次の紹介内容は ④日本の河川の特徴と北海道特有の事情 ⑤洪水・はん濫から街や住民を守る施設の紹介 ⑥洪水・はん濫の情報を確認する手段 ①自分たちの地域の洪水履歴 ②洪水をもたらす天気要因 ③洪水とはん濫の種類 ④日本の河川の特徴と北海道特有の事情 ⑤洪水・はん濫から街や住民を守る施設の紹介 ⑥洪水・はん濫の情報を確認する手段 ⑦洪水発生時の避難のポイント ⑧居住地域のハザードマップを見てみよう ⑨避難の際の心得
日本の川の特徴 国土交通省資料 山が7割の日本は、急流が多いのが特徴です。 一気に流れ下るので、下流の水は短い時間で増えます。
札幌市の川、豊平川 豊平川はあばれ川 札幌市の市街地を流れる豊平川は日本でも有数の急な河川です。 過去に洪水を起こした履歴がある川です 札幌市以外の地域で使うときは取ってその地方特有の川に置き換える
北海道で気をつけたいこと 北海道のように冬は積雪地帯となる地域では、山間部では更にたくさんの雪が積もっています。 山の積雪は街よりも大量です これらの雪が融雪して、川には、まるで大雨が降ったように水の量が多くなり、下流では洪水になることもあります。 川の水量が多くなります
北海道開発局のしごと ダム 飲料水の供給、農業用水の確保、洪水予防、発電など ダム 飲料水の供給、農業用水の確保、洪水予防、発電など 川(一級河川) のみ水、農業用水、洪水予防、土砂災害の防止、環境保全 道路 国道の建設、管理、修理、除雪、道の駅の建設、道路情報の提供 空港・港湾・漁港 空港や港、防波堤を建設、津波被害 の軽減など 農業 農民の生活環境を整備する、農地や農村の保全 営繕 役所や研究施設などの建物の設計、建設、補修など
次の紹介内容は ⑤洪水・はん濫から街や住民を守る施設の紹介 ⑥洪水・はん濫の情報を確認する手段 ⑦洪水発生時の避難のポイント ①自分たちの地域の洪水履歴 ②洪水をもたらす天気要因 ③洪水とはん濫の種類 ④日本の河川の特徴と北海道特有の事情 ⑤洪水・はん濫から街や住民を守る施設の紹介 ⑥洪水・はん濫の情報を確認する手段 ⑦洪水発生時の避難のポイント ⑧居住地域のハザードマップを見てみよう ⑨避難の際の心得
洪水から住民や街を守る施設 ダム 洪水から住民と街を守ります。 山のほうは すごい雨だ! でも街は大丈夫
ダムの目的 飲み水に使います 洪水から街を守ります 電気を発電します 工業や農業用水として使います
ダムの例:定山渓ダム 堤頂長410m 堤高117.5m 昭和53年 着工 平成元年 完成
遊水地の役割(普段) 越流堤 排水門(開)
遊水地の役割(洪水時) 川の水位が上がってきて、越流堤を越え始める。 排水門(閉)
遊水地の役割(洪水後) ピークを過ぎて、川の水位が下がり始める。 排水門(開) 川の水位が遊水地の水位より低くなったら、排水門を開く。
砂川遊水地昭和38年(1963年)
砂川遊水地昭和48年(1973年)
砂川遊水地〈平成7年(1995年)完成〉 砂川捷水路工事によって残った旧川跡を利用して砂川遊水地を建設 ◆ 項 目 諸 元 完 成 年 月 項 目 諸 元 完 成 年 月 平成7年8月 面 積 1.8km2 囲 繞 堤 延 長 1,800m 周 囲 堤 延 長 3,800m 計画洪水調節容量 1,050万m3 石狩川 越流堤 砂川遊水地排水門 砂川遊水地(H7年完成) 写真出典: 砂川遊水地工事の記録 越流堤
洪水からみんなを守る施設 排水ポンプ場 (排・取)水門
洪水から住民や街を守る施設 排水ポンプ場と水門のしくみ 大雨などの時は水門を閉め、川の水が逆流するのを防ぎます。 排水ポンプ場は、小さな川や水路と大きな川の合流点にあります。水門があり普段は開いています。 豪雨が続くと、川に流れ込めない水が住宅地や田畑に溢れてしまいます。 小さな川や水路の水が住宅地に溢れないように、ポンプを使って川に水を押し出します。