Download presentation
Presentation is loading. Please wait.
Published byたつぞう てらわ Modified 約 8 年前
1
製販体制 ■ 地区販売会社 北日本電線㈱、北陸電気工事㈱、 ㈱トーエネック、 中国電機製造㈱、 四変テック㈱、㈱菱熱、㈱日本イトミック ■ 全国販売会社 ㈱ネスター及、㈱日本サーモエナー、㈱関電工 ■ 製造および販売 ㈱イトミック環境システム ※ 2004 年 12 月 28 日、製造元の㈱西淀空調機が民事再生を申請し、 その後㈱日本イトミックが製造権・営業権の譲渡を全面的に受 け、 2005 年 4 月 1 日に㈱日本イトミックの 100 %子会社として設立さ れた。
2
市場動 向:用途 ■ 2007年3 月現在の設置実 績であるが各種 用途に使用され ている。図示の とおり、老健・ 福祉施設におけ る用途が最大で あるが、宿泊施 設、病院、電力 関連施設などの 風呂など一般給 湯として使用さ れることが多い。 一部は食器洗浄 など高温給湯が 必要である。
3
はじめに ■ オゾン層保護,地球温暖化防止の観点から,ヒートポンプ機器の使用冷媒として 自然界に存在する冷媒(自然冷媒)が注目を集めており,家庭用自然冷媒( CO 2 ) 給湯機は2001年4月に実用化された。 ■ 一方、給食厨房施設や宿泊施設等の給湯需要の多いお客さま向けの自然冷媒(炭 酸ガスCO2)給湯機の実用化が求められていた。こうした状況を受け、東京電力 株式会社技術開発研究所商品開発第一グループ殿と業務用自然冷媒(炭酸ガスCO 2)給湯機(愛称:業務用エコキュート)の開発に着手した。 ■ 開発スケジュール プロト機(7 kW 型)の開発 基本構成の決定・試作・性能試験 2000/12~2001/春 実用機( 26kW 型)の開発 実用機設計・製作・性能試験・フィールド試験 2001/4~2001/末まで 熱源機の開発およびシステム ( 貯湯槽など ) 開発 2002/1~2002/9まで実証試験 ■ 2002年 8 月,業務用としては世界で初めて自然冷媒( CO 2 )給湯機を実用 化
4
プロト機(7 kW 型)の性能試験 東京電力電力技術研究所 空調機器性能解析実験室にて2001 /5
5
実用機用熱源機( 26kW 型)の組立 工場にて 2001/11
6
運転のしくみ 東京電力殿カタロ グより
7
実用機( 26kW 型)の熱源機構造 空気熱交 ファン 圧縮機 制御盤 ガスクーラ 水ポンプ
8
ガスクーラ ■ 管内側に CO 2 冷媒、外側に給湯水 10 MPa 以上の高圧となる冷媒を内側とすることにより細い管とでき るので、肉 厚の低減と冷媒量の低減を図り、安全性の確保・経済性を 両立させた。 ■ 流体抵抗と伝熱性能 完全対向流の上、余分な乱流促進型伝熱面となっておらず、耐食性と 耐久性 が優れ、性能劣化に強い。流体抵抗は平滑管なので最低となる。
9
実用機( 26kW 型)の外観
10
実用機( 26kW 型)の熱源機性能
11
実用機( 26kW 型)のシステム性能
12
カタログ性能(JRA条件)
13
システム全体図- 1
14
システム全体図- 2
15
システム全体図- 3
16
業務用エコキュートの特長 オゾン層破壊係数ゼロ、地球温暖化係数1(フロン 系 冷媒の約 1/1700 )、無毒で可燃性もない理想的な自 然 冷媒(CO2)を採用。環境に優しい給湯機。 電力負荷 平準化 エネルギー 効率性 環境 保全性 経済性 自然冷媒(CO2)の高い加熱能力を活した瞬間昇 温 方式により、90℃の高温出湯が可能。給湯用途は 拡 がり、貯湯タンクの縮小化も図れる。 エネルギー消費効率(COP)は3.8と高効率。 さらに割安な夜間電力が活用でき、燃焼式給湯機に 比べランニングコストの大幅な削減が可能。 燃焼部がないので火災の恐れがなく、施設内での 排煙や二酸化炭素の排出がないことから空気を 汚さない、安全で衛生的な機器である。 新規性 創造性 エネルギー消費効率(COP)は3.8と高効率。 さらに割安な夜間電力が活用でき、燃焼式給湯機に 比べランニングコストの大幅な削減が可能。
17
性能試験結果<東京各月条件>1 90 ℃出湯一定モード 年間平均 COP3.3
18
出湯温度季節変化モード 年間平均 COP3.6 性能試験結果<東京各月条件>2
19
学習機能学習機能( 効率良く、地球に優しい ) ① 無駄なお湯は作りません。 ② 無駄な電力は使いません。 つまり、必要量だけ早朝に沸上げます。
20
複数台制御機能(均等なお湯の使用 を) ■ ユニット 1 ~ 4 の内、残湯量の多いものから優先的に使用します。 ■ 無駄な放熱を防止します。
21
循環加熱型CO 2 給湯機 (給湯と加熱を両立させました) 循環加熱機能
22
実施例:工場管理棟 概要 管理棟への給湯 用途 洗面4ケ所、シャワー3ケ所、浴槽 貯湯 季節変化モード貯湯 3000L × 1式
23
実施例:オール電化型ビジネスホテ ル 概要地上10階 125部 屋 用途セントラル給湯(6 0℃) 貯湯90℃貯湯、 3000L × 4式
24
実施例:ファミリーレストラン 客席92席 用途厨房(60℃) 食器洗浄(90 ℃) 貯湯90℃貯湯 2500L+2 500L
25
実施例:大学 用途 電化厨房 (2000 食 / 日 ) 、体育館シャ ワー (60℃) 貯湯 90℃ 3000L × 4式 (高圧0. 15MP a にてシャワー使 用)
26
実施例:電力会社施 設 概要 リニューアル工事 用途 浴室 シャワー(3ケ所) 貯湯 90℃、2000L × 1式 (高圧0. 15MP a にてシャワー使 用)
27
実施例:特別養護老人ホーム 概要敷地6985m 2 、延床3362 m 2 用途厨房、浴室、洗面所(60℃) 貯湯90℃貯湯、 3000L × 1式 (高圧0. 15MPa にてシャ ワー使用)
28
実施例:特別養護老人ホーム 概要 34室(38人収容) 用途 厨房 、 浴室 、 洗面所(60 ℃) 貯湯 90℃貯湯 、 3000L × 2式
29
実施例:半導体工場・工場事務施 設 用途更衣棟・浴室( 42 ℃) 貯湯90℃貯湯、2000 L (高圧0. 15MPaにて シャワー 使用)
30
実施例:社員寮 用途浴室( 42 ℃) 貯湯90℃貯湯 3000L
31
フロン系冷媒の冷凍サイクルと加熱特 性 ■ フロンは約60℃で凝縮 ( 水熱交換器内部で一定温度 ) し,低温水から高温ガスで 加熱するため温度差を必要とし温度効率が悪くなります。また,フロンで90℃出 湯しようとしても高圧圧力や吐出ガス温度が上昇し、耐えられる圧縮機はない。
32
CO 2 冷媒の冷凍サイクルと加熱特性 ■ CO2 冷媒の運転サイクルでは,顕熱で加熱するため冷媒ガスと水の温度幅が小さ く温度ロスが小さくなる。 CO2 冷媒の冷凍サイクルは圧力が高いため,低外気でも 冷媒ガスが濃く外気 -20 ℃でも圧縮ガスが十分に得られる。また、 CO2 は低温外気に なっても高圧と低圧の比率 ( 圧縮比 ) が小さく、圧縮効率を高く保つことが可能であ る。
33
CO 2 冷媒の冷凍サイクル
34
実用機( 26kW 型)のフロー
35
実用機( 26kW 型)のシステムフロー
Similar presentations
© 2024 slidesplayer.net Inc.
All rights reserved.