「情報」第7章の演習のために ICトレーナーの設定 2006年 5月 8日(月) 山口 泰
はじめに ICトレーナーによる演習 今日の作業 - ICトレーナーのセットアップ 論理回路の学習キット http://lecture.ecc.u-tokyo.ac.jp/johzu/joho/ictrainer/ 論理回路の学習キット 色々できるが,「情報」では限定的に利用する 演習時間は1時間30分しかない 今日の作業 - ICトレーナーのセットアップ すぐに使えるようにする 部品の過不足が簡単に分かるようにする
作業の概要 不要なものの取り出す 必要なものを入れる マニュアル,IC,LED+抵抗など 論理IC - 74LS00, 74LS08, 74LS32, 74LS86 ジャンプワイヤ - ziploc 2パック (10本ずつ) 乾電池 単三 4本
作業A - 開梱 ICトレーナーを開いて内容物を取り出す 外箱, ビニールラップ類 マニュアル,IC,LED+抵抗類 捨てる (故障対応のため一部を残しておく) マニュアル,IC,LED+抵抗類 別に分けておく ジャンプワイヤ 2パック 作業Cに回す
作業B - 論理IC 論理ICをICトレーナーに組み込む 動作確認 設置 注意事項: 確認用のICトレーナーで正常であることを確認する 74LS00(ピン 7-13), 74LS08(ピン 22-28), 74LS32(ピン 37-43), 74LS86(ピン 52-58) 注意事項: ICの足を曲げないように,慌てずに作業すること
作業C - 乾電池とジャンプワイヤ セットアップ完了 乾電池 ジャンプワイヤ 動作確認 単三 4本 をセットする 正常か内容を確認して,ziplocに入れる(10本2セット) 異常の場合には予備のものと交換する 動作確認 クロックの動作を確認する(ジャンプワイヤ3本くらい)
作業D - 予備部品 論理ICやジャンプワイヤの予備がある ジャンプワイヤ 2bit全加算器にはジャンプワイヤが約40本必要 → 挑戦するグループに追加貸出し ジャンプワイヤ 正常か否かを確認して,ziplocに移し替える
演習実施にあたって 貸出しと回収には十分な時間を見込む 部品の故障や散逸に対処する チェックシートの記入 故障確認セットの準備
演習開始時 3人グループで着席させる ICトレーナーとチェックシートを配布する 内容確認とチェックシート記入を指示する 学生証番号順で席を指定するのが良いだろう ICトレーナーとチェックシートを配布する (たとえば教員の説明中に)TAに配布させる 内容確認とチェックシート記入を指示する チェックシートを回収する 部品に不足があれば予備を加える
演習の最中 - 1 TAは専用の席に着席する ジャンプワイヤの追加貸出し 貸出しや交換などの作業のため 学生からTAのところに出向かせる 2bit全加算器への挑戦申告者に貸し出す チェックシートの追加貸出し欄に記入させる
演習の最中 - 2 故障の対応 ICトレーナー自体の故障 → 予備と交換 ICの故障 → ICの交換 & 故障の確認 ジャンプワイヤの故障 → 予備のジャンプワイヤ(同じ色)を加える
演習終了時 余裕をもって終了させる チェックシートを確認しながら回収 10分から15分くらい前には終了させる とくにジャンプワイヤが10本ずつまとめさせる 追加貸出し欄も確認すること