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Published byいぶき さだい Modified 約 8 年前
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大学教育とは
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大学教員とは? 建学理念に基づいて①授業、②研究、③ 学内業務等を実施する人 建学理念に基づいて①授業、②研究、③ 学内業務等を実施する人 広島修道大学は、「地域社会の発展に貢 献する人材の育成」「地域社会と連携し た人づくり」「地域社会に開かれた大学 づくり」の 3 つの理念を掲げ、設立目的で ある “ 郷土社会の進展 ” の実現をめざしま す。 広島修道大学は、「地域社会の発展に貢 献する人材の育成」「地域社会と連携し た人づくり」「地域社会に開かれた大学 づくり」の 3 つの理念を掲げ、設立目的で ある “ 郷土社会の進展 ” の実現をめざしま す。
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生徒から学生へ ①オリエンテーション( 2006 年 4 月 3 ~6日) 私(学生)は今どの位置に(カリキュラム、学 内組織他)いて、これから( 4 年間)どうしなけ ればならないのか。そのため、今何(講義の選 択等)をしなくてはならないのか。 私(学生)は今どの位置に(カリキュラム、学 内組織他)いて、これから( 4 年間)どうしなけ ればならないのか。そのため、今何(講義の選 択等)をしなくてはならないのか。②担任・チューター目的 管理・指導のためではない 例)基礎ゼミナール( 4 月~ 7 月、 15 回) 例)基礎ゼミナール( 4 月~ 7 月、 15 回) 学生が困った時のナビゲーター 不必要ならばそれにこしたことはない 友人を作り、学内を動き回る仕掛け人
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大学教員の「授業」とは 学習指導要領に沿って「生徒」に教科書 の内容を正しく教えることではない 学習指導要領に沿って「生徒」に教科書 の内容を正しく教えることではない 教育者かつ研究者であることの必要性 教育者かつ研究者であることの必要性 ∴知的欲求の充足 「学生」は大学教員から、専門知識や最 新知識を「自主的」に学ぶことができ る! 「学生」は大学教員から、専門知識や最 新知識を「自主的」に学ぶことができ る!
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地球温暖化の現状と今後
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(B) 地球環境問題の要 地球温暖化、自然破壊、海洋汚染など地球規模 での環境問題が深刻化し、中でも最も深刻な問 題のひとつとなっているのが地球温暖化問題で す。 地球温暖化、自然破壊、海洋汚染など地球規模 での環境問題が深刻化し、中でも最も深刻な問 題のひとつとなっているのが地球温暖化問題で す。 地球温暖化が進行すると、海面の上昇、生態系 の破壊、健康への被害、経済格差の拡大など広 範囲に深刻な影響を生じるおそれがあります。 地球温暖化が進行すると、海面の上昇、生態系 の破壊、健康への被害、経済格差の拡大など広 範囲に深刻な影響を生じるおそれがあります。 http://www.hyogo- wo.go.jp/jigyou/role/environment04.html http://www.hyogo- wo.go.jp/jigyou/role/environment04.html
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最近の気象異常の例 (日本) 2004 年大阪、京都、東京都心などで 30 ℃以上の真夏日が 過去最多を記録 2004 年大阪、京都、東京都心などで 30 ℃以上の真夏日が 過去最多を記録 熊本では 100 日を越えた。東京都心では 39.5 ℃を記録 熊本では 100 日を越えた。東京都心では 39.5 ℃を記録 2004 年台風の上陸回数がもっとも多く 1951 年以来の記録 を更新。 10 回以上上陸し、 7200 億円の保険金が支払われ た。 2004 年台風の上陸回数がもっとも多く 1951 年以来の記録 を更新。 10 回以上上陸し、 7200 億円の保険金が支払われ た。 台風 18 号によって広島では最大瞬間風速 60.2m を記録 台風 18 号によって広島では最大瞬間風速 60.2m を記録 ただし、 2005 年(平成 17 年)の台風は 23 個と、平年の 27 個と比べて少ない日本列島への上陸数も 3 個と、平年 値( 2.6 個)なみ。 ただし、 2005 年(平成 17 年)の台風は 23 個と、平年の 27 個と比べて少ない日本列島への上陸数も 3 個と、平年 値( 2.6 個)なみ。
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(世界) 2004 年、中国広州では 50 年ぶりの大干ば つ、 386 万人が水不足 2004 年、中国広州では 50 年ぶりの大干ば つ、 386 万人が水不足 2004 年 3 月 26 日、観測史上初めて南半球 でハリケーン ( カタリーナ ) 発生、ブラジル 被害 2004 年 3 月 26 日、観測史上初めて南半球 でハリケーン ( カタリーナ ) 発生、ブラジル 被害 2005 年 7 月 26 日、インドムンバイは記録 的な大雨、 24 時間で 762mm 、 1000 人死亡 2005 年 7 月 26 日、インドムンバイは記録 的な大雨、 24 時間で 762mm 、 1000 人死亡 2005 年巨大ハリケーン「カトリーナ、リ タ、ウィルマ」による被害。約 9 兆円過去 最高 2005 年巨大ハリケーン「カトリーナ、リ タ、ウィルマ」による被害。約 9 兆円過去 最高
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人間活動による地球温暖化 (?) (地表温度) 地球の表面温度は 1861 年から上昇 地球の表面温度は 1861 年から上昇 平均地上気温は 20 世紀に 0.6 ℃上昇した 平均地上気温は 20 世紀に 0.6 ℃上昇した 1990 年代は最も暑かった年代であった 1990 年代は最も暑かった年代であった 1998 年は、記録史上( 1861 年)最高に暑 かった 1998 年は、記録史上( 1861 年)最高に暑 かった 1950 年代から地表と地表から 8000 m以内の 大気温度は、 10 年で 0.1 ℃の割合で上昇 1950 年代から地表と地表から 8000 m以内の 大気温度は、 10 年で 0.1 ℃の割合で上昇
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( CO2 濃度) 1750 年以来、大気中の CO2 濃度は 31 %増加 1750 年以来、大気中の CO2 濃度は 31 %増加 現在の CO2 濃度は過去 42 万年間で最高であ り、過去 2000 万年間でも最高 現在の CO2 濃度は過去 42 万年間で最高であ り、過去 2000 万年間でも最高 過去 20 年間の人為的起源による CO2 放出の 約 7 割は化石燃料消費、残りは森林伐採と 予測 過去 20 年間の人為的起源による CO2 放出の 約 7 割は化石燃料消費、残りは森林伐採と 予測
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(モデル推計) 過去 50 年間の平均温度上昇は人為的起源に よる CO2 増大 過去 50 年間の平均温度上昇は人為的起源に よる CO2 増大 CO2 濃度は 2100 年に 540 ~ 970ppm へ CO2 濃度は 2100 年に 540 ~ 970ppm へ 地球表面の平均温度は 1.4 ~ 5.8 ℃上昇 地球表面の平均温度は 1.4 ~ 5.8 ℃上昇 海面は 13 ~ 94cm 上昇 海面は 13 ~ 94cm 上昇
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大気の総重量は? 地球表面積= 5.11206×1014 ( m 2 ) 1 m 2 あたりの大気の重量=(大気圧 / 重力の加速 度) = 1.01325 ( N/ m 2 ) /9.80665 ( m 2 /s 2 ) = 1.01325 ( N/ m 2 ) /9.80665 ( m 2 /s 2 ) =1.03323×1014 ( kg/m 2 ) =1.03323×1014 ( kg/m 2 )大気の総重量 =(1 m 2 あたりの大気の重量) × (表面積) =(1 m 2 あたりの大気の重量) × (表面積) = 5.282×1018 ( kg ) = 5.282×1018 ( kg ) ∴大気の総重量= 5282 兆トン
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CO2 体積分率 1ppm の総重量は? 1ppm = 100 万分の1= 10 -6 CO2 の分子量: 44 、空気の平均分子量: 29 CO2 ・ 1ppm の総重量 =大気の総重量 × ( 44/29 ) ×10 - 6 =大気の総重量 × ( 44/29 ) ×10 - 6 = 8.01396×109 = 8.01396×109 ∴ CO2 ・ 1ppm = 80 億トン
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産業革命以後の CO2 増加量は? 産業革命前の CO2 濃度= 280ppm 現在の CO2 濃度= 380ppm CO2 上昇率= 380-280 = 100ppm ∴ 100×80 = 8000 億トン
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現在の CO2 排出状況 CO2 の年間排出量= 275 億トン、 872 トン /s 約 50 万 m 3 約 50 万 m 3 参考)東京ドーム 124 万 m 3 、 2.48 秒で満タン! CO2 の大気中への年間蓄積量は排出量の約 6 割 CO2 濃度上昇増加率= 2ppm CO2 の現在の濃度は約 380ppm ( 381ppm の報告有) ∴ 10 年後には CO2 濃度は 400ppm へ
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CO2 の特徴 CO2 は大気中に長く留まる 100 年後・・・ 30 % 100 年後・・・ 30 % 500 年後・・・ 15 % 500 年後・・・ 15 % 5000 年後・・・ 10 % 5000 年後・・・ 10 % したがって、排出量を今すぐに「ゼロ」 にしたとしても CO2 濃度、気温、海面上昇 は上昇し続ける。 したがって、排出量を今すぐに「ゼロ」 にしたとしても CO2 濃度、気温、海面上昇 は上昇し続ける。
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CO2 排出の現状 アルミ缶 350ml =約 170g バスタオル=約 370g バスタオル=約 370g 人間が呼吸により排出する CO2 = 320kg/ 年 自家用車( 10km/l 、年間 1 万キロ)= 2300kg/ 年 一世帯あたり (電気、ガス、車、廃棄物)= 6500kg/ 年 スギの木の年間吸収量= 14kg/ 年 呼吸 ←23 本 呼吸 ←23 本 車 ←160 本 車 ←160 本 家庭 ←460 本 家庭 ←460 本
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CO2 の影響はどれくらい? 温暖化するとすればどんな影響 が? 復習) CO2 の年間排出量= 275 億トン 872 トン /s 、約 50 万 m 3 872 トン /s 、約 50 万 m 3 産業革命以後の CO2 増加量は 800 億トン 10 年後には CO2 濃度は 400ppm へ
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気温上昇の脅威 1℃ 気温上昇の脅威 1℃ グレートバリアリーフを含む 82 %のさんご 礁死滅 グローバルエコシステムの 2 ~ 47 %の損失 ペルーでは氷河融解により飲料水、農業な どで問題発生 アフリカでは作物収量が減少 クイーンズランド(濠)の熱帯林は50% 減少
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エコシステムというのは生態系、つまり、 ある地域に住む動植物間での物質循環全 体を見渡し、一つの機能系としてとらえ る概念 エコシステムというのは生態系、つまり、 ある地域に住む動植物間での物質循環全 体を見渡し、一つの機能系としてとらえ る概念 春に花が咲き、虫が活動を始め、それを 餌にする鳥が卵を産む … 春に花が咲き、虫が活動を始め、それを 餌にする鳥が卵を産む … こういうエコシステムが崩れかけている こういうエコシステムが崩れかけている
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1.5 ℃ インド洋のさんご礁死滅 グリーンランドの気温が 2.7 度を超え、氷床 の全面融解開始 この影響で 2100 年までに海面水位上昇 75cm
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2℃ 2℃ 2℃ 2℃ 海面上昇とサイクロンで 1200 ~ 2600 万人が移動 10 ~ 28 億人が水ストレスを受ける マラリア 2.3 億 洪水 0.3 億人 さんご礁の 97 %が死滅 グローバルな穀物生産が低下し、食料価格増大 1200 万~ 2 億人が飢餓リスクにさらされる
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2.5 ℃ 2.5 ℃ 中国の北方森林は完全消滅 チベット高原の永久凍土がほぼ融解して砂 漠化 アマゾンが砂漠化
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3℃ 世界人口の 5 ~ 6 割がテング熱にさらされる (現在 3 割) 南極大陸氷床の不安定化
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3.5 ℃ オーストラリアの農業崩壊アルプス氷河の消失 6 億人が飢餓リスク ツンドラは60%、タイガは44%消失 北大西洋海流が停止( 5 割の確立)
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ショッキングな事実・・・・・ 「大気中の CO2 をどの程度で安定化すれば 良いか?」⇒地球温暖化は避けることは不 可能 1.5 ℃では無理、 2.0 ℃でどうにか・・・・。 2 ℃を超えるのは 2026 ~ 2060 年の間 1970 ~ 2003 年、北極圏では 0.46 ℃ /10 年の温暖 化が進行
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CO2 の安定化と気温上昇 CO2 を 400ppm 以下で安定(10年) ・・・ 28 %( 8 ~ 57 )の確立で 2 ℃突破 ・・・ 28 %( 8 ~ 57 )の確立で 2 ℃突破 450ppm 以下で安定(35年) 450ppm 以下で安定(35年) ・・・ 54 %( 26 ~ 78 )の確立 で 2 ℃突破 ・・・ 54 %( 26 ~ 78 )の確立 で 2 ℃突破 500ppm 以下で安定 500ppm 以下で安定 ・・・ 71 %( 48 ~ 96 )の確立 で 2 ℃突破 ・・・ 71 %( 48 ~ 96 )の確立 で 2 ℃突破 600ppm 以下で安定 600ppm 以下で安定 ・・・ 88 %( 74 ~ 100 )の確立 で 2 ℃突破 ・・・ 88 %( 74 ~ 100 )の確立 で 2 ℃突破
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予測される地球システムの変化 2020 年 大西洋海流ラブラドル海側沈み込み停 止 2020 年 大西洋海流ラブラドル海側沈み込み停 止 2025 年 アンデス氷河消失、米国西部水危機 2025 年 アンデス氷河消失、米国西部水危機 2026 ~ 2060 年 全球平均気温上昇2℃突破 2026 ~ 2060 年 全球平均気温上昇2℃突破 2030 年 アマゾンのサバンナ化 2030 年 アマゾンのサバンナ化 2040年 グリーンランド氷床全面融解 2040年 グリーンランド氷床全面融解 2050年 主要絶滅危惧種の 25 %絶滅 2050年 主要絶滅危惧種の 25 %絶滅 2070年 北極海氷の夏期消失 2070年 北極海氷の夏期消失 これらに伴って、2025年ごろから一部の地 域・国の社会ステムの崩壊がはじまり、205 0年までには世界規模での社会・経済の混乱が 生じる・・・・。 これらに伴って、2025年ごろから一部の地 域・国の社会ステムの崩壊がはじまり、205 0年までには世界規模での社会・経済の混乱が 生じる・・・・。
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じゃあどうすれば? 氷河期は 2 ~5万年後 京都議定書の限られた効果 0.1 ℃、海面上昇 1.5cm の抑制 0.1 ℃、海面上昇 1.5cm の抑制技術的な温室効果ガス排出の削減ポテンシャル エネルギー効率改善: 1 兆トン エネルギー効率改善: 1 兆トン 再生可能エネルギー: 3 兆トン 再生可能エネルギー: 3 兆トン 原子力 : 3000 億トン 原子力 : 3000 億トン CO2 の捕獲と貯留 : 2 兆トン CO2 の捕獲と貯留 : 2 兆トン 森林吸収 : 3500 億トン 森林吸収 : 3500 億トン
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企業の概念 鈴木『環境問題と企業責任』より
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