小諸市子ども・子育て支援事業計画について 資料2 小諸市子ども・子育て支援事業計画について 令和元年7月1日 第1回小諸市子ども・子育て会議
市町村子ども・子育て支援事業計画とは 急速な少子化の進行を鑑み、子ども及びその保護者に必要な支援を 行い、一人一人の子どもが健やかに成長することができる社会の実 現を目的として、平成27年4月に「子ども・子育て支援法」が施行され た 市町村は必要な支援を行うため、 「子ども・子育て支援法」に基づき、 国の定めた基本理念及び子ども・子育て支援の意義を踏まえ、地域 の実情にあわせた「市町村子ども・子育て支援事業計画」を策定し、こ の計画に基づき子育て支援を行うこととされた
国が定める子ども・子育て支援の基本理念等ポイント ・「子どもの最善の利益」が実現される社会を目指すことを基本とする ・核家族化の進展、地域のつながりの希薄化、共働き家庭の増加、多くの待機児 童の存在(今のところ小諸市はいません) 、児童虐待の深刻化、兄弟姉妹の数の 減少など、子育て家庭や子どもの育ちをめぐる環境が変化 ・乳児期における愛着形成を基礎とした情緒の安定や、他者への信頼感の醸成、 幼児期における他者との関わりや基本的な生きる力の獲得など、乳幼児期の重 要性や特性を踏まえ、発達に応じた適切な保護者の関わりや、質の高い教育・保 育の安定的な提供を通じ、子どもの健やかな発達を保証することが必要 ・社会のあらゆる分野における全ての人が、子ども・子育て支援の重要性に対す る関心や理解を深め、それぞれが協働し役割を果たすことが必要 など
市町村子ども・子育て支援事業計画について 市町村子ども・子育て支援事業計画は、5年間の計画期間における 幼児期の学校教育・保育・地域の子育て支援に係る保育ニーズに対 する、子育て支援サービスを提供するための計画 この保育ニーズを洗い出すため、子育て世帯に対してニーズ調査を 行い、この調査結果や年齢別の将来人口推計に基づき、保育園の利 用定員等の量の見込みを把握する ※H31年2月実施 ニーズ調査により算出された量の見込みに基づき、保育等サービス の内容や実施時期について、市町村子ども・子育て支援事業計画の 内容に盛り込む
市町村子ども・子育て支援事業計画で定める内容 ○計画の基本的な考え方 (現行の小諸市子ども・子育て支援事業計画) 1 基本理念 子どもが輝き やさしさつながる 笑顔あふれる 小諸市 2 基本目標 (1) 子どもが安心して育つまち (2) 子どもがたくましく心豊かに育つまち (3) 子どもと子育て家庭が住みよいまち (4) 子どもと子育て家庭をみんなで応援するまち
市町村子ども・子育て支援事業計画で定める内容 ○施策の展開 地域子ども・子育て支援事業(子ども・子育て支援法規定13事業) ①利用者支援事業 ②地域子育て支援拠点事業 ③妊婦健康診査 ④乳児家庭全戸訪問事業 ⑤養育支援訪問事業 ⑥子育て短期支援事業 ⑦ファミリー・サポート・センター事業 ⑧一時預かり事業 ⑨延長保育事業 ⑩病児保育事業 ⑪放課後児童クラブ ⑫実費徴収に係る補足給付事業 ⑬多様な主体が本制度に参入することを促進するための事業 ※各事業概要については現行計画書43ページ以降に記載
小諸市子ども・子育て支援事業計画について ○計画期間 現行計画 平成27年度 ~ 令和元年度までの5年間 第二期計画 令和2年度 ~ 令和6年度までの5年間 ○現行計画の位置づけ 子ども・子育て支援法第61条第1項に基づく計画として、国の定め た基本理念及び子ども・子育て支援の意義を踏まえ策定したもので、 今後の子ども・子育て支援を、長期的・総合的に推進するための計画 として位置付けており、小諸市の全ての計画・事業の基本となる「小 諸市総合計画」を上位計画として整合性を保ちながら、関係計画と連 携を図っている ※現行計画書2ページに記載
第二期 小諸市子ども・子育て支援事業計画策定スケジュール ○ニーズ調査の実施 平成31年2~3月 調査票配布・回収、集計・分析 ※調査票(設問・配布数・回収率)は参考資料をご覧ください ○小諸市子ども・子育て会議の開催 第1回(7/1) 委員委嘱、現行計画の説明等 第2回(9月) 課題の洗い出し(※委員より意見を伺う) 第3回(11月) 今後の事業方策について 第4回(12月) 第二期 計画(案)の検討 第5回(1月) 第二期計画(案)に対するパブリックコメントを受け最終案の検討 ○市民懇談会の開催(11月予定) ※その他スケジュール詳細は「資料3」をご覧ください
計画の量の見込みと確保内容について 子ども・子育て支援事業計画の各事業(サービス)における「量の見込 み」と「確保内容」は、推計児童数やニーズ調査による利用希望、また 現状の利用状況等を踏まえ、サービスが必要とされる「量の見込み」 を算出し、そのニーズ量に応じた「確保内容」を定めることになります。 現行の計画についても、平成25年度に実施したニーズ調査結果に基 づき、各事業(サービス)の量の見込みがあり、これ対して確保内容 (数量)を定めており、現行では過不足はない ※現行計画書39~54ページに記載 ※過不足がある場合は、事業量の追加、施設整備等の検討が必要になる
(参考)保育園等の状況 ○小諸市内の保育園等(認可施設) ・保育園 公立7園 私立1園 ・幼稚園 私立4園 ・認定こども園 私立2園 ・小規模保育施設 私立1園 ○園児数 ・保育園 702人(56%) ・幼稚園 545人(44%) 内3~5歳児 保育園 420人(43%) 幼稚園 539人(57%)