2005年10月23日 この研修会にはスライドのような背景があります。つまり、・・・・・ そして、長寿科学振興財団からの援助によって、本日は医療関係者や一般の方へ情報提供・啓発として開催されます。 2005年10月23日
25745人 すべての造血細胞移植数 (1991-2003年) 日本造血細胞移植学会 全国デ-タ集計事務局 2005年2月 この数字は、国内で1991年から2003年までにすべての種類の造血細胞移植を受けた人数です。 すべての造血細胞移植数 (1991-2003年) 日本造血細胞移植学会 全国デ-タ集計事務局 2005年2月
疾患別症例数(すべて) どんな疾患で移植を受けているのかを示します。スライド右の青色は同種移植(兄弟や他人から)緑は自家移植(自分の細胞を移植)です。白血病や再生不良性貧血が同種移植の大半を占めます。一方、悪性リンパ腫や多発性骨髄腫そして固形がんでは自家移植が多数です。しかし、この自家移植症例も今後はミニ移植の適応例と考えられるようになってきています。 (資料:日本造血細胞移植学会 全国デ-タ集計事務局 2005年2月)
移植方法が増えた? B. 前処置法 A. 材料 骨髄液 末梢血 骨髄破壊的前処置 さい帯血 CD34純化細胞 1970年代 骨髄移植 1990年代 末梢血幹細胞移植 1990年代 さい帯血移植 2000年代 ミニ移植(RIST) 今、ホットな さい帯血ミニ移植 移植方法が増えた理由は移植材料が新たに4種類増えて、移植方法も新たにミニ移植が出現したことにあります。 A. 材料 B. 前処置法 骨髄液 末梢血 さい帯血 CD34純化細胞 HLA mismatch, NIMA 自家造血幹細胞 骨髄破壊的前処置 骨髄非破壊的前処置-ミニ
造血細胞移植例 の年次推移 細胞種類別 細胞種類としては骨髄バンクを利用する例が最多です。2003年からはさい帯血利用が急激に増加し、第2位。兄弟間では骨髄よりも末梢血の使用頻度が高くなっています。 BM-SIB:兄弟間の骨髄移植。 PB-SIB:兄弟間の末梢血利用。 CB:さい帯血。 BM-MUD:骨髄バンク 利用される細胞源の変遷(資料:日本造血細胞移植学会 全国デ-タ集計事務局 2005年2月)
次の新しい展開は? すでに、始まっているミニ移植 2000年から50歳以上へのミニ移植が研究班にて臨床研究中です。高齢化へむけての取り組みとしても期待出来ます。 すでに、始まっているミニ移植