平出地区 活動計画書 森林山村多面的機能発揮対策事業 平成25年度 ~ 平成27年度 平出の里山を守る会

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平出地区 活動計画書 森林山村多面的機能発揮対策事業 平成25年度 ~ 平成27年度 平出の里山を守る会 平出地区  活動計画書 平成25年度 ~  平成27年度 平出の里山を守る会 協力:NPO法人ト チ ギ 環 境 未 来 基 地

森林山村多面的機能発揮対策事業 森林は、国土の保全、水源の涵養、生物多様性の保全等の多面的機能の発揮を通じて、  森林は、国土の保全、水源の涵養、生物多様性の保全等の多面的機能の発揮を通じて、 国民が安全で安心して暮らせる社会の実現や、木材等の林産物の供給源として地域の経済活動と 深く結びつくなど、我が国の有する貴重な再生可能資源である。 その恩恵を国民が将来にわたって永続的に享受するには、森林を適正に整備・保全することが重要である。  しかし、我が国の森林・林業を支える山村の過疎化・高齢化が進む中、これまで様々な資源の利用を通じて地域住民の生活を支えていた森林との関わりが希薄になってきており、特に、集落周辺の里山林をはじめとした生活圏に隣接した旧薪炭林のような森林においては、藪化の進行や 竹の侵入等により、森林の有する多面的機能の発揮が難しくなっている。  このような集落周辺の森林の保全については、通常の木材生産を主目的とした森林整備では 対応できないものであり、コミュニティの関心や活力を向上することで対応を促すことが最も効率的かつ効果的である。  このため、森林所有者や地域住民等が協力して森林の有する多面的機能を発揮させるための 保全活動及び山村地域の活性化に資する取組に対し支援をする事業である。

宇都宮市平出地区の、実施場所 栃木県宇都宮市平出地区 活動組織 整備場所② 整備場所① 雷電神社 平出の里山を守る会

① 地域に残された貴重な緑地として、人々に利用されるように工夫する 活 動 方 針 ① 地域に残された貴重な緑地として、人々に利用されるように工夫する ② 活動に地域の様々な人に参加いただけるよう機会をつくる ③ 10,000歩散策コースの一部として、気軽に安全に歩ける場所にする ④ 里山を接点に自治会、地域団体との連携を深め、地域に新しいきずなをつくる 活 動 内 容 ① 里山の整備   - 下草刈りや枯損木の片づけなど、里山の良い環境を維持するための作業を行う。 ② 遊歩道の整備、広場の整備   - 斜面のところもあるので、歩きやすい道をつくり子どもやお年寄りも利用できるようにする。     上の広場では、レクリエーション活動など里山を生かした活動をしやすい場所に整備する。     人が訪れる工夫として、遊具なども充実させる。 ③ 森林空間利用   - 都市近郊の緑地の大切さを伝えるようなイベントを行う。地域の人たちが健康増進などで    里山を利用できるようなイベントを実施する。

全体計画・年度計画 平成25年度 平成26年度 平成27年度 整備面積: 里山 0.6ha 森林空間利用イベント 年3回~6回 計15回  年3回~6回 計15回      平成25年度 平成26年度 平成27年度 ・斜面の草刈り、しの竹伐採 ・下草刈り、枯損木の片づけ ・下草刈り ・広場の遊具の整備 ・道路側のしの竹の伐採 ・歩道、遊具の補修 里山の 整備 ・除伐、歩道の拡充 ・歩道の整備 雷電神社裏の遊歩道完成 ・10,000歩散策 ・第1回平出里山祭り開催 ・10,000歩散策 ・地元の中学校との活動 ・地元の中学校との活動 ・若者たちの森林レクリエーション大会 森林空間利用 ・高齢者の運動イベント ・高齢者の運動イベント ・作業交流会 ・里山学習会 ・作業交流会 ・第2回平出里山祭り   等 ・第3回平出里山祭り   等 地元の人たちを中心に、ひらりの里あさひが丘応援隊を結成し、平成27年度以降も持続的に環境の維持、活動の実施ができるように準備する。

整備イメージ 誰もが楽しめる里山に! あさひが丘 10,000歩散策コースの 里山ゾーンとして!

整備場所①(あさひが丘)の整備計画 (平成25年度重点) 整備場所①(あさひが丘)の整備計画 (平成25年度重点) ①斜面 斜面は長い間手入れがされていなかったので、しの竹や下草が茂り整備が必要。 下刈り等を終えた後、斜面上の広場へいくための歩道をつくる。 近くに宇都宮東病院や高齢者施設もあり、車イスでも里山を楽しむことが出来るように幅広く緩やかな歩道もつくる。 ②広場 斜面上の平坦な所は草刈りをした後、広場を作る。 広場には、地元の人にもご協力いただき子どもたちが楽しめるような遊具を設置する。 健康増進のためお年寄りの外出の機会を増やすためにも、お年寄りがペタングなどの運動をできる小屋も設置。 新4号歩道に落ちる落ち葉なども掃除し、地元の人に愛される里山にする。

整備場所② (雷電神社裏)の整備計画 (平成26年度重点) 整備場所② (雷電神社裏)の整備計画 (平成26年度重点) 地域の重要文化財でもある平出雷電神社の裏の細道を抜けると広がる緑地。 こちらも長く手入れがされていなかったところで、枯損木が倒れたままになっている。 道路側には、しの竹が茂っているので、刈り払う。 10,000歩散策コースの貴重な自然コースとして、歩きやすい歩道を中心につくる。 将来的には自然観察会などができるように環境を整える。

森林空間利用プログラム 地域内外の人が里山を楽しむことができるような季節に応じた企画を実施する。 ① 平出里山祭り  地域内外の人が里山を楽しむことができるような季節に応じた企画を実施する。  ① 平出里山祭り  あさひが丘をメイン舞台に、ウォーキングや広場でのレクリエーションを実施。地域の婦人会等にもご協力いただき、屋台も出して祭りの雰囲気をつくる。  ② 地元の中学生との活動  学校の社会活動の一環として、里山について学び、よい里山を作るための作業に参加する。 ③ お年寄りの運動イベント  気候の穏やかな時期に、お年寄りが自然の中で体を動かすイベントを実施。 ④ 作業交流会  主に市内のボランティアに集まっていただき、一緒に作業をしながら交流を深める機会。 ⑤ 夏祭りや秋のイベント  夏の宇都宮花火大会の日など、地域の人たちが一緒に楽しめる企画を実施。

広報、情報発信、参加者を集める工夫 安 全 管 理 ① 専用のホームページの開設 → 平成25年度に作成 ① 専用のホームページの開設 → 平成25年度に作成 ② ボランティア募集用チラシを作成する → 平成26年度 ③ 自治会のつながりを生かし、回覧板等を活用 安 全 管 理 ① リスクアセスメントを行う ② 救急箱の常備 ③ 準備運動を必ず行う ③ 作業方法、安全確保について毎回説明する ④ 初心者には指導者がつく ⑤ 作業マニュアルを作成 ⑥ 適宜休憩をいれる ⑦ 悪天候時に無理に作業しない ⑧ 経験値によって作業や場所を分ける ⑨ 作業間隔を適切にとる ⑩ 安全具を必ずつける ⑪ スタッフが適宜声掛けを行う

平出の里山を守る会 住所:栃木県宇都宮市平出町3843-3 TEL/ 028-662-9268 URL   http://hiraide.jimdo.com