Presentation is loading. Please wait.

Presentation is loading. Please wait.

自然再生事業の展望と課題 アサザプロジェクトから見る生物多様性の 意義 足立ゼミ B 班. はじめに 今日、失われた生態系の健全性と生物多様性を 取り戻すことは、人類の最重要課題の1つとな りつつある。 今後より良い安全で健全な社会を築くためには、 生物多様性を盛り込んだ持続可能な経営手法へ の移行が急速にもとめられているのである。

Similar presentations


Presentation on theme: "自然再生事業の展望と課題 アサザプロジェクトから見る生物多様性の 意義 足立ゼミ B 班. はじめに 今日、失われた生態系の健全性と生物多様性を 取り戻すことは、人類の最重要課題の1つとな りつつある。 今後より良い安全で健全な社会を築くためには、 生物多様性を盛り込んだ持続可能な経営手法へ の移行が急速にもとめられているのである。"— Presentation transcript:

1 自然再生事業の展望と課題 アサザプロジェクトから見る生物多様性の 意義 足立ゼミ B 班

2 はじめに 今日、失われた生態系の健全性と生物多様性を 取り戻すことは、人類の最重要課題の1つとな りつつある。 今後より良い安全で健全な社会を築くためには、 生物多様性を盛り込んだ持続可能な経営手法へ の移行が急速にもとめられているのである。 自然再生事業を基軸に、持続可能なビジネス モデルやその考え方を論じていきたい。

3 内容 (1)生物多様性とは? (2)自然再生事業アサザプロ ジェクト (3)持続可能な事業とは?

4 ( 1 )生物多様性とは? 生物多様性 種の多様性 遺伝子の多様性 生態系の多様性

5 それは・・・ つまり 私たちが健全で安全な持続可能な生活を営む ためには、生物多様性を保全し、将来に継承し ていくことが重要となる。 なぜ生物多様性が重要なのか? 「自然の恵み」を私たちに 提供してくれることにある!!

6 しかしながら・・・ 二十世紀後半以降、自然の多様性は失われ、 温暖化の進行、異常気象の発生、固有種の絶滅 など、多大な影響が地球規模で起こっており、 また、ここ数十年で日本列島からも急速に生物 多様性が失われつつある・・・。

7 開発や乱獲など、人間活動の強い影響 のもとで、 絶滅の危機にさらされ、豊かな自然が 失われる 自然と調和する伝統的な農業がなく なったり、里 山や田園の手入れが不十分になって、 元あった 自然が維持できない 日本の環境とは合わない新たにもたら された生 物、外来種や自然界には存在しない化 学物質に よってもたらされる問題。 危機① 危機② 危機③ これらの危機・問題を解決するのが 自然再生事業なのである。

8 (2)自然再生事業アサザプロジェク ト 自然再生事業とは? 事業の焦点 街の景観を改善したり、特定の植物群落を植 栽するのではなく、その地域の生態系の質を高 め、その地域の生物多様性を回復していくこと 過去に失われた自然を積極的に取り戻すことを通じて 生態系の健全性回復することを目的とした事業

9 霞ヶ浦 北浦 霞ヶ浦

10 霞ヶ浦水質悪化要因 堤防工事による 湖岸のコンクリート化 生活活動増大に伴う 人為的な富栄養化 海との連続性 が遮断 1995 年より アサザプロジェクト が開始される

11 湖岸植生帯の復元、水源の山林や水田の保全、 外来魚駆除、放棄水田を生かした水質浄化など を、大学や企業の先端研究、地域振興、環境教 育と一体化しながら流域全体で展開している水 辺再生計画である。 [ アサザ ] アサザプロジェクト概要

12 取り組み①湖岸植生帯の復元 未着工 コンクリー ト護岸に直接波が 打ちつける 沖合に間伐材で波 よけを設置、護岸 との間に砂を投入 自然にまかせた 植生帯を形成中

13 取り組み②アサザの再生 実際のところ・・・ 霞ヶ浦では、自然なアサザの成長を見ることはできないと いう。 アサザの種子が発芽できるような水辺が、 発芽時期 の春先には、治水目的のため、人為的な水 位操作 によって高くされるため プロジェクトでは市民や小学校の児童が種子を発芽させ 十分に大きくなるまで芽生えを育ててから 湖の植生帯に植えるなどの取り組みを行っている。

14 取り組み③地域ネットワーク 流域の市民団体漁協、森林組合、企業、行政、 学校などが参加した地域一体の水辺再生ネット ワークが形成されている。 計画 提案 研究 公共工事・施策化 協働 提案・企画 研究評価 協働 参加 提供 支援 森林管理 参加 参加 参加 参加 霞ヶ浦をよくする 市民連絡会議 NPO 法人アサザ基金 アサザプロジェクト 漁業協同組合 大学・研究機関 企業 国土交通省など 関連省庁 森林組合 生活協同組合市民流域自治体 学校法人 出典:霞ヶ浦・北浦アサザプロジェクト

15 1 年後 ミズアオイ アサザ ササバモ シャジクモ 生物多様性の復元 取り組みにより、蘇った植物たち 開始より一年以内に 181 種が 再生された!!

16 アサザの育成を通じて、 児童たちの環境学習の場となっている 自然再生のノウハウやシステムの開発 地域特有の生物多様性・生態系の復活 地域社会の活性化 プロジェクトの成果

17 (3)持続可能な事業とは? 今後の事業の在り方として求められるこ と・・・ ①環境について正しい知識を理解し、企業に求め られる社会責任をしっかりと果たすこと ②地域社会と一体となり、信頼関係を構築するこ と ③環境保全活動に積極的に参加していくこと

18 結果 ブランド・イメージの向上 マーケットでの格付けの向上 社会との信頼関係の構築につながる ☞社会の高い評価を受けることは、昨今の信用・ 信頼問題回復の打開策となる。 環境保全を通して、 長期的な社会との信頼関係を構築することで 持続可能な事業となる!!

19 現地調査・資料提供:霞ヶ浦環境科学センター 参考文献:鷲谷いづみ『自然再生』(中公新書) 『自然再生事業』(築地書館) 足立ゼミ B 班 吉廣俊之 秋月愛子 大木達矢 近藤詩織 沼田清貴 峯裕美 薬師寺萌木 ご静聴ありがとうございました。


Download ppt "自然再生事業の展望と課題 アサザプロジェクトから見る生物多様性の 意義 足立ゼミ B 班. はじめに 今日、失われた生態系の健全性と生物多様性を 取り戻すことは、人類の最重要課題の1つとな りつつある。 今後より良い安全で健全な社会を築くためには、 生物多様性を盛り込んだ持続可能な経営手法へ の移行が急速にもとめられているのである。"

Similar presentations


Ads by Google