2007 D0活動予定 D0 kazuhisa.

Slides:



Advertisements
Similar presentations
Timeout と再送 往復時間 予知が困難 他のトラフィックに依存 適応再送アルゴリズム データの採取.
Advertisements

Ibaraki Univ. Dept of Electrical & Electronic Eng.
大阪大学 長谷川 剛 インターネットフローの公平性 大阪大学 長谷川 剛 2001年10月19日 IN研究会.
前回の授業への質問 質問:プロトコルアナライザで測定できる範囲はどこまでか?
Webプロキシサーバにおける 動的資源管理方式の提案と実装
To Do FECRACを評価するためのNS環境づくり。 SenderがFECwindowを下げた時のタイマーsetting.
動画像品質調整機能を組み込んだ プロキシキャッシングシステムの 実装と評価
動画像品質調整可能なプロキシキャッシュのためのキャッシングメカニズム
D合宿 D1 kazuhisa.
不特定多数の発信者を考慮した ストリーミングシステムの実現
スケールフリーネットワークにおける 経路制御のためのフラッディング手法の提案と評価
インターネットにおける オーケストラ演奏同期機構の 設計と実装
神奈川大学大学院工学研究科 電気電子情報工学専攻
TCP (Transmission Control Protocol)
TCP Tahoeのウインドウ制御 (復習)
相原玲二 広島大学情報メディア教育研究センター
TCPデータ通信との公平性を考慮した 輻輳適応能力を有する MPEG動画像通信のための品質調整機構
輪講: 詳解TCP/IP ACE B3 suzuk.
トランスポート層.
バックボーンルータにおける REDの動的閾値制御方式
無線LANにおけるスループット低下の要因の分析
コンテンツ配信 エンコード (符号化) CBR (Constant Bit Rate) VBR (Variable Bit Rate)
ノードの情報を動的に反映したオーバレイネットワークの構築
ノードの情報を動的に反映したオーバレイネットワークの構築
予備親探索機能を有した アプリケーションレベルマルチキャスト
プロキシ協調型動画像配信システムの検討 大阪大学 若宮 直紀.
動画像ストリーミングサービスのための プロキシキャッシングシステムの 設計と実装および評価
伝送特性に応じた 適応型映像・音声配信機構の構築
サーバ負荷分散におけるOpenFlowを用いた省電力法
Mathematicaによる固有値計算の高速化 Eigenvalue calculation speed by Mathematica
画像情報特論 (2) - TCP/IP (1) インターネットプロトコル (IP) インターネットQoS
Ibaraki Univ. Dept of Electrical & Electronic Eng.
TCP/UDP プロセス間の通信のためのプロトコル TCP:信頼性高、処理時間大 UDP:信頼性低、処理時間小 ftp SMTP HTTP
USENIX 2004 A Transport Layer Approach for Improving End-to-End Performance and Robustness Using Redundant Paths 寺岡研究室 斉藤俊介.
インターネットの基礎知識 その3 ~TCP・UDP層編~
DiffServにおけるクラスの新しい設定方法の提案
ネットワーク上での社会的効用と個人的効用の対立問題に対するアルゴリズム的研究
Controlling High Bandwidth Aggregates in the Network について
Vector 4 = [Vector 3, packet_size]
コンポーネント連携によるサービスを オーバレイネットワーク上で 実現するためのサービス設計技法の提案
画像情報特論 (3) - TCP/IP (2) TCP (Transport Control Protocol)
画像情報特論 (3) - マルチメディアインフラとしてのTCP/IP (2)
画像情報特論 (3) - TCP/IP (2) TCP (Transport Control Protocol)
超高速ネットワークの弱点 光は速い 光は遅い 300km / 1msec (真空中) 180km / 1msec (光ファイバ中)
Ibaraki Univ. Dept of Electrical & Electronic Eng.
Internet広域分散協調サーチロボット の研究開発
演習第6回 情報通信技術論 インターネット工学
東京工業大学 情報理工学研究科 数理・計算科学専攻 千葉研究室 栗田 亮
IP over DVB-RCSの設計と実装
2003年6月17日 早稲田大学大学院理工学研究科 情報科学専攻 修士2年 水野 宏樹
DNSクエリーパターンを用いたOSの推定
Diffservにおける 絶対的な品質保証法
TCP制御フラグの解析による ネットワーク負荷の推測
仮想ネットワークを考慮した SoftIRQ制御によるCPU割当ての手法
演習第4回 情報通信技術論 インターネット工学
画像情報特論 (2) - TCP/IP (1) インターネットプロトコル (IP) インターネットQoS
画像情報特論 (2) - マルチメディアインフラとしてのTCP/IP (1) インターネットプロトコル (IP)
画像情報特論 (1) - インターネット電話とインターネット放送 はじめに 電子情報通信学科 甲藤二郎
P2P ネットワーク上で 実時間ストリーミングを実現するための 分散制御プロトコルの提案
福岡工業大学 情報工学部 情報工学科 種田研究室 于 聡
画像情報特論 (1) - インターネット電話とインターネット放送 はじめに 情報ネットワーク専攻 甲藤二郎
GbEにおける TCP/IP の研究について
異種セグメント端末による 分散型仮想LAN構築機構の設計と実装
画像情報特論 (3) - TCP/IP (2) TCP (Transport Control Protocol)
画像情報特論 (1) - インターネット電話とインターネット放送 はじめに 電子情報通信学科 甲藤二郎
MPIを用いた 並列処理 情報論理工学研究室 06‐1‐037‐0246 杉所 拓也.
画像情報特論 (2) - TCP/IP (1) インターネットプロトコル (IP) インターネットQoS (diffserv / MPLS)
情報ネットワーク 岡村耕二.
インセンティブにより自律ユーザに 高品質なオーバーレイマルチキャスト木を 構築させるプロトコルの提案
プロトコル番号 長野 英彦.
Presentation transcript:

2007 D0活動予定 D0 kazuhisa

研究目的(今まで) リアルタイムストリーミング 効率的かつ信頼性の高いアプリケーション 構築 End-to-Endモデル 高インタラクティブ性 効率的かつ信頼性の高いアプリケーション 構築 Congestion Control ネットワークリソースを有効活用 ユーザに対し最良の映像品質をより良い再生品質で提供

End-to-Endモデルの品質制御 Feed back 型 Rate Control (ex)TCP-friendly 転送レートを制御 映像品質を調整 (ex)TCP-friendly Open loop 型 FEC (Forward error correction) 冗長パケットによる実データパケットロスリカバリ

End-to-Endモデルの問題点 広域インターネット 正確なネットワーク状態把握が困難 様々な輻輳が発生 時間:一時的・慢性的なパケットロス 負荷:輻輳具合→パケットロス率の変化 正確なネットワーク状態把握が困難 ネットワーク状態に応じた最適な転送手法を適応 できない bandwidth ここで俺は神様じゃないから、こんな理想的な転送はできないというグラフを載せ、説明する Available bandwidth FEC Rate control Rate 1 Rate 2 Time

修論 Adaptive Rate Control with Dynamic FEC for DV streaming 転送レート削減 CRC時間の猶予 フレーム間引き 映像が滑らかでなくなる FEC パケットロスリカバリ 使用帯域幅の増加 再生遅延,バッファオーバーフロウさらなる品質劣化 最適なDV/RTP転送レート・FEC レートの      コンビネーションを探り出す      

Related Work Rate Control TCP-Friendly with Dynamic FEC [A Rate Control Scheme for Adaptive Real-Time Applications in IP Networks With Lossy Links and Long Round Trip times], F.Akyildiz, IEEE /ACM Transactions on networking, vol13, june 2005 TCP-Friendly with Dynamic FEC [Adjusting Forward Error Correction with Quality Scaling for streaming MPEG], Huahui NOSSDAV 2005 ACM, june 13-14 ・RCS high bandwith and delay, high bit errors ,using dummy packets priority policy シミュレーションでの評価,実際にネットワークにトラフィックを流して計測していない. ・Mpegに特化して,FECを利用することに対するネットワーク負荷を考慮し,量子化レベルを上げて,転送レート削減する. トータルの使用bandwithを計算し,TCP-friendlyの閾値を超えないようにする. Bandwidthだけ気にして,FECのオーバーヘッド,Quality Scalingのオーバーヘッドについて議論してない

アプローチ:ネットワーク状態把握 シミュレーションの利用 ①パケットロスが連続的に起こるのは高い確率でボトルネックリンク ②ネットワーク負荷が高い場合、連続的にパケットが落ちる頻度が多い パケットロスパターン Consecutive pktloss(連続的なパケットロスの発生頻度) パケットロス率 シミュレーションの利用 ネットワーク状態モデル化                           の検証 [End-to-End Internet Packet Dynamics], Vern Paxson LBNL-404488, june23,1997 [Analysis of Audio Packet Loss in the Internet ], INRIA B.P 93,Jean Bolot, HUgues Crepin, Andres Vega Garda 06902 Sophia-Antipolis Cedex シュミレーションによって何をどうするのか、何を目トリックにしているのか、どのように転送システムはふるまうのかが重要 UDP node Link:1 Link:2 Link:3 シミュレーショントポロジ other nodes UDP node

Network States and Flow Types in Full rate(30Mbps) Loss rate Consecutive loss 0% 10% 20% 30% F1 FEC0% F2 0<R<1 3 ≦ C < 10 FEC20% FEC10% F3 10 ≦ C FEC30% F4 1≦ R< 3 C < 10 F5 10≦ C < 25 F6 25≦ C F7 3≦ R< 8 C < 30 F8 30≦ C < 70 F9 70 ≦ C Half-FEC50% F10 8≦ R< 13 C < 100 F11 100≦ C < 170 F12 170≦ C Half-FEC60% F13 13≦ R< 18 C < 180 F14 180≦ C < 250 Half-FEC70% F15 250≦ C Half-FEC80% F16 18≦ R< 23 C < 300 F17 300≦ C < 380 Half-FEC90% F18 380 ≦ C F19 23≦ R C = any

Network States and Flow Types in Half Rate (15Mbps) Loss rate Consecutive loss 50% 60% 70% 80% 90% 100% H1 ************* FEC100% Normal-Full H2 0<R<1 3 ≦ C < 10 Full=FEC10% H3 10 ≦ C Full-FEC20% H4 1≦ R< 3 C < 10 Full-FEC30% H5 10≦ C < 25 H6 25≦ C FEC90% H7 3≦ R< 8 C < 30 H8 30≦ C < 70 H9 70 ≦ C FEC80% FEC70% FEC60% H10 8≦ R< 13 C < 100 H11 100≦ C < 170 H12 170≦ C H13 13≦ R<18 C < 180 FEC50% H14 180≦ C < 250 H15 250≦ C H16 18≦ R<23 C < 300 H17 300≦ C < 380 H18 380 ≦ C H19 23≦ R<28 C < 420 H20 420≦ C < 600 H21 600 ≦ C H22 28≦ R<33 C < 750 H23 750≦ C < 1000 H24 33≦ R C < 1300 H25 1300 ≦ C

今期の取り組み(1) 転送制御問題 統一的なトランスポート層の提供 スケーラビリティをどうするか 計算機スペックの差によるFECの処理遅延問題 アプリケーションポリシー 音声FEC コンテンツ要求 RDDFフロー同士の協調動作 Worst caseの改善 他の映像フォーマットへの対応 MPEG2-TS 統一的なトランスポート層の提供 スケーラビリティをどうするか

今期の取り組み(2) 博士課程試験 修論のまとめを5月に投稿 修論を改善し,論文誌に投稿 D研究の方向を明確化 研究計画書,シラバス PV2007(D/L May 15, 2007) 修論を改善し,論文誌に投稿 D研究の方向を明確化

シミュレーションによるネットワーク状態の分類 5秒間の計測(UDP/TCPnode,ボトルネックリンク,RTT)解析転送手法を実行解析 Loss_rate5% 1311 277 310 43 Loss_rate=4% 1275 258 311 41 No_FEC FEC5% FEC10% Loss_rate=4% 1348 247 31 40 51 実データパケットロス率 4% 実データパケットロス率 4%3% 送信データパケットロス率 4% 実データパケットロス率 5%1% 送信データパケットロス率 5% Loss_rate=4% 1314 264 39 44 51 60 73 Loss_rate=21% 1756 2422 3326 48 52 No_FEC FEC5% 実データパケットロス率 4% 実データパケットロス率 21%

シミュレーション結果 (3%≦送信データパケットロス率≦5%) FECレート 平均リカバー率 最大リカバー率 最小リカバー率 相関係数 5% -82.6% 68.8% -487.2% -0.36 10% -9.87% 94.2% -551.3% -0.34 15% 33.5% 100% -595.5% -0.30