Molecular Devices Japan

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1 WORD の起動法と終了法 ● WORD の起動法 (1) デスクトップの Microsoft Word アイ コンをダブルクリックする。 * (2) 「スタート」 ― 「すべてのプログラ ム」 ― 「 Microsoft Word 」と選ぶ。 (3) Word で作成された文書があるとき は、そのアイコンをダブルクリック.
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Molecular Devices Japan 7/29/2019

Journalの作り方④ Variableについて 応用編 ①Assign To Variable 概要 ・オリジナルの文字列に任意の  パラメーターもしくは、既存の項 目に代入できる機能 ・Actionsのタブからドラッグ、 もしくはダブルクリックで登録 ・変数同士の四則演算も可能 ・既存の変数は  ボタンを押す ことで変数リストが表示される ・オリジナルの変数は名称  は自由に設定できるが、”#, + , -”などの記号は使用不可 *その場合、左図の様にコマ    ンドが赤く表示される

Journalの作り方④ Variableについて 応用編 ①Assign To Variable 変数リストについて ・MetaMorphの機能で、Journalの変数 として利用できる項目のリスト表示 ・項目はグループごとに区分 ・Current Valueが現在、その変数に 割り当てられている情報となる ・Illumination名、画像名など、 Current Valueが数値ではない Stringsであるものは名称の前後に “name”の様にダブルコロンで区切 る ・Custom:ユーザが作成したオリジナルの変数 ・Image:解像度、画像情報、画像名などの画像に関する変数 注意点: 使用可能な変数はMetaMorphのVersion更新と共に増えていくため、 新しいVersionで作成したJournalは 古いVersionのMetaMorphで起動しない事があります ・Measurements:画像解析の結果情報 ・Program:主にハードウェアの情報(露光時間、XYステージ位置等) ・Region:画像上に存在しているRegionの情報(位置、サイズ、色等) ・Objects:解析後、選択された対象物固有の解析結果

Journalの作り方④ Variableについて 応用編 ①Assign To Variable 使い方  例題 :露光時間を変更する 例: カメラ撮影露光時間(変数名:Camera.Digital.Exposure)を100msに変更する Journal作成時はDescriptionsを選択するとJournal内容が分かりやすい 1.Variable欄に   ボタンから、既存の変数をリストを表示し、ProgramのリストからCamera.Digital.Exposureを選択 2.Exressionに、数字の100を入力  3.最後に、SaveボタンでJournalを   保存し、実行することで、露光 時間が100msに切り替わる 

Journalの作り方④ Variableについて 応用編 ①Assign To Variable 使い方  例題 :露光時間を変更する Variableで時間情報扱い時の注意点 左図のAcquireやMDAの様に時間単位を選択可能な機能を使う場合、露光時間の変数は数値のみであり、時間単位(ms, sec, hour)は含まれない 時間の単位は現在変更直前の各ウィンドウ中の設定単位に基づく  左図の状態だと、100の数値では100msとなる  時間単位もJournalで指定したい場合は、各設定ダイアログのLoad StateコマンドをAssign Variableの行前で実行し、あらかじめSaveしておいたStateファイルをLoadすれば可能 なお、ScanSlideはmsで固定されているため、代入数値は全てms単位となる

Journalの作り方④ Variableについて 応用編 ①Assign To Variable 使い方  変数のOverride(上書き) 例題: ある画像において、その画像の半分の大きさのRegionを画像の中心に作成しなさい Create Region機能を使うことで任意の大きさ、位置にRegionが作成可能なため、Journalで本機能を登録すればよいが・・・ この方法では、Regionの位置、大きさが固定値となり、画像の解像度が異なる際に解像度ごとに別のJournalを用意しないといけない! 解像度が変わってもその都度、位置情報、 サイズなどの変数を可変させる方法が必要!

Journalの作り方④ Variableについて 応用編 ①Assign To Variable 使い方  変数のOverride(上書き) Regionの大きさ、位置は、画像解像度によって変化する ↓ 画像解像度からRegionの位置、大きさが操作できる ↓ 画像解像度の変数を使って、その値をCreate Region機能のパラメーターに上書きすれば、解像度に左右されずに目的の大きさ、位置にRegionが作成できるかもしれない! ↓ “Select Setting To Override”機能の使用

Journalの作り方④ Variableについて 応用編 ①Assign To Variable 使い方  変数のOverride(上書き) Select Setting To Override 対象のコマンド中のパラメーターをユーザーが指定した変数で代入する機能 左図の場合、Create Region機能において、RegionのXY座標、幅、高さがOverride出来る事を示す これにより、コマンドのパラメーターを固定化せず、常に変動する変数に置き換える事(今回の例題では解像度がそれに該当)が可能 *すべてのコマンドがOverride機能を有しているわけでは   無い点に注意

Journalの作り方④ Variableについて 応用編 ①Assign To Variable 使い方  変数のOverride(上書き) 例題のJournal作成で必要な情報 MetaMorphでは画像に対するRegionの位置 情報は画像の左隅を(0, 0)原点としている Create Regionにおける、作成RegionのXY座標基準位置 1.Regionの幅(Width)と高さ(Height) ROI.Width=Image.Width / 2 ROI.Height=Image.Height / 2 画像解像度の半分のサイズ 2.RegionのX座標とY座標 Regionの座標は画像解像度とROIのサイズで以下の式で決める事が出来る ROI.Xpos=Image.Width - (ROI.Width + (ROI.Width/2)) ROI.Ypos=Image.Height - (ROI.Height + (ROI.Height/2)) 以上の内容をJournal Editor で作成する

Journalの作り方④ Variableについて 応用編 ①Assign To Variable 使い方  変数のOverride(上書き) 最初の4行のAssign Variableにて作成されるRegionに必要な幅、高さ、XY座標の4項目に ユーザー任意の変数を指定する 名称は分かりやすいように設定すればよいが、 既存の変数と重複しないように注意が必要 Create Regionはリストに登録すると、パラメータの入力を求めてくるがそのままCreateボタンで適当に登録する Select Setting to Overrideボタンを押し、対応項目にチェックを入れた後、最初の4行で設定した変数を それぞれのパラメーターに代入する 登録時は“Use Current Value”のチェックを外さないと入力できないので注意 以上でJournalの作成が完了

Thank you! 7/29/2019