Generating Obstacle Conditions for Requirements Completeness

Slides:



Advertisements
Similar presentations
OWL-Sを用いたWebアプリケーションの検査と生成
Advertisements

システム開発におけるユーザ要求の 明示的表現に関する一検討
モデル検査の応用 徳田研究室 西村太一.
シーケンス図の生成のための実行履歴圧縮手法
Learning Appearance in Virtual Scenarios for Pedestrian Detection
Riding the Design Wave II
OJT研修 「テスト実施、テスト設計の技術習得」 日時: 8月22日(月)  場所: 本社5階.
SSR 論文調査 Safety and Cyber-Physical Systems
「データ学習アルゴリズム」 第3章 複雑な学習モデル 3.1 関数近似モデル ….. … 3層パーセプトロン
第27 回ソフトウェア工学国際会議(ICSE2005)参加報告
肥後 芳樹, ○石尾 隆, 渡邊 結, 出張 純也, 畑 秀明, 三宅 達也, 水野 修, 丸山 勝久
Observable modified Condition/Decision coverage
セマンティクスを利用した 図書検索システム
付属書I.4 故障の木解析 (FTA).
SS2009 形式手法の適用ワーキング グループの報告
Systems and Software Verification 10. Fairness Properties
CSP記述によるモデル設計と ツールによる検証
リファクタリングのための 変更波及解析を利用した テスト支援ツールの提案
Research Session 17: Formal Verification
サーバ負荷分散におけるOpenFlowを用いた省電力法
情報工学総合演習 D-I 近似アルゴリズム 埼玉大学 理工学研究科 山田 敏規、 橋口 博樹、 堀山 貴史
チーム FSEL 立命館大学情報理工学部 ソフトウェア基礎技術研究室
コードクローンに含まれるメソッド呼び出しの 変更度合の分析
コードクローンに含まれるメソッド呼び出しの 変更度合の調査
組込みシステムの外部環境分析のためのUMLプロファイル
思考支援ツールを用いた 情報処理技術知識の学習方式
5 テスト技術 5.1 テストとは LISのテスト 故障診断 fault diagnosis 故障解析 fault analysis
2009年度卒業論文発表 CDNコンテンツサーバの動的負荷分散
7 ソフトウェア工学 Software Engineering モデル検査 MODEL CHECKING.
アルゴリズムとプログラミング (Algorithms and Programming)
Online Decoding of Markov Models under Latency Constraints
アップデート 株式会社アプライド・マーケティング 大越 章司
新人看護師技術研修パッケージ 新人看護師技術研修パッケージとは 行為オントロジー”CHARM”とは CHARMの特長
限られた保存領域を使用する Javaプログラムの実行トレース記録手法の 提案と評価
Javaプログラムの変更を支援する 影響波及解析システム
ミドルウェア”TSUNAGI”を 用いたWEBアプリケーションの構築
数量分析 第2回 データ解析技法とソフトウェア
モデル検査(3) 手続き型言語に基づくモデリング
東京工業大学 情報理工学研究科 数理・計算科学専攻 千葉研究室 栗田 亮
ハッシュ値比較による Javaバイトコードに含まれる ライブラリの検出手法
ソースコードの静的特性を用いた Javaプログラム間類似度測定ツールの試作
UMLモデルを対象とした リファクタリング候補検出の試み
シナリオのアニメーション表示による 妥当性確認支援
Webコミュニティ概念を用いた Webマイニングについての研究 A study on Web Mining Based on Web Communities 清水 洋志.
同志社大学工学研究科 知的システムデザイン研究室 修士2年 中尾昌広
コードクローン分類の詳細化に基づく 集約パターンの提案と評価
UMLの概要とオブジェクト指向の基本概念
モデル検査(5) CTLモデル検査アルゴリズム
環境モデリングによるモデル検査スクリプトの自動生成
Q3 On the value of user preferences in search-based software engineering: a case study in software product lines Abdel Salam Sayyad (West Virginia University,
Managing non-functional uncertainty via model-driven adaptivity
米澤研究室 全体ミーティング 2010/07/07 M2 渡邊裕貴.
東京工科大学 コンピュータサイエンス学部 亀田弘之
東京工科大学 コンピュータサイエンス学部 亀田弘之
プログラムの差分記述を 容易に行うための レイヤー機構付きIDEの提案
蓄積されたオブジェクトの動作履歴を用いた 実行履歴削減手法の提案
欠陥検出を目的とした類似コード検索法 吉田則裕,石尾隆,松下誠,井上克郎 大阪大学 大学院情報科学研究科
SMP/マルチコアに対応した 型付きアセンブリ言語
複雑度メトリクスを用いた JAVAプログラム品質特性の実験的評価
コードクローン解析に基づく デザインパターン適用候補の検出手法
Program Abstractions for Behaviour Validation
回帰テストにおける実行系列の差分の効率的な検出手法
skill-net(MILESTONE CAI,笈川他,1982)[Fortranの課題選択など]
オブジェクト指向メトリクスを用いた 開発支援に関する研究 --- VC++とMFCを用いた開発を対象として ---
ベイジアンネットワークと クラスタリング手法を用いたWeb障害検知システムの開発
FSE/ASE勉強会 A10:Software Maintenance II
Detecting Software Modularity Violations
ICSE'11勉強会 Riding the Design Wave I セッション
画像の変更方法
Presentation transcript:

Generating Obstacle Conditions for Requirements Completeness Dalal Alrajeh* Jeff Kramer* Axel van Lamsweerdey† Alessandra Russo* Sebastian Uchitel* *Department of Computing, Imperial College London, UK †ICTEAM institute, Universit´e catholique de Louvain, Belgium ICSE2012 勉強会 2012年8月30日 担当:早稲田大学 情報理工学研究科 鷲崎研究室 坂本 一憲

背景と貢献 要求の見落としは欠陥の主な原因の一つ ゴール指向分析では障害を考えてリスク分析 形式手法でゴールの否定形から障害を導ける 実現できないような理想的過ぎる要求を挙げがち リスク分析をすることで要求の見落としを防ぐ ゴール指向分析では障害を考えてリスク分析 障害:ゴールを満たせなくなるような事前条件 形式手法でゴールの否定形から障害を導ける リアルタイム線形時相論理の記述が困難 貢献内容 モデル検査と学習(ILP)による要求の完全化 既存研究よりも自動化した範囲が広い ツールによる障害生成の支援(ドメイン一貫/完全) 振る舞い モデルを対象 2019/10/15

Fluent Linear Temporal Logic (FLTL) Motivated Example Fluent Linear Temporal Logic (FLTL) 理想的過ぎる要求 (暗黙な要求が存在) ゴール:「停止信号が出たら電車が停まる」 StopSingal => ○TrainStopped ドメイン知識1:「電車が止まる直前は運転手が対応可能」 ○TrainStopped => DriverResponsive ドメイン知識2:「電車が止まる直前は信号機が見える」 ○TrainStopped => SingalVisible 障害1:「停止信号に運転手が対応できない」 ◇(StopSingal ∧ ○¬ DriverResponsive) 障害2:「停止信号が見えない」 ◇(StopSingal ∧ ○¬ SingalVisible) 障害の 洗い出し 障害の否定形が 見落とした要求 Generating Obstacle Conditions for Requirements Completeness, Dalal Alrajeh, Jeff Kramer, Axel van Lamsweerde, Alessandra Russo and Sebastian Uchitel: in Proceedings of 34th International Conference on Software Engineering (ICSE‘12) の 3ページ目から抜粋 2019/10/15

提案手法:障害生成の反復適用 2. ゴールを満た す/満たさない 反例を検出 1. ドメイン情報のモデル化 4. 障害から新しい要求 ・ドメイン情報を反映 3. 得られた反例 から障害を学習 Generating Obstacle Conditions for Requirements Completeness, Dalal Alrajeh, Jeff Kramer, Axel van Lamsweerde, Alessandra Russo and Sebastian Uchitel: in Proceedings of 34th International Conference on Software Engineering (ICSE‘12) の 4ページ目から抜粋 2019/10/15

評価:ケーススタディ London Ambulance Service (LAS)に適用 Bounded/Unbounded Achieve Goalの例 Achieve: If C then sooner-or-later T 以下でBounded Achieve Goalの例を抜粋 ゴール「直前が出動可能で救急車が動員すると,11分以内に治療開始」 2種類のドメイン知識と反例をILPで学習して障害生成 障害1「直前で出動可&出動済み&11分以内でサービス外」 障害2「直前で出動可&出動済み&11分以内で割当不可」 障害3「直前で出動可&出動済み&直後に出動済みでない」 手作業で形式的に得られた障害を全て検出(既存研究) 既存研究で検出できない障害も発見(実際の障害に近い) 2019/10/15