エナジードリンクの危険性 2015年6月23日 経営学部市場戦略学科MR３１９５稲沢珠依.

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1 エナジードリンクの危険性 2015年6月23日 経営学部市場戦略学科MR３１９５稲沢珠依

2 目次 エナジードリンクとは？栄養ドリンクとの違いは？①・② 内容成分について カフェインの効果と危険性 まとめ 参考文献

3 エナジードリンクとは？ 栄養ドリンクとの違いは？①
『商品分類』が違う 　エナジードリンクは「清涼飲料水」 　栄養ドリンクは「医薬部外品」に分類される 栄養ドリンクは肉体疲労時の栄養補給などを目的で販売されており、含有成分から医薬部外品として扱われる。そのため「滋養強壮」や「栄養補給」という表示が可能。 エナジードリンクは清涼飲料水であるため、そのような効能表示をすることが出来ない。[1] レッドブルの「翼を授ける」は、薬事法に関する事情を踏まえた上でのキャッチコピー！

4 エナジードリンクとは？ 栄養ドリンクとの違いは？②
『形態』の違い エナジードリンクはほとんどの製品がアルミ缶で製造されており、デザインも若者向けのオシャレな物が多いのが一般的。 栄養ドリンクは茶色のガラス瓶の物が多い。[1] 若者の間で広まった要因の一つとしてデザインがオシャレであるから、という理由が挙げられる。

5 内容成分について エナジードリンクの基本的な構成要素は、炭酸・糖類・カフェイン・アミノ酸・ビタミン類。糖類の質や種類、カフェインの含有量、アミノ酸の種類、ビタミンの含有量や種類、その他の配合原料によって各社独自の売りがある。また、外国産のエナジードリンクでは日本でそのまま販売できない成分が入っているものも存在するため、日本用に成分を変えていることもある。[1][2] レッドブル(1本250ml) 【栄養成分表示100ml当り】 ・エネルギー：46kcal ・炭水化物：10.7ｇ ・アルギニン：120ｍｇ ・ナイアシン：3mg ・パントテン酸：2ｍｇ ・ビタミンB：62ｍｇ ・ビタミンB2：0.09mg ・ビタミンB12：2μg ・カフェイン：32mg モンスターエナジー(1本355ml) 【栄養成分表示100ml当り】 ・エネルギー：50kcal ・炭水化物：12.6ｇ ・アルギニン：125ｍｇ ・ナイアシン：8.5mg ・ビタミンB6：0.8mg ・ビタミンB2：0.7mg ・ビタミンB12： 1-6μg ・高麗人参 ：82mg ・カフェイン：40mg ……..等

6 カフェインの危険性 過度の摂取は中毒症状が現れる恐れがある 急性カフェイン中毒のボーダーラインとしては、
1時間以内に 6.5 mg/kg 以上の摂取で約50％が発症 3時間以内に 17 mg/kg 以上の摂取で100％が発症 半数致死量は約200 mg/kg 以上とされるが、個体差があるため5g～10gを致死量とする場合が多い。 日常的に250㎎/日以上摂取すると慢性カフェイン中毒を発症する恐れもある [3][4] 体重60kgの場合、390㎎がボーダー モンスターエナジー１缶(355ml)を2本半 レッドブル１缶(250ml)を4本強 体重50kgの場合、850㎎がボーダー モンスターエナジー１缶(355ml)を6本 レッドブル１缶(250ml)を10本 モンスターエナジー１缶(355ml)を35本弱 レッドブル１缶(250ml)を62本半

7 まとめ 一度に大量摂取しない限り致死量には達しないため、絶対に危険だとは言い切れない。 危険性を挙げるとしたら以下の2項目
案外、1時間以内の急性カフェイン中毒のボーダーは低い 年齢や体質により明確な基準を示せない 普段飲んでいるものに危険性が潜んでいることを理解したうえで、適正量を守ることが重要である。

8 参考文献 [1]エナジードリンクと栄養ドリンクの違いって何？〈 [2]効果と違いを比べてみよう！話題のエナジードリンク比較〈 [3]エナジードリンクとカフェイン中毒〈 [4]カフェイン中毒 – Wikipedia〈