1. わかりやすい講義のための基本 2. 学生の集中力を保つ具体策 研究科全体に関わること（松本） 各講師レベルでの工夫（黒川） 1. シラバスと学生の成績評価 2. 講義の評価 3. カリキュラムの改革 4. 講義室の設備 より良い講義へ向けて.

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1 1. わかりやすい講義のための基本 2. 学生の集中力を保つ具体策 研究科全体に関わること（松本） 各講師レベルでの工夫（黒川） 1. シラバスと学生の成績評価 2. 講義の評価 3. カリキュラムの改革 4. 講義室の設備 より良い講義へ向けて

2 1. わかりやすい講義のための基本 各講師レベルでの工夫 Introduction (Effective hooking) Main body Summary 日常生活との関連を言う 有名な研究事例との関連を言う 「講義の目的」を明確に述べる 内容を詰め込みすぎない 視覚的教材の活用 話題の転換点は明確に 参加型講義への工夫（後述） 要点の整理 小テスト (Quiz) などをしても良い

3 2. 学生の集中力を保つ具体的方策 各講師レベルでの工夫 参加型講義 学生に質問する （日本人学生はまず答えない） 学生から質問を受ける （前列の学生しか質問しない） 講義に演習の要素を取り込む Group discussion, In-class quiz, Chart-filling など 答えを紙に書かせ回収（成績に含める） 隣の学生と相談させる 全員に答えさせる しびれを切らして自分で回答するのはダメ 質問にはお礼を言う 質問の共有（言い直し、板書しながら回答） 質問を紙に書かせ回収（成績に含める）

4 2. 学生の集中力を保つ具体的方策 各講師レベルでの工夫 PowerPoint vs. 板書 Power Point 生物学の講義では必須 一方的講義になりがち 板書 学生は、板書を重要点と見なす 使いすぎはダメ （板書のコピーに忙しくて聞く余裕なし） 板書の間，完全に後ろを向かないようにする 両者の併用が効果的 （対応した講義室のデザイ ン）

5 2. 学生の集中力を保つ具体的方策 各講師レベルでの工夫 配布資料に工夫を 講義の完全版資料はダメ いつ配るか ダイジェスト型（イントロと要点のみ） 補助資料型（教科書に無い図のみ） 穴埋め型（要点を空欄にしておく）のは意外と危 険 か （学生が穴埋め作業で満足する恐れあり） 配布資料は必要 講義前： 途中で退席する学生あり 終了間際： 効果的だが学生にとっては不便も 折衷型： 講義前後にそれぞれ別のものを配る ノートを取っている間は聴いていな い

6 2. 学生の集中力を保つ具体的方策 各講師レベルでの工夫 その他の細かなテクニッ ク 教室内を歩き回る 講師は教室の時計を見ない （腕時計を机上に置いておく） 適度な冗談・ユーモア （無理はしないこと） 休憩時間の効果的な挿入 （ 90 分の一方的講義は長過ぎる）

7 Personal Response System (PRS) BlackBoard System （ copyright ） 今後の対応（ alc による仲介）

8 Personal Response System (PRS) 個人の意見をリアルタイムに表示・集 計 受信機，送信機，ソフトウェアから構 成 すべての講義室に導入 学生の理解度をリアルタイムに把握 ショートクイズ出題による理解の促進

9 Q １ 現在微生物ゲノムが 約 240 種公開されている． これらの中で染色体長が 一番短い種はどれか？ 1.Mycobacterium tuberculosis 2.Bacillus subtilis 3.Mycoplasma genitalium 4.Nanoarchaeum equitans 2054850 2054860 2054823 2054836 2054244 2054687 2054790 2054887 2054766 2054812 2054837 2054797 2054867 2054754 2054818 2054823 2054675 2054826 2054870 2054663 2054833 2054480 2054230 2054849 入力端末により応答した結果（学籍番号表示） 簡単な質問と４択の答え

10 Q １ 現在微生物ゲノムが 約 240 種公開されている． これらの中で染色体長が 一番短い種はどれか？ 1.Mycobacterium tuberculosis 2.Bacillus subtilis 3.Mycoplasma genitalium 4.Nanoarchaeum equitans 1234 10 20 30 40 回答締切後の統計結果

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12 PRS 受光ユニット 大講義室には４カ所の受光部

13 PRS 受光ユニット 小講義室には１カ所の受光部

14 Personal Response System Interwirte PRS (http://www.gtcocalcomp.com/interwriteprs.htm) EduClick (http://www.avrio.co.uk/shop/educlick.htm)

15 携帯電話を使って大学の授業 を活性化（東工大） http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/elearningschool/class/news/20050616org00m040061000c.html 毎日新聞ウェブサイト

16 携帯電話を活用した学生支援 システム（青森大学） http://www.aomori-u.ac.jp/indexks.html トッパン・フォームズより販売（ http://www.c-direct.ne.jp/japanese/uj/pdf/10107862/00036706.pdf ） http://www.c-direct.ne.jp/japanese/uj/pdf/10107862/00036706.pdf

17 CAN-P http://www.avcc.or.jp/e-learning/can-p/canp1.html

18 携帯電話活用事例 （出席確認のみ利用を含む） 青森大学（全学） 獨協大学 明治大学 関西大学 東京工業大学 金沢学院大学 早稲田大学 金城学院大学 佛教大学 札幌大学（無線 LAN ・ IC タグ／出席確認）

19 BlackBoard System 大学全体でのグループウェア アナウンスメント 掲示板（ BBS ） 講義支援（テキストの配布，質問） クイズ形式の簡単なテスト カレンダー メールブラウザ

20 BlackBoard System のトップ画面

21 BlackBoard System のコンテンツ

22 今後の方針（ alc による仲 介？） 仲介業者 alc の必要性 – アプリケーションを大学へ提出 – 現地スタッフによる電話インタビューの手 配 – 海外旅行傷害保険の手配 – フライト＆出迎え＆ホテルの手配 – 「渡航前にご用意頂くもの」の配布渡航前にご用意頂くもの –NAIST での説明会の開催 連絡の２重化 細かい要望への対応

23 ビデオ講義、 e- ラーニング 一方的な講義形態 対話型の講義形態 –Chat システムを同期させる e- ラーニング with 吉本興業 ビデオ講義（講師と TA の対話）

24 奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス研究科 ・中島敬二 ・稲垣直之 物質創成科学研究科 ・長谷川靖哉 情報科学研究科 ・松本吉央 ・黒川顕 資料提供・作成