(Environmental Technology Verification)

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■日時 平成22年7月16日(金) ■講師 特定非営利活動法人 政策21 理事長 鎌田 徳幸
下水道事業財政計画 (H18~H21年度) 静岡市企業局下水道部
電子行政オープンデータ推進のためのロードマップ(工程表)
所属: 東京農工大学 大学院 環境エネルギー工学講座
公共ブロードバンド移動通信システムの利用シーン (災害現場での活用例)
低炭素社会創出ファイナンス・イニシアティブ
【事業名】 【事業代表者】㈱○○ ○○ 【実施予定年度】平成26~○年度 平成26年 月 日 (1)事業概要
平成29年10月 内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室
研究開発名称 別紙4 (対象とする技術のイラストや図) 【受付番号: 】 提案者:○○株式会社 研究開発の概要 年度毎概算経費
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未利用再エネの有効活用で、 省エネ化・地域経済活性化! 廃熱・湧水等の未利用資源の効率的活用による低炭素社会システム整備推進事業
2014年モデルプラント試算結果 電源 原子力 石炭 火力 LNG 風力 (陸上) 地熱 一般 水力 小水力 バイオマス (専焼)
脱フロン・低炭素社会の早期実現のための省エネ型 自然冷媒機器導入加速化事業(一部農林水産省、経済産業省、国土交通省連携事業)
水道施設のあらまし 電気・計装編 水道には電気が使われているよ。どこで使っているのか、 みんなで勉強してみましょう!
物流分野におけるCO2削減対策促進事業 (国土交通省連携事業) 背景・目的 事業概要 期待される効果 事業スキーム
廃棄物処理施設を中心とした自立・分散型の
創造設計製作 自然を利用した発電コンペ 6班  高野功仁 松川洋介.
地域からの再エネ導入事業募集! 兵庫県では、バランスのとれた再生可能エネルギーの導入拡大に向け、地域団体等による小水力発電の立ち上げ時の取組、基本調査・概略設計等の経費の一部を補助しています。   また、小水力発電や小規模バイオマス発電など全県的なモデルとなり得る地域団体等の取組に対しては、(公財)ひょうご環境創造協会と連携して、発電設備の導入経費の一部を無利子貸付により支援します。
20XX年度 ○○施策導入について (例)  社内講師の計画的育成とトレーニング導入について ○年○月○日 所属・担当者名.
4.新たな価値を生み出す市政改革 52.
? 中小企業向け環境経営体制構築支援事業(エコクリップ)
○○○○○○○○○○○○○○○○○○ の要素技術開発
平成30年度 二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金
最先端ICT都市の実現に向け、「ICTの徹底活用」と「ICTの適正利用」を基本に取組をすすめます
我が国の造船技術が衰退の危機を迎えている。
東京都のテナントビル向け省エネ支援策 ◆オーナーとテナントの協力により、ビルの付加価値を高める取組
2日間の活用調整力(kW)と発電電力量(kWh)
地域低炭素投資促進ファンド事業 国 民間 資金 低炭素化プロジェクトの実現 (SPCによる実施) 平成25年度予算 ○○百万円 イメージ
地方公共団体所有施設の省CO2改修支援事業(バルクリース事業) 1.補助を受ける主体: 地方公共団体等
B A B S の ご 提 案 環境改善と省エネルギー効果 ~バイオの力で地球を守る~
離島の再生可能エネルギー・蓄エネルギー導入促進事業
木材利用による業務用施設の断熱性能効果検証事業
地方公共団体実行計画を核とした地域の低炭素化 基盤整備事業
不動産の環境性能を見える化することで、賃料にもプラス
テナントビルの省CO2促進事業 低炭素化により オーナー・テナントの利益拡大! ●グリーンリースの類型
【事業名】 【事業代表者】㈱○○ ○○ 【実施予定年度】平成29~○年度 平成29年 月 日 (1)事業概要
(栃木県低炭素社会づくり促進事業費補助金)
我が国の再エネポテンシャル 担当課:地球局事業室技術L( )
国 非営利法人 背景・目的 事業スキーム 事業者等 事業概要 期待される効果 脱フロン・低炭素社会の早期実現のための
背景・目的 事業内容 事業スキーム 事業概要 期待される効果 公共交通機関の低炭素化と利用促進に向けた設備整備事業 (国土交通省連携事業)
事業目的・概要等 イメージ 脱炭素社会を支えるプラスチック等資源循環システム構築実証事業 背景・目的 期待される効果 事業スキーム 事業概要
緑の気候基金(GCF)との連携に関する JICAの取組み方針
平成22年度里地里山保全・活用検討会議の実施スケジュール
地方創生に向けた自治体SDGs推進事業 平成30年度予算案5億円(平成30年度からの新規事業) 実施期間:平成30年度~(新規)
平成31年度 環境保全基金を活用して実施する事業(案) 府民がつくる暮らしやすい、環境・エネルギー先進都市
仙台管区気象台 気象防災部 地球環境・海洋課 渕上 隆雄
物流分野におけるCO2削減対策促進事業 (国土交通省連携事業) 背景・目的 事業概要 期待される効果 事業スキーム
CO2大幅削減のためのCNF導入拡大戦略の立案 (3)バイオマスプラスチックによるCO2削減効果の検証
ブロックチェーン技術を活用した再エネCO2削減価値 創出モデル事業
地域低炭素投資促進ファンド事業 国 民間 資金 低炭素化プロジェクトの実現 (SPCによる実施) 平成25年度予算 ○○百万円 イメージ
プレゼンテーション資料の事例紹介 事例紹介 アニメーションの作り方.
L2-Techリストの更新・拡充・情報発信
地域の多様な課題に応える低炭素な都市・地域 づくりモデル形成事業
資料1 2015年度夏季の電力需給対策について (概要) 2015年5月22日 電力需給に関する検討会合.
平成31年度 自動運転技術を活用したビジネスモデルの構築に関するプロジェクト 企画提案書
【第 】 固定価格買取制度導入後 設備導入量(運転を開始したもの) 制度開始後 合計 42.2%
建築物にかかる猛暑対策貢献者の表彰とHP公表
ゾーニング実証事業における課題等も踏まえた制度化検討
(対象とする技術のイラストや図を必要に応じて挿入してください)
生物多様性保全推進支援事業 1.地域における生物多様性の保全再生に資する活動への支援
生物多様性保全推進支援事業 1.地域における生物多様性の保全再生に資する活動への支援
新エネルギー ~住みよい日本へ~ E 山下 潤.
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(Environmental Technology Verification) 環境技術実証事業(ETV事業) (Environmental Technology Verification) 実証 平成30年度予算案0.91億円(平成29年度予算額1.03億円) 実施期間:平成15年度~ 担当課:大臣官房環境研究技術室(03-5521-8239)  施策番号:68 信頼できる第三者機関(実証機関)が、環境技術を実際の現場等で実証し、その結果を広く公表することで、環境技術の普及を支援 ◆平成15年度~:モデル事業実施 / 平成20年~:本格実施 ◆実証方法・評価項目は、専門家を参集して検討・決定 ○先進的な環境対策技術は、環境保全効果、維持・管理費用・労力等の客観的な評価・検証が十分でない場合がある。 ○環境技術の開発者でも利用者でもない第三者機関が、環境技術の環境保全効果、 副次的な環境影響、その他を試験等に基づき客観的なデータとして示す「実証」 という手段を用いて、環境技術の普及を支援。 (参考)第4次環境基本計画(平成24年4月閣議決定)  (第1章 第1節 経済・社会のグリーン化とグリーン・イノベーションの推進)  環境技術普及のための取組の推進  「技術評価を導入するなど、技術のシーズをひろい上げ、個別の技術の普及を   支援するような取組を実施していく。」 1 担当課:総政G 技術室(03-5521-8239) 

中小水力発電技術分野 出力3万キロワット以下の水力発電技術分野。大規模水力と比べてコスト高になりがちである一方、国内の開発可能性が比較的大きく、採算の改善により地球温暖化防止効果が期待される。 <対象となる技術の例> 経済性を高めるための、水車・発電機・増速機・制御設備・電気設備等の発明工夫、独立運転などでの需給両面の発明工夫など。 自然地域トイレし尿処理技術分野  H15 2件  H16 4件  H17 0件  H18 3件  H19 2件   H20 2件  H21 2件  H22 2件  H23 1件  H24 1件  H25 2件  H26 1件    通算22技術(H15~) 2

28年度の実証事例① 「株式会社松本鉄工所 クロスフロー式小水力発電設備」  灌漑期と非灌漑期の大きな水量変化に対応するため、ランナベーン(回転羽根)に水圧と水流を導くガイドベーン(案内羽根)を大小2 枚設けることで、小さい流量でも効率の維持を図れる構造としたクロスフロー水車※の発電システムである。 ※円筒形ランナベーンに流入した水が、ランナベーンを貫通して軸と直角に流出する水車で、衝動水車および反動水車の特性を併せ持つ。クロスフロー水車の名称は、水流がランナベーンの軸と直角方向にクロスして2回作用すること由来するものである。 図1 水車構􃐀図 3

「株式会社北陸精機 パワーアルキメデス EN0018」 28年度の実証事例② 「株式会社北陸精機 パワーアルキメデス EN0018」 水圧がかかった水の利用として低落差でも比較的高効率が得やす い、ガイドベーンのない立軸固定羽根プロペラ水車。 フランシス水車やペルトン水車などに比べて簡単な構造で、流量 変動に対応して運転できないが価格が抑えられる期待がある。 4