Download presentation
Presentation is loading. Please wait.
Published byとしはる ふじつぐ Modified 約 8 年前
1
福祉学習会 訪問看護ってなぁ に? もみじ訪問看護ステーション 増田 千春
2
寿命の長さから 生命の質への変換 治すのみに専念し、生活の質を考えてこ なかった医療から、病気や障害を持って も活き活きと生き、穏やかに人生を終え るところまで支える医療へ考え方を変え ることが必要 支える医療は、多くの仲間とチームを組 む事で実現 治す医療から支える医療へ
4
もみじ 訪問看護ステーショ ン
5
自分らしく人生を生き抜 くために、安心できる在 宅療養がおくれる地域つ くりに貢献する 理念
6
利用者さん自らの回復力を高め、自分 が望む安心した生活ができるように支 援します 療養者や家族との対話の場を積極的に 作り、心が通いあう在宅療養を支援し ます 医療・福祉・介護のあらゆる方々と細 やかに連携し、療養生活の質が向上す るように努めます 基本方針
7
「在宅療養」を支えるネット ワーク 在宅医療 在宅療 養 保 健 福祉 一般病院 ( 緊急時の入 院・急性期・ 回復期リハビ リ) 保険所 保健センター 介護老人保健施設 特養 福祉事務 所・社会 福祉協議 会・ディ ケア・ ショート スティ 訪問診療医 歯科医師 PT・OT・ ST 訪問看護師 ケア マネジャー ホームヘルパー 自宅・ケア ハウス ・有料老人 ホーム 訪問看護ステー ション 地域包括支援セン ター保険薬局
8
看護職によって人々の生活の 場である家庭に訪問して提供 される、様々なレベルの健康 障害や生活の障害または困難 から発生する多様なニーズに 対する専門的看護サービス 訪問看護とは
11
☆糖尿病・高血圧症あり、イン スリン自己注射中、間食多く糖 尿病コントロール不良で、家族 のストレス蓄積している。さら に、本人も認知症が進行し、尿 失禁や被害妄想が出現してき た。これ以上病気が悪くなり、 寝たきりにならないようにした い。 Aさん / 78歳 / 女性 / 要支援1
12
状態観察・バイタル測定・酸素飽和 度測定・自己血糖測定方法の観察・ 食事指導・フットケア ( 足浴・マッ サージ・爪切り)芳香療法・体操・ 患者ー看護師間の信頼関係構築話を 聞く・24時間連絡体制 ( オンコー ル)・介護者の相談・他機関との連 絡 Aさんの訪問看護の内容
13
かかりつけ医への外来診察 予防通所介護(ディサービス)を 毎週水曜日 予防訪問看護を2週間に1回木曜 日 家族(息子夫婦)の支援 お弁当屋 Aさんの在宅療養状況
14
外来受診時の表情が明るくなってきた、ま た何事にも前向きになってきている(家族 が安心) 体重減少し、両膝関節痛みが軽減してきて いる タバコを吸う本数が3本 / 日とすくなく なってきた 間食はめったにしない 低血糖はない 少し、内職をしている Aさんの経過・評価
16
癌末期、化学療法行っていたが副作用が強く、治 療中止し、自宅での療養生活を希望する。「在宅 緩和ケアパス」適応、退院前合同カンファレンス に参加する。胃癌(3年前に発病)・肝臓・骨転 移 ここでは、家族 ( 本人)・かかりつけ医 ( 開業 医)・緩和ケア担当医 ( 総合病院の主治医・病棟 看護師・ケースワーカー・病院薬剤師)・訪問看 護ステーション・ケアマネージャー・薬剤師 ( 調 剤薬局)・福祉用具の職員等が一同に集まり、退 院後の役割分担やケアの確認を行い、在宅療養生 活がスムーズにいくように話し合いが行われる。 Bさん / 60歳代 / 女性 / 申請中
17
状態観察・バイタル測定・内服治療状 況の確認・疼痛コントロール状況の確 認・医療用麻薬の管理 ( フェントステー プ・オキノーム)・保清支援 ( シャワー 浴)・栄養管理・排便管理・スキンケア ( 全身浮腫あり)・転倒予防・介護者への 支援・24時間連絡体制・他機関との連 携 Bさんの訪問看護の内容
18
かかりつけ医の往診 訪問看護 (火・金曜日)・24時間 緊急連絡体制加算・悪性腫瘍管理加算 福祉用具貸与 住宅改修 ( 手すり) 薬剤師の訪問 家族・親戚 友人 Bさんの在宅療養の状況
19
疼痛はフェントステープとオキノームで緩和されていた。 全身浮腫による、行動制限があり、歩行困難がみられたが、で きる限り、自立するように努力していた。 退院直後に、排便困難があった。内服薬の増量とシャワー浴後 に排便あり、食欲不振と腹部膨満感が軽減した。 退院後、2回のシャワー浴ができたことに安堵し、自信が湧い ていた。また、「すっきりした」という快い思いを持ち、次回 のシャワー浴を楽しみとしながら、翌日の生きる意欲を感じる ことができた。 娘さんの不安に対し、電話相談や緊急訪問を行った。 また、排泄行為は最後までトイレを希望されたが、歩行困難な 状況になり、死亡する前日に紙おむつを余儀なくされたとき に、涙を流していた。最後まで、紙オムツ内での排尿はなかっ た。娘さん2人に看取られて静かに息をひきとられた。 退院後13日目であった。 Bさんの経過・評価
21
患者さんの生命力の消耗を最小にするようにその 環境を整えることである。その環境には以下の6 項目をあげている 1.新鮮な空気 2.陽光 3.暖かさ 4.清潔さ 5.静かさ 6.食事の管理 訪問看護師として
25
2020年東京オリンピックへ 行こう ☆75歳以上の70%は元気で す。 ☆65歳から74歳の人では9 6%の人が介護認定を受けてい ない人たちです。 ☆在宅ケアチームの一員になり ませんか?
26
ご清聴ありがとうございまし た 。 もみじ訪問看護ステーション 増田 千春
Similar presentations
© 2024 slidesplayer.net Inc.
All rights reserved.