市場細分化 ターゲットの設定 ポジショニング

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ビジネスプランセミナー 第 5 回 事業計画書の作成 時 山 山
○○ 事業計画書 2015 年 ○ 月◇日 チーム名. 事業計画書目次 I. はじめに i. チームメンバー紹介 ii. 事業の提案 iii. 提案の背景(ニーズ) II. 事業計画概要 i. 市場規模 ii. 他社の動向 iii. ターゲット顧客 iv. 製品・サービス v. ビジョンストーリー.
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市場細分化 ターゲットの設定 ポジショニング 市場に対する意思決定 http://www.geocities.jp/mogami_shiryoukan/

市場セグメントの識別 全ての消費者に訴求することは不可能 購買者の数は膨大であり、広範囲、そしてニーズは多様 企業は特定の部分(セグメント)に供給する最善の地位を模索 効果的に供給できる、もっとも魅力的な市場セグメントを識別 市場全体いる全ての消費者に製品を訴求することは不可能である。 購買者はあまりにも多く存在し、そして広範囲に分布しており、そして彼らの持つ購買のニーズはそれぞれ異なっている。 このような状況下において、企業は市場の特定の部分、セグメントに対し供給することのできる最善の地位を発見することはできる。 供給者は最も魅力的な市場セグメントを識別する必要がある。 http://www.geocities.jp/mogami_shiryoukan/

セグメント認識への段階 マス・マーケティング 製品差別化マーケティング 標的マーケティング 市場細分化 ターゲット の設定 ポジショニング 販売者は全ての購買者に対して1つの製品を大量生産、大量流通、大量販売する。 製品差別化マーケティング 販売者が様々な特性による複数の製品を生産する。これらは異なるセグメントに訴求するのではなく、消費者にバラエティーを提供しようとしている。 標的マーケティング 販売者がセグメントを識別し、各セグメントのために彼らの持つニーズに対応するマーケティングミックスを開発する。 企業の行動はマスマーケティング、製品差別化マーケティングから標的マーケティングに移っている。 標的マーケティングは3つのステップが必要である。 市場細分化 市場細分化の方法を明らかにする 市場細分化のプロフィールを開発する 市場標的設定 セグメントの魅力度を測定する 標的セグメントを選択する 市場地位設定 各標的セグメントの位置設定を行う 各標的セグメントのマーケティングミックスを開発する http://www.geocities.jp/mogami_shiryoukan/

市場細分化 http://www.geocities.jp/mogami_shiryoukan/ 細分化なし 完全な細分化 基準1による分類 基準2による分類 基準1+2による分類 http://www.geocities.jp/mogami_shiryoukan/

市場細分化の基準 地理的変数による細分化 人口統計学的変数による細分化 社会的変数・心理的変数による細分化 行動変数による細分化 ベネフィットによる細分化 最終消費者別細分化 細分化するのには明確な方法はない代表的なものとしていくつか例を挙げる。 地理的変数による細分化 国、県、地域、市区町村 人口統計学的変数による細分化 年齢、性別、所帯数、家族のライフサイクル、所得、職業、教育など サイコグラフ的変数による細分化 社会階層、ライフスタイル、パーソナリティ 行動変数による細分化 購買状況 ベネフィットによる細分化 使用者の地位、使用率、ロイヤル・ステイタス、購買準備段階、態度 加えて、生産財の場合は最終諸費者による分類も有効である。軍事市場、生産財市場、消費財市場むけにそれぞれ異なる製品を提供する。 http://www.geocities.jp/mogami_shiryoukan/

市場標的設定 どれだけ多くのセグメントをカバーできるか? 最良のセグメントをどう識別するか? 企業の マーケティングミックス 企業の マーケティングミックス1 マーケティングミックス2 マーケティングミックス3 セグメント1 セグメント2 セグメント3 市場 市場標的の設定に関して重要な設問がある。 どれだけ多くのセグメントをカバーするか? 最良のセグメントをどう識別するか? 3つの代替案がある 無差別的マーケティング 市場セグメントの違いを無視し、市場を1つのセグメントとし市場にアプローチする方法。市場が共通しているという点に注目している。 差別的マーケティング いくつかの市場セグメントを識別し、その市場セグメントに対し異なった提供物をデザインする。 集中的マーケティング 特定のセグメントだけに集中して提供物をデザインする方法。 http://www.geocities.jp/mogami_shiryoukan/

市場カバレッジの選定 企業の資源 製品の同質性 製品のライフサイクル 市場の同質性 競合他社のマーケティング戦略 どの程度の資源を投入できるか?資源が限られている場合集中的マーケティングが重要な意味を持つ 製品の同質性は、無差別的マーケティングにおいて意味を持つ。鉄鋼などの同質な製品に関しては意味を持つ 製品のライフサイクル、萌芽期、成長期、成熟期は重要な意味を持つ 市場の同質性、購買者が同じ趣向を持ならば無差別的なマーケティングが適する 競合他社のマーケティング、競合他社の細分化法を参考にする http://www.geocities.jp/mogami_shiryoukan/

ポジショニング 高い 低い A B C D 多い 少ない 雪上車の例 黄色に進出できる場合 優秀な雪上車を開発できる 市場規模が競争できるだけの規模を持っている 競争企業よりも多くの資源を有している 経営上の強みに適している 緑に進出できる場合 大型で高速の雪上車を開発できる 予想される価格水準で生産が可能 大型で高速の雪上車を選好する十分な購買者が存在する http://www.geocities.jp/mogami_shiryoukan/