やさしくわかる 「IT導入補助金」申請のポイント

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やさしくわかる 「IT導入補助金」申請のポイント 淡河サポートクラブ特別セミナー 2019年5月 社会保険労務士も含め、士業であっても法人登記していれば支援対象です。 顧問先にご案内する際は2ページ以降がそのまま使えます。

IT導入補助金の概要 正式名:平成30年度補正サービス等生産性向上IT導入支援事業 補助金上限額:(A類型) 150万円/(B類型) 450万円 補助率:1/2(共通) 応募期間:第1次(A類型)5月27日(月)~6月12日(水) (B類型)5月27日(月)~6月28日(金) 第2次 7月中旬開始予定 事業総額:100億円

事業目的 IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者等のみなさまが自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する経費の一部を補助することで、みなさまの業務効率化・売上アップをサポートするものです。 自社の置かれた環境から強み・弱みを認識、分析し、把握した経営課題や需要に合ったITツールを導入することで、業務効率化・売上アップといった経営力の向上・強化を図っていただくことを目的としています。

交付申請の流れ ①事業内容の理解 ②IT導入支援事業者と相談しながらITツールを選択 SECURITY ACTION情報の入力 ⑤「申請マイページ」の開設 経営診断ツールの入力 ⑥IT導入支援事業者による補助金申請書の作製 ⑦IT導入支援事業者によるITツール情報、事業計画書の確認・修正・宣誓 ⑧「申請マイページ」により事務局への交付申請

事業スキーム 経済産業省 IT導入補助金事務局 IT導入支援事業者 中小企業・小規模事業者 (申請者/補助事業者) 事業パートナー 登録・各種指導 IT導入補助金事務局 IT導入支援事業者 経済産業省 登録申請 ITツール提供 申請支援 業務支援アフターサポート IT化相談 ITツール発注 委託 補助金申請 中小企業・小規模事業者 (申請者/補助事業者) 一般社団法人サービスデザイン推進協議会 補助金公募

IT導入支援事業者とは ただし、補助金の対象は、IT導入支援事業者が提供し、かつ本事業において登録されたITツールのみとする 事務局及び外部審査委員会による審査の結果、採択された者 補助事業者と共に事業を実施するパートナー 補助事業者に対するITツールの説明、導入、運用方法の相談等のサポート 補助金の交付申請を代行 採択後に提出する実績報告等の各種申請/手続きのサポートを行う ただし、補助金の対象は、IT導入支援事業者が提供し、かつ本事業において登録されたITツールのみとする

対象となる事業 「本事業は、申請者が、自社の分析を行い、生産性向上のために、IT 導入支援事業者が登録するITツールを導入する場合、その費用の一 部を補助する」 「本事業は、製品・サービスの生産・提供など、生産活動に資する事業を行っている事業者が、自社の強み・弱みを認識、分析し、生産性向上のため業務プロセスの改善と効率化に資する方策として、IT導入支援事業者が登録するITツールを導入する補助事業者に対し、当該ITツールの導入費用の一部を補助するものである。」(公募要領p3)

交付申請の流れ ①事業内容の理解 ②IT導入支援事業者と相談しながらITツールを選択 SECURITY ACTION情報の入力 ⑤「申請マイページ」の開設 経営診断ツールの入力 ⑥IT導入支援事業者による補助金申請書の作製 ⑦IT導入支援事業者によるITツール情報、事業計画書の確認・修正・宣誓 ⑧「申請マイページ」により事務局への交付申請

https://www.it-hojo.jp/procedure/

交付申請の流れ ①事業内容の理解 ②IT導入支援事業者と相談しながらITツールを選択 SECURITY ACTION情報の入力 ⑤「申請マイページ」の開設 経営診断ツールの入力 ⑥IT導入支援事業者による補助金申請書の作製 ⑦IT導入支援事業者によるITツール情報、事業計画書の確認・修正・宣誓 ⑧「申請マイページ」により事務局への交付申請

『SECURITY ACTION』とは 独立行政法人情報処理推進機構(IPA) が実施する中小企業・小規模事業者等自らが、情報セキュリティ対策に取組むことを自己宣言する制度。 本補助事業では、「SECURITY ACTION」の「★ーつ星」または「★★二つ星」の宣言を要件とする。 https://www.ipa.go.jp/security/security-action/it-hojo.html IT導入補助金への応募をきっかけに、セキュリティーへの意識を高めてもらうための仕掛け・・・所要時間5分

交付申請の流れ ①事業内容の理解 ②IT導入支援事業者と相談しながらITツールを選択 SECURITY ACTION情報の入力 ⑤「申請マイページ」の開設 経営診断ツールの入力 ⑥IT導入支援事業者による補助金申請書の作製 ⑦IT導入支援事業者によるITツール情報、事業計画書の確認・修正・宣誓 ⑧「申請マイページ」により事務局への交付申請

申請類型 ITツールの区分 補助対象経費区分 ソフトウェア費、導入関連費 補助率 1/2以内 類型及び補助下限額・上限額 A類型: 40万円~150万円未満 B類型: 150万円~450万円

下記の「ソフトウェア」の赤枠内の①~⑩から計2プロセス以上 A類型 下記の「ソフトウェア」の赤枠内の①~⑩から計2プロセス以上 かつ、青枠内の①~⑧から最低1つ以上 1次公募 2019年5月27日(月)~6月12日(水) 2次公募 2019年7月中旬開始予定

下記の「ソフトウェア」の赤枠内の①~⑩から計5プロセス以上 B類型 下記の「ソフトウェア」の赤枠内の①~⑩から計5プロセス以上 かつ、青枠内の①~⑧から最低3つ以上 1次公募 2019年5月27日(月)~6月28日(金) 2次公募 2019年7月中旬開始予定

交付申請の流れ ①事業内容の理解 ②IT導入支援事業者と相談しながらITツールを選択 SECURITY ACTION情報の入力 ⑤「申請マイページ」の開設 経営診断ツールの入力 ⑥IT導入支援事業者による補助金申請書の作製 ⑦IT導入支援事業者によるITツール情報、事業計画書の確認・修正・宣誓 ⑧「申請マイページ」により事務局への交付申請

IT導入支援事業者から送られてくる「招待状」に示されたURLを開いて、ID、パスワードを入力し、「申請マイページ」にログイン

交付申請の流れ ①事業内容の理解 ②IT導入支援事業者と相談しながらITツールを選択 SECURITY ACTION情報の入力 ⑤「申請マイページ」の開設 経営診断ツールの入力 ⑥IT導入支援事業者による補助金申請書の作製 ⑦IT導入支援事業者によるITツール情報、事業計画書の確認・修正・宣誓 ⑧「申請マイページ」により事務局への交付申請

経営診断ツールとは 各種企業情報を入力することで経営状態を俯瞰的に自己診断することができる。 1.同規模・同業種における市場平均との比較 基本情報として「従業員数や業種」及び「最新決算期を含めた2期分の決算に関する情報」を入力し、市場平均との比較を行う。 経営課題等の把握、将来的な事業計画の考察 ①経営者、②事業、③企業を取り巻く環境• 関係者、④内部管理体制、⑤総括、など5分類の質問に回答し自社経営の振り返りをするとともに、今後の取組・改善に向けたアクションの為の検討材料とする。

交付申請の流れ ①事業内容の理解 ②IT導入支援事業者と相談しながらITツールを選択 SECURITY ACTION情報の入力 ⑤「申請マイページ」の開設 経営診断ツールの入力 ⑥IT導入支援事業者による補助金申請書の作製 ⑦IT導入支援事業者によるITツール情報、事業計画書の確認・修正・宣誓 ⑧「申請マイページ」により事務局への交付申請

審査項目 審査項目 審査事項 事業面からの審査項目 (1)事業面の具体的な審査 経営診断ツールの各項目において、自社の経営課題を理解し、経営改善に向けた具体的な問題意識を持っているか 自社の状況や課題分析及び将来計画に対し、改善すべき業務プロセスが、導入する「ITツール」の機能により期待される導入効果とマッチしているか 内部プロセスの高度化、効率化及びデータ連携による社内横断的なデータ共有・分析等を取り入れ、継続的な生産性向上と事業の成長に取り組んでいるか (2)計画目標値の 審査 労働生産性の向上率 (3、4、5年後の労働生産性の伸び率が1、1.5、2%以上であること) 政策面からの審査項目 (3)加点項目に係る取組の審査 生産性の向上及び働き方改革を視野に入れ、国の推進する関連事業に取り組んでいるか 国が推進する「クラウド導入」に取り組んでいるか

申請に必要な添付資料 法人の場合 個人の場合 実在証明書 履歴事項全部証明書(発行から3ヶ月以内のもの) 事業継続確認書類 税務署の窓口で発行された平成30~31 (令和元)年中に納税された法人税の直近の納税証明書(「その1」もしくは「その2」) 本人確認書類 (有効期限内の)運転免許証もしくは運転経歴証明書もしくは住民票(発行から3ヶ月以内のもの) 事業継続確認書類1 税務署の窓口で発行された平成30年分の所得税の納税証明書(「その1」もしくは「その2」) 事業継続確認書類2 平成30年(2018年)分の確定申告書の控え ※ 履歴事項全部証明書及び本人確認書類は、交付申請提出時点で発行から3ヶ月以内のものとする。 ※ 納税証明書は、納税した領収書ではなく、納税証明書その1もしくはその2とする。必要となる添付資料は提出前に同上の該当書類であるか確認を行い、相違の無いよう提出すること。 ※ 確定申告書は、税務署の受領印(もしくは受信通知)があるもののみ対象とする。

加点項目 生産性向上特別措置法(平成30年法律第25号)に基づく特例措置に関して、固定資産税の特例率をゼロの措置を講じた自治体に所属していること。(先端設備等導入計画の認定は不要) 地域未来投資促進法の地域経済牽引事業計画の承認を取得していること。 経済産業省が選定する「地域未来牽引企業」であること。 「おもてなし規格認証2019」を取得していること。ただし、2018年に金、紺、紫認証を取得し、当該認証が有効である場合は、「おもてなし規格認証2019」の取得は不要。(「おもてなし規格認証2019」については、認証ランクは問わない) 導入するITツールとしてクラウド製品を選定していること。

交付決定を受けたら I Tツールの契約、発注 I Tツールの納品、導入 I Tツールの代金支払い ※交付決定前の契約等は補助対象とならない。交付決定後より契約等の対応を行うこと。 ※契約日や契約内容、金額に相違がないか確認すること。 I Tツールの納品、導入 ※納品日や納品内容、導入開始日に相違がないか確認すること。 I Tツールの代金支払い ※請求書や支払いが完了したことがわかる証憑(銀行振込票、通帳のコピー)を適切に保管管理し事業実績報告時に提出すること。

補助金請求 事業完了後、補助事業者とIT導入支援事業者にて、事業実績報告を行うこと。 【支払い方法とその証憑】下記以外の支払いは認められない 銀行振込の場合 振込明細書 利用明細書 ネットバンキングの取引終了画面 通帳の表紙と取引該当ページ ※内容確認を行う項目として、支払元の口座番号、支払元の口座名、支払先の口座名、支払金額、支払い日が明確にわかるものを添付。 クレジットカードの場合 クレジットカード会社発行の取引明細 ※内容確認を行う項目として、支払日、支払元名、支払先名、支払金額が明確にわかるものを添付。 ※分割払いやリボルビング払い等ではなく、1回(一括)払いであること。 ※法人からの申請の場合:法人、ビジネス、コーポレートカードなど法人名義の口座から決済されるカードにて支払いを行うこと。 ※個人事業主からの申請の場合:個人事業主(代表者)本人の名義のクレジットカードにて支払いを行うこと。 【補助金交付の際に使用する口座の情報がわかるもの】 補助金の交付を受ける金融機関口座の通帳表紙+表紙裏面 (又はネットバンクの口座名義人や口座番号、金融機関コードが確認できるページ) ※提出する書類データは全て、全体が確認できるよう提出すること。不鮮明等で内容が読み取れない場合、補助金の交付ができない場合がある。 補助金の交付を受ける口座は、日本国内のものに限る。

ご清聴ありがとうございました。