体制整備に早期に着手 ~現行の監察医制度を活用しつつ、府域全体の死因調査体制を整備~ ・増加が見込まれる解剖への対応 ・解剖協力施設の拡大・連携 ・行政として府域全体の死因調査  体制を総合調整 ・監察医体制の維持・強化 ・監察医事務所の老朽化対策 施設の連携・強化 ・解剖によらない手法(死亡時  画像診断)の導入と市外も含  めた活用 ・解剖が必要と判断した理由の  明確化 ・解剖に際しての遺族への配慮 ・検案、解剖等で得られた貴重  なデータの利活用 適切な解剖体制の構築 ・かかりつけ医や救急医等の  死因診断レベルの向上 (医師法の解釈も含む) ・法医の不足への対応 ・警察医(大阪市外)の高齢化、  人材不足への対応 ・検案技術の向上  地域におけるセーフティネット 死因診断体制の整備 体制整備にあたっては、大阪市内と大阪市外で対応が異なる 検案体制の均てん化を目指し再構築 ・超高齢社会に対応した、正確かつ適切な死因を特定する体制整備に向けた方向性としては 死亡診断大生の整備、適切な解剖体制の構築、施設の連携・強化の3点 ・このうち★部分については地域レベルで一体的に取組む必要があります。 留意すべき事項 府民感情への配慮:穏やかな看取りを希望する本人や家族の心情に配慮した死因診断の仕組みの検討 府民啓発:人生の最期、終末期の看取りについて府民が考える機会の提供や死因調査体制の理解促進 犯罪の見逃し防止:犯罪の見逃し防止という社会的要請にどう応えていくかについて検討 手数料のあり方:大阪市内と大阪市外で差がある検案書発行手数料について検討

6 在宅医療の推進と関連する取組み① (みなさまへのお願い) ★かかりつけ医等の死因診断レベルの向上(医師法の解釈も含む) 6    在宅医療の推進と関連する取組み①        (みなさまへのお願い) ★かかりつけ医等の死因診断レベルの向上(医師法の解釈も含む)   内 容   生前より関わった主治医(かかりつけ医)等に対し、医師法第20条ただし書の正しい             理解についても含めた、死亡診断書作成研修を実施 ○ 医師法20条の正しい解釈の理解促進について  ・診療中の患者が診察後24時間以内にその傷病で死亡した場合には、改めて診察をすることなく死    亡診断書が交付できます。  ・また、医師が死亡の際に立ち会っておらず、生前の診察後24時間を経過した場合であっても、死   亡後改めて診察を行い、生前に診療していた傷病に関連する死亡であると判定できる場合には   死亡診断書を交付できます。 医師法20条の正しい解釈の理解が促進されるよう、周知、啓発をお願いします。 ★地域におけるセーフティネット   内 容   単身高齢者等の見守りや死亡時の早期発見に向け、正確な死因診断のためにも           死亡から発見までの時間が短くなるよう、関係機関や地域による見守りやウェアラブ           ルセンサー等の活用を検討 かかりつけ医等の死因診断レベルの向上については、今年度、府医師会を通じて研修を行う予定となっています。 また看取り体制の整備に向けて、ご参考にしていただければと思います。 また市町村におかれましては異状死を増やさないという視点からも地域のセーフティネットづくりの取組みをすすめていただきますようお願いします。 ○セーフティーネットづくりについて 内容が地域の実情に合ったものとなるよう、ご意見・ご提案をお願いします。

7 在宅医療の推進と関連する取組み② (みなさまへのお願い) 7    在宅医療の推進と関連する取組み②        (みなさまへのお願い) ★府民への啓発   内 容  ・在宅医療を受けている本人や家族が死に直面した際に、まず主治医など、日頃 受診している医師へ連絡を行うよう啓発         ・自分の医療情報(かかりつけ医名、連絡先、服薬状況、既往歴等)を見える形で 共有・保存することの大切さを啓発         ・府民に人生の最期、終末期の看取りについて家族等と考える機会の提供となる ような啓発 ○住民のみなさまが「最期を考える」きっかけづくりについて 終活、エンディングノート、終末期医療、看取り…   「より良い人生の最期を迎えるための準備のため」に、広報誌への掲載や市民セミナー等の   開催などにより、住民が最期を考えるきっかけになる働きかけをお願いします。 また地域住民への普及啓発において、患者、家族の意思決定を尊重した穏やかな最期に備えるため、 人生の最期について考える内容をテーマ(例えば終活、エンディングノート、終末期医療、看取り等)とした啓発をお願いします。

在宅看取り体制の強化に向けた 大阪府の事業について 【参考】 在宅看取り体制の強化に向けた 大阪府の事業について 在宅医療体制強化事業 在宅医療普及促進事業

受講者が直接診療所を訪問する場合、①、③は省略可   在宅医療体制強化事業(①同行訪問等研修)<事業概要> 事業概要 将来の在宅医確保に向け、府内の医師(医学生)を対象に 同行訪問等の在宅医療研修会を実施する診療所(病院)を支援 大阪府内に所在する診療所及び病院 (医療法第1条の5に定める) <補助条件>  同行訪問等の在宅医療研修会を開催すること ②受入可能連絡 (計画書提出) 補助対象 事業者 ①受講希望連絡 受講者 (医師、医学生) 大阪府 事業 スキーム ③マッチング ④在宅医療   研修会受講 ⑤実績報告 ⑥補助金交付 受講者が直接診療所を訪問する場合、①、③は省略可 診療所(病院) <補助対象経費>  同行訪問等の在宅医療研修会に要する経費を支援 (報償費、需用費、使用料及び賃借料) <補助上限>  受講者1人半日あたり 42千円  ※診療所と雇用関係を結んだ上での研修は除く 補助対象 経費 在宅医療体制強化事業の同行訪問等研修については、将来の在宅医確保に向け、府内の医師(医学生)を対象に、 同行訪問等の研修を実施する医療機関を支援しています。 補助対象 期間 <補助対象期間>  平成30年4月~平成31年3月   ※3月31日までに研修を完了すること

在宅医療体制強化事業(②機能強化支援事業) <事業概要>   在宅医療体制強化事業(②機能強化支援事業) <事業概要> 事業概要 在宅療養患者への24時間往診体制整備に向けて、複数医療機関における連携体制の構築を支援 大阪府内に所在する診療所及び病院(医療法第1条の5に定める) ※但し、平成30年3月31日時点(単独型、連携型問わず)機能強化型在宅療養支援診療所・病院は除く 補助対象 事業者 <補助対象事業者数> 10機関(目安) 補助条件 平成30年度中に機能強化型在宅療養支援診療所(病院)の算定要件の充足  ※「在宅看取り」「往診」等の実績除く 補助対象 経費 医療機関間や多職種間の連携体制構築にかかる経費  ※記載金額は1医療機関あたり(上限額) 補助対象経費 補助基本額 補助率 実質補助金額 A 連携体制構築に係る会議費等の調整費 200千円 10/10 B システム導入費 ア)医療情報連携システム導入費、初期設置工事費、等  540千円 イ)ア)の連携システムのデータ入力端末の購入費 756千円 1/2 378千円 ウ)ア)の連携システムの維持・管理費(利用料等) 27千円/月(上限) ×12か月分(最大) 324千円 C 事務職員雇用経費   4,080千円 2,040千円 合計 3,482千円 在宅医療体制強化事業の機能強化支援事業では、在宅療養患者への24時間往診体制整備に向けて、 複数医療機関における連携体制の構築を支援しています。 募集 期間 ※募集開始時に提出書類等を府ホームページに掲載します。

府内各地域で医療従事者向けに専門知識の提供 (医療従事者との接点を通じ、在宅医療の理解促進) 在宅医療の選択肢を知り、意思決定できる状態へ 在宅医療普及促進事業  <事業概要> 1.事業目的   在宅医療に携わる医療従事者等の理解促進    ⇒患者や家族が、医療従事者から適切な情報提供(説明)を受け、在宅医療の選択肢を知り、意思決定できる状態をめざす 2.補助対象事業者    大阪府医師会、大阪府内の郡市区医師会、大阪府内に所在する医療法第1条の5に定める病院 3.補助対象事業    在宅医療に携わる医療従事者等を対象に、在宅医療の理解促進研修を行う事業     (例) ●在宅医療に関する各職種の考え方、対応、連携の仕方(研修、討論型)                           ●患者。家族の意思決定支援について(研修)       ●在宅療養患者の急変予防と対応(研修)       ●在宅療養についての他職種連携について(討論型) 等 4.補助基準額(予算総額:4,800千円の範囲内)    400千円(上限)/1か所     ※応募事業者多数の場合は、補助額を調整する可能性があります   5.補助率    10/10 6.対象となる経費   ・報償費(講師、研修協力者等謝金)    ・旅費 (講師、研修協力者等旅費)    ・消耗需用費(印刷製本費、消耗品費、図書購入費)    ・役務費(通信運搬費、雑役務費)    ・委託料(運営事務局等) ・使用料及び賃借料(会場借上料等) 7 .事業実施期間    事業計画書等提出の上、平成30年4月1日から平成31年3月31日迄    ※事業実施期間内に事業完了が必要 【事業概要(イメージ)図】 府内各地域で医療従事者向けに専門知識の提供 (シンポジウム、研修の実施等) 医療従事者 病院 診療所 歯科・薬局 訪問看護ステーション 訪問介護事業所 在宅医療普及促進事業は、患者や家族が医療従事者から適切な情報提供を受け、在宅医療の選択肢を知り、 適切に意思決定できる状態をめざすため、在宅医療に携わる医療従事者の理解促進を図ることを目的としています。 医師・多職種から本人・家族へ 在宅移行の意思決定支援 (医療従事者との接点を通じ、在宅医療の理解促進) 地域住民 在宅医療の選択肢を知り、意思決定できる状態へ