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Published byあきひさ はまもり Modified 約 8 年前
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Web に関わる 法律関係
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不正競争防止法 著作権法では十分にカバー できない企業のノウハウや 技術、情報など営業(企 業)秘密を保護する役割を 持っている。 第三者による営業秘密の不 正入手や使用は懲役や罰金 がある
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不正競争行為 商品の形態を真似したり、 粗悪な模倣品を売り出した りする 競争相手の技術を窃取する 虚偽の内容を表示する 競争相手を誹謗・中傷し貶 める風評を流す
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不正競争行為 1 他人の著名な商品等表示(氏名、 商号、商標、その他の表示)と 同一又は類似の表示を使用する ことによって、混同を生じさせ る行為 他人の商品(最初の販売から3 年までのもの)の形態を模倣し た商品の譲渡、輸出、輸入等を する行為
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不正競争行為2 窃取、詐欺、強迫その他不正の手 段により営業秘密を取得等する行 為 商品や役務の広告、取引書類など に、原産地、品質用途、数量等の 誤認をさせる表示をするなどの行 為 競争関係にある他人の営業上の信 用を害する虚偽の事実を告知、流 布する行為
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不正競争行為3 有名な会社名・サービス名と類似 するドメインを取得して、そのド メインにより運営されているサイ トで商品を販売したりサービスを 提供する行為 映像・音・プログラムにかけられ たアクセス制限やスクランブル (暗号化)、コピーガードを無効 化する装置等を譲渡などする行為
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ドメインとは ドメインとは、ネットワークに接 続しているコンピュータの場所を示 すインターネット上の「住所」。 「住所」だから、同じものは世界に ふたつとない。 ドメイン取得は先着順。
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ドメインの不正取得・利 用 著名な組織名や登録商標など と同一、または類似するドメ イン名を取得し、その知名度 や信頼にただ乗りしたビジネ スを展開する。 取得したドメイン名を使用せ ず、対象となる会社や商標権 者などに登録にかかる実費を 上回る高額で買い取らせよう とする。
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ドメインの不正取得・利用 2 取得したドメイン名を、対象 となる会社や商標権者などの 信用を傷つけるような Web サ イト ( アダルトサイトなど ) に使 う。 また、このような行為をサイ バースクワッティング (Cybersquatting =サイバー不法 占拠 ) と呼ぶ。
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特定商取引法 事業者による違法、悪質な勧誘行為 を防止、消費者の利益を守る法律 インターネット上で商売を行う場合 には、特定商取引法に従うことが規 定されている。 インターネット上で取引を行う事業 者は、消費者に対して 9 項目の表示を 義務付けられる。
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特定商取引法による表示義務項目 1) 社名 ( 個人事業者の場合は屋号又は氏名 ) 2) 住所 ( 本社、事務所 ) 3) 連絡先(電話番号) 4) 商品等の価格 (税込価格か、税も表示) 5) 送料等の付帯費用 6) 代金の支払い時期及び方法 7) 商品等の引渡し時期 8) 返品特約制度の有無 9) 代表者又は業務責任者の氏名
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インターネットと通信販売 現在,インターネット通信販売 のニーズは非常に大きく、企業 側も力を入れている。 インターネット通信販売は,何 時でも何処でも買い物が出来る 便利性から、年々利用者数も増 加している。
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通販のクーリングオフ 2009年12月から改正特商法 が施行され、通販で商品や指定権 利を購入する際に、 ・返品の可否 ・返品の条件 ・返品に係る送料負担の有無 を広告に表示していない場合、受 取後8日間以内に「送料を消費者 が負担する」ことにより、返品 (契約解除)が可能となった。
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Web サイト広告表示規 制 虚偽・誇大広告の禁止 意に反して契約の申し込み をさせようとする行為の禁 止
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特定商取引法における 迷惑メール関連規制 オプトイン規制 消費者からの事前の請求、 又は承諾を得ずに電子 メール広告を送信する行 為の禁止
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特定商取引法における 迷惑メール関連規制 2 再送信禁止義務 消費者が事業者に対して、電子 メール広告の受け取りを停止し たい旨を連絡し た場合、再度電 子メール広告を送信する行為の 禁止
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連鎖販売取引 個人を販売員として勧誘し、 さらに次の販売員を勧誘させ るというかたちで、販売組織 を連鎖的に拡大して行う商 品・役務(サービス)の取引 のこと。 マルチ商法、ネットワークビ ジネスなどともいう
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業務提供誘引販売取引 「仕事を提供するので収入が 得られる」と誘引し、仕事に 必要であるとして商品を売っ て金銭負担を負わせる取引
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知的財産権 人が、研究開発やデザイン 開発、モノやサービスの名 称を考えるなどして、発明 や考案、意匠や商標を生み 出す活動のこと。 著作権と産業財産権がある。
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著作権とは 作品を作った人が持って いる権利 著作権者に無断で作品をコ ピーしたり二次使用したり してはいけない。
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著作者人格権 著作者人格権は、著作者だけ が持っている権利で、譲渡し たり、相続したりすることは できません(一身専属権)。 この権利は著作者の死亡に よって消滅しますが、著作者 の死後も一定の範囲で守られ ることになっています。
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著作財産権 著作財産権は、著作物を排 他的に利用できる財産的権利。 複製権、演奏権、公衆送信権 などを含み、 CD 販売や音楽配 信、カラオケ配信を行うには この権利が必要だ。一般的に 「著作権」と言った場合は著 作財産権を指すことが多い。
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© 著作権のマーク。現在の ところ © マークには法律 的な効果はほとんどあり ません。
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著作権クイズ 作成した HP には、著 作権のマーク © をど こかに必ず入れなけ ればならない?
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公衆送信権 写真や文章のような著作物を Web サーバにアップロードし て、アクセスしてきた人々が 閲覧できるようにすることが 「公衆送信」に当てはまる。 他人の著作物について送信行 為を行うためには著作者の承 諾が必要であるというのが、 「公衆送信権」。
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産業財産権 「産業の発達に寄 与」することを目的 とした権利。(工業 所有権ともいう)
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特許権 ■ 「自然法則を利用した技術的思想の 創作のうち高度な発明に与えられる 具体的には、物、方法、物の製造 方法がある。 ● 物:機械、薬品、装置、物の製造 方法:薬品の製造方法、食品の加工 方法、植物の栽培方法など
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実用新案権 「特許発明をより使いやすくする 為に形に工夫を加えた」「既存の ものを特許発明と組み合わせると こんなに使いやすくなる」と言っ たアイデアを具体化したもの 特許権と異なり、「実体審査」が ないため、形式的な問題をクリア していれば権利化される。
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意匠権 ■ 対象:意匠(物品のデザイン (形状、模様、色彩、またはこ れらの結合)で、視覚を通じて 美感をおこさせるもの。) 権利化されると、業(営利目 的)として排他的独占的に実施 (利用)できる。
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商標権 ■ 商標は商品や役務(サー ビス)の提供・販売元を 明確に、需要者に伝える 為のしるしであり、商標 を使う権利が商標権。
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商標のマーク 商品名や企業名やロゴマー クには、 ™ ( trade mark ) 登録済商標には ® ( registered trademark )を 表記することが多い
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電磁的記録不正作出罪 人の事務処理を誤らせる目 的で、その事務処理に用い る権利や義務または事実証 明に関する電磁的記録を権 限がないのに不正に行うこ と。
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電子計算機使用詐欺罪 コンピュータに虚偽の情報や 指令を与え、財産権の得喪や 変更に関して真実ではない内 容の電磁記録を作成、悪用す ることで、不法な利益を得る 行為
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電子計算機損壊等 業務妨害罪 業務用コンピュータもしくは電磁 的記録(データ)を損壊し,また は業務用コンピュータに虚偽の データもしくは不正な指令を与え るなどの方法により,コンピュー タに使用目的通りの動作をさせず または使用目的に反する動作をさ せて,他人の業務を妨害した場合
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不正アクセス禁止法 インターネットを使ったハイ テク犯罪、コンピュータ犯罪、 たとえば他のコンピュータに 侵入してデータを改竄(かい ざん)したり、盗み出したり、 おもしろ半分に他社のコン ピュータをダウンさせたりす ることなど、ネットワークを めぐる犯罪を禁止する法律。
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個人情報保護法 個人情報の有用性に配慮しながら、 個人の権利利益を保護することを 目的としている 消費者は、事業者による個人情報 の取扱いに不安を感じたような場 合、自分に関する情報の開示や訂 正、利用停止などを、その問題の 事業者に求めることができるよう になった。
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個人情報に対する義務 個人情報を適正な手段により取得す る 個人情報の利用目的を、個人情報取 得前に公表するか、取得後に速やか に本人に通知する 本人からの苦情に対して、苦情処理 窓口、苦情処理手順などの策定など を行い、適切、かつ迅速に処理でき るようにする。
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