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「サービス提供プロセスの管理に関する演習」

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1 「サービス提供プロセスの管理に関する演習」
サービス管理責任者研修テキスト 分野別演習   「サービス提供プロセスの管理に関する演習」 <介護(療養介護・生活介護> 平成25年9月26日・27日

2 サービス提供プロセスの管理の実際(分野別演習)
(目 次) 1 分野別演習のねらい 2 分野別演習の概要 3 分野別研修のポイント 4 演習の実施方法 5 分野別演習の展開イメージ (1)「サービス提供プロセスの管理の実際 :事例研究」   (アセスメント及び個別支援計画の作成) (2)「サービス内容のチェックとマネジメントの実際:ロールプレイ」   (支援会議等を想定したサービス管理責任者の役割についての体験的理解及びサービス管理責任者の観点から支援内容を発展的に検証)

3 そのために、以下のような取り組みが求められます。
1.分野別演習のねらい ・サービス提供プロセス全般の流れ(手順)について、事例を活用しながら検証する。 ・アセスメント、目標設定、個別支援計画の作成など具体的な技術を習得する。 ・ロールプレイ等を通じ、サービス提供職員への助言や指導のあり方を理解し、助言・指導の方法を学ぶ。 ・国研修では各都道府県研修の開催にあたり、演習のねらい・事例選定・演習の実際の運営などを理解する。 そのために、以下のような取り組みが求められます。 (1) 研修受講者全員が主体的に参加する。 (2) 多様な職種の受講者間での意見交換により、幅広い視点を持つ。 (3) グループごとの結論を導くための協働作業を展開する。 (4) 司会進行、記録、発表等の役割を分担して担う。 (5) 効果的なプレゼンテーション技術を学ぶ。 (6) 他者への助言をする者としての配慮や深い洞察力を養う。 (7) (1)~(6)の取り組みの意味を振り返り、研修企画・運営力を養う。

4 2.分野別演習の概要 1.「サービス提供プロセスの管理の実際 :事例研究」 2.「サービス内容のチェックとマネジメントの実際:ロールプレイ」
  ※ 事例に基づき、以下の項目に重点を置いて演習を展開。      ・利用者像の適切な把握のために必要なアセスメントの実施    ・時間軸に配慮した支援目標を含む個別支援計画の作成    ・短期目標や到達すべき目標(ゴール)などの段階的な目標設定の必要性 2.「サービス内容のチェックとマネジメントの実際:ロールプレイ」    ※ 事例を基にして、サービス管理責任者の役割、視点を振り返り、確認する。    ※ 事例に基づき、以下の項目に重点を置いてロールプレイを実施。     ・支援会議の場面を想定した会議の運営方法     ・個別支援計画作成(修正)に際しての連携の持ち方 3.「サービス内容のチェックとマネジメントの実際:模擬会議」   ※ 事例2を基にして、サービス管理責任者の役割、視点を振り返り、確認する   ※ 事例に基づき、以下の項目に重点を置いてロールプレイを実施。        ・支援会議の場面を想定した会議の運営方法        ・個別支援計画作成(修正)に際しての連携の持ち方 ※国指導者研修では3は未実施「サービス管理責任者のための研修開催にむけて:振り返り・グループ討議・事例研究やロールプレイ体験を通して、各都道府県研修を開催するにあたり、演習のねらい・事例選定・演習の実際の運営などの理解する。

5 3.分野別(介護)の研修のポイント (アセスメント等)
○ 障害が重いから地域生活移行は困難と初めから決めつけずに、どのような将来像を描くかについて利用者のニーズを明確化する支援が必要である。 → 障害が重いから今の生活で仕方がないと考えがちである利用者から将来の希望を聞き取り受け止めるアセスメント方法を理解する演習内容とする。 (個々人を尊重した支援メニュー) ○ 受動的に介護を受ける生活ではなく、利用者の興味・生きがいに焦点を当てて主体的に生活する事を支援する計画を作成する必要がある。   また、地域行事への参加やボランティアの利用など社会参加に配慮した計画とする必要がある。 → サービス管理責任者の業務において重要な視点(個別性の尊重、社会参加の促進)が 確認でき、それが生活介護・療養介護の個別支援計画に具体的に反映できる演習内容とする。 (役立つ研修の企画・運営) ○ 既にサービス管理責任者の業務を理解して、一定の成果をあげている参加者が各都道府県   において、役立つ研修を企画・運営する必要がある。    → 国研修では、サービス管理責任者の役割やサービス管理プロセスの重要性を学ぶのと     同時に、事例研究やロールプレイなどの体験学習の振り返りを通して、研修の企画のプロ     セスや運営のコツなどを学ぶ演習内容とする。

6 4.演 習 の 実 施 方 法 (1)グループに分かれて実施 受講者を8人×6グループに分けて実施。
4.演 習 の 実 施 方 法 (1)グループに分かれて実施    受講者を8人×6グループに分けて実施。    メンバー構成は、職種などにより偏りがでないように事前に組み分けする。    また、各グループでは、演習ごとに司会進行、記録、(発表)等の担当者を決める。 (2)演習方式    研修参加者全員が参加意識を持ち、相互の意見交換により効率的に研修効果をあげるよう、小グループで検討する。BS法・KJ法・ロールプレイなどの手法を用いて演習を実施する。 (3)演習スタッフ    講師となる演習スタッフは、全体進行と助言を担当する統括する演習リーダー1名、会場内で各グループに対する助言などサポートを担当するファシリテーターを配置する。 (4)プレゼンテーションと全体総括    各演習とも、途中でプレゼンテーション等を実施し、グループ間での意見交換と演習リーダーからの助言に基づいて総括を行う。

7 ※国指導者研修:演習の展開イメージ ・各演習では、事例を用いながらサービス提供プロセス全般を扱う。
・各演習では、プロセスのどこにウェイトを置くか、演習課題の難易度の設定、事例を検証する際の視点など、事例を取り扱うことをとおして知識や技術を学ぶ。 ・各演習では、事例検討やロールプレイ後、この演習の方法について振り返りを行い、各都道府県での研修開催に役立てる。  ○演習の振り返り (演習のねらい・事例選定など) 2日目午後  ○事例検討やロールプレイを通して、 アセスメントや   支援計画の作成 4時間 3日目終日  ○ロールプレイ体験を通して、実際の支援計画実施に向けて   必要なことに気づく。  ○グループ討議にて、サービス管理責任者の役割や   マネジメント業務の理解 ○演習の振り返り (演習形式や運営の工夫) 4時間

8 「サービス提供プロセスの管理の実際 :事例研究」
演 習(9月27日)  「サービス提供プロセスの管理の実際 :事例研究」 (アセスメント及び個別支援計画の作成)

9 (2)演習①:アセスメント・本人状況・相談内容の確認及び支援方針の確認(95分) ①本人状況の確認
国指導者研修演習(4日)の進行表 (1) 演習に関するガイダンス(15分)    ①演習進行に関する説明と共通理解         ②演習事例の説明 (2)演習①:アセスメント・本人状況・相談内容の確認及び支援方針の確認(95分)    ①本人状況の確認        ②支援方針の見立て、課題整理、ニーズ整理、援助目標設定       (休憩10分) (3)演習②:・・・事業所内での支援会議のロールプレイ(40分)   演習①の事例について個別支援計画を作成するための支援会議のロールプレイを行う。       (休憩 10分) (4)演習③・・・個別支援計画案の作成(60分)   演習①のアセスメント、演習②の支援会議に基づき支援計画案を作成 (5)演習の振り返り(30分)都道府県研修のポイント・総括 9

10 国指導者研修演習 「サービス提供プロセスの管理の実際 :事例研究」 (アセスメント及び個別支援計画の作成)
国指導者研修演習 「サービス提供プロセスの管理の実際 :事例研究」 (アセスメント及び個別支援計画の作成) ・提供された情報から初期状態の把握(アセスメント)や課題の整理方法を学ぶ。 ・アセスメントから到達すべき目標や支援内容など個別支援計画の作成方法を学ぶ。 ・演習を通して、研修を開催する際のポイントを学ぶ。 演習(6日) 事例を使用 4時 間20分 13:10 13:25 15:00 15:10 15:50 16:00 17:00 17:30 ガイダンス (15) 演習①(95) ○アセスメント(診立て)の時間 ・本人状況 ・相談内容の確認 ・支援方針の確認 演習②(40) ・ロールプレイ準備 ・ロールプレイ ・意見交換 演習③(60) ○個別支援計画案の作成(手立て)の時間    演習の振り返り (30) ・都道府県研修のポイント ・総括    休憩 休憩 事例概要・進行説明

11 演習1日目の基本的な進め方の共通理解 1.演習進行に関するガイダンス ↓ 2.アセスメント項目の検討と正確な状態把握 ↓
    ↓  2.アセスメント項目の検討と正確な状態把握     ↓ 3.グループごとのロールプレイ(支援会議) 4.個別支援計画の作成・発表     ↓          5.演習スタッフからの総括

12 (1) 演習に関するガイダンス               13:10~13:25(15分) ・演習の進め方、注意すべき事柄の説明 ・事例の概要について説明 12

13 ☆事例を使ってサービス管理責任者の役割を理解する
演習のポイント ☆事例を使ってサービス管理責任者の役割を理解する ・相談支援事業所が「サービス等利用計画」を作成。サービス利用の再開に向け、サービス事業所と相談支援事業所との連携を演習で実施。 ・相談支援事業所等との連携する場合、事業所がサービスを提供する際どのような初期評価を行い、「個別支援計画」を作成し、相談支援事業所と共通理解するかを認識する。 ・現場の支援の質を高める視点から、改めて個別支援計画を作成するポイントを演習を通じて確認する。

14 事例紹介(抜粋) ・特別支援学校高等部卒業後、近隣のB作業所(地域活動支援センター)へ2年通うが、トラブルを起こし、平成25年4月に退所。現在まで自宅で過ごしている。1か月経過した頃から「外出したい」と言うようになり、やり取りの中で不安定になる様子も見られ始め、支援に限界を感じ始めた。母が市役所へ相談。市役所は計画相談の対象として、市内のC相談支援事業所に計画相談の依頼を行う。C相談支援事業所はMさん・母と数回面接を実施し、サービス等利用計画を作成。Mさんの特別支援学校の同級生が3名いるK生活介護事業所を日中支援の場として調整をとる。依頼を受けたK事業所は、利用にあたって事前実習を5日実施した。(以下、略) プロフィール(抜粋) 1.氏名・性別・年齢   M.Nさん   男性 20歳 2.障害程度・手帳    知的障害・てんかん・療育手帳A2 (重度)  左下肢機能障害・身体障害手帳4級。  障害程度区分4。身長160cm 体重60Kg 3.家族状況        両親と同居。(以下、略) 資料P66~ 14

15 社会資源の情報 ② 福祉サービスの状況:事例の法人の他、知的障害を主に支援する社会福祉法人は2箇所。
① 所在地:K県F市(人口20万人) ② 福祉サービスの状況:事例の法人の他、知的障害を主に支援する社会福祉法人は2箇所。 通所施設・知的を主とした就労継続B型2箇所・知的を主とした生活介護2箇所 入所系事業所50名1箇所(空きなし):(短期入所5名) 知的を主にしたGH:2箇所(各5名)CH:3箇所(各5名定員。1名空きあり・体験型各1名も実施) 居宅介護支援事業所:主に知的障害を支援する事業所2箇所 相談支援事業:委託及び特定指定相談支援事業所2箇所(社会福祉法人・市社会福祉協議会) 隣接する2市にも、知的障害を主に支援する社会福祉法人があり

16 (2)演習①演習手順及び内容の説明 本人状況の確認(アセスメント)・支援方針の確認 13:25~15:00(95分)
(2)演習①演習手順及び内容の説明 本人状況の確認(アセスメント)・支援方針の確認 13:25~15:00(95分)            演習のやり方を皆さんがまず体感しましょう!! 1.相談及びアセスメント内容を確認する。 2.利用者の状態像を共有化する。(1・2で40分) ※生育歴・家族歴・困りごとは、グループで話し合う。 ※本人のストレングスはKJ法を活用する。 3.利用者のニーズの確認。 4.ニーズの整理。支援の目標を確認し、共有する。(3・4で55分)

17 ツールを使ってニーズを整理する。本人を知るための地図
①現在状況の整理(アセスメン情報を整理) ★私自身のストレングス私の強み・得意なこと・可能性 ★私の不安や苦痛、悲しみ・障害・病気・困りごと(何に困っているか) ☆解決すべき課題・本人のニーズに関連 ★生育歴・職歴のアセスメント ⇒私は、今までこんな生き方をしてきました。 ★家族歴・本人を取り巻く環境⇒私は今このような生活をしてます。してきました。 ☆解決すべき課題に関連 ②将来の暮らしに向けた支援 ○手元に資料が別刷りであります。 ★私は、○○で暮らしたいです。私の今の願い、希望は○○です。今、私は○○をやりたいです。☆利用者等の生活に対する意向・本人のニーズ・各目標に関連 ☆私の将来の夢、希望は○○です。私は○年後こんな暮らしをしたいです。 ☆長々期的な暮らしの目標 17

18 ニーズ整理表 ○○さんのストレングス ○○さんが望むこと・希望など グループ 記入様式1 利用者名 さん 18 ニーズ 現在状況の確認
  記入様式1         グループ ニーズ整理表                                            利用者名              さん ○○さんのストレングス ○○さんが望むこと・希望など ニーズ 現在状況の確認 (利用者の意向・ ストレングス) 現状等から、支援者が気になること ニーズに応えるための支援 ニーズを満たすための目標 18

19 ニーズ整理表 記入例:演習事例とは関係ありません。 ○○さんのストレングス ○○さんが望むこと・希望など ・働く意欲はある。
        グループ   記入様式1                                            利用者名              さん ○○さんのストレングス ○○さんが望むこと・希望など ・働く意欲はある。 ・就労に向けた力もある。 ・自宅に住んでいる。 ・家族の理解もある。 ・私は、働く訓練をして、一般企業で仕事をしたい。 ニーズ 現在状況の確認 (利用者の意向・ ストレングス) 現状等から、支援者が気になること ニーズに応えるための支援 ニーズを満たすための目標 ・一般企業で仕事をしたい ・働くことの力は十分ある。 ・本人の意欲もある。 ①朝起きることが出来ない。生活パターンの継続が気になる。 ②本人に合った仕事内容を支援者が把握できていない。 ①生活リズム(規則正しい生活が継続)を作ろう。 ・目覚ましを5個位置く。 ・家族に起床の協力をお願いする。 ・職員が起こしに行く。 ②通所先を含め、どんな仕事を希望しているか支援スタッフと考える。 ①仕事のつくため、毎日通所が出来るようになろう。 ②どのような仕事が適しているかを探る。 19

20 (3)演習②:ロールプレイ(支援会議)15:10~15:50 (40分)
(3)演習②:ロールプレイ(支援会議)15:10~15:50 (40分)            1.演習①の事例について事業所内での支援会議を想定したロールプレイを実施。 2.質疑とコメント  ○それぞれのグループで感想などを発表する。

21 ロールプレイの説明 役割演技(やくわりえんぎ)とは、現実に起こる場面を想定して、複数の人がそれぞれ役を演じ、疑似体験を通じて、ある事柄が実際に起こったときに適切に対応できるようにする学習方法の一つである。ロール・プレイング(英 role playing または roleplaying)という。

22 ロールプレイ(ロールプレイイング)の目的
ロールプレイ(ロールプレイイング)の目的     日常生活の中で、人は必ず様々な役割を背負って暮らしていることを考えますと、人生はまさにド ラマと言えます。その中で、常に同じような役割ばかりをこなしていますと、新たな人間関係を作り出す ことは大変難しくなります。   ロールプレイとは、参加者が自由な雰囲気の中で、あるテーマについて即興的に役割を演じ、協同 して、役割行動の変容を図るもので、日常生活におけるそれぞれの役割を見直し、新しい状況に応じ られるようになることを目的としています。  (1) 日常生活における自分の役割を見直し、日常生活での課題を解決する手がかりを得る。  (2) 参加者全員が、感情の解放をします。  (3) 新しい、突発的な状況に応ずることができます。   したがって、ロールプレイは日常生活のリハーサルとも言えるでしょう。参加者はうまく演ずる必要 はありません。大切なのは、いかに自分なりに自発性を発揮して演ずるかです。   自発性が回復されれば、ロールプレイでの新鮮な役割体験は、新しい役割を日常生活に取り入れ る原動力となります。   自発性とは、新しい状況においても、周囲と自分自身にとって、より適切な、望ましい対応ができる ということです。一般に、人は、新しい状況に対しては、他人の意見や自分の既有の体験をよりどころ として対応してしまいがちです。自発性は、そのような自分の外側から規制してしまうのではなく、自然 に自分の中から自分を動かしていくことです。   自発性は、まず役割をとること(役割取得)から、自発的に個性的に演ずること(役割演技)、さらに、 新しい役割を創造すること(役割創造)へと段階的に高まっていきます。 22 22

23 ロールプレイについて(概要) 1.ロールプレイとは 2.ロールプレイのメリット 3.ロールプレイの方法 1)事前準備 2)実施
 1.ロールプレイとは   ・ 現実に起こる場面を想定して、複数の人がそれぞれ役を演じ、疑似体験を通じて、ある事柄が実際に起こったときに適切に対応できるようにする学習方法の一つである。   ・ 学習者は、役割を演じなければならないが、演じ方はたいてい演者の自由である。   ・ 対人関係や態度・行動を通して行われる学習に用いられる。 2.ロールプレイのメリット   ・ 意志決定過程にみられるような物事のプロセスについて学ぶ可能性が高くなる。 3.ロールプレイの方法   1)事前準備     ・ シナリオ:準備の段階でシナリオを作成するか、役割だけを決めて自由に行うか、目的 によって決定する。    ・ 時間:決まっているわけではない    ・ オリエンテーション:実施する前に学習者にその目的を十分に説明する。   2)実施    ・ 実施中にロールプレイをビデオに録画しておけば、後で見直すことができる。   3)フィードバック    ・ ロールプレイ終了後、気づきや学びを話し合うことで、学習を深め、広げることが大切 23 23

24 ロールプレイを行う上での注意 1) ロールプレイを理解しているファシリテーターをグループごとに配置すること
ロールプレイを行う上での注意  1) ロールプレイを理解しているファシリテーターをグループごとに配置すること  2) 事前準備(オリエンテーション):参加者が主体的に関われるように情報や知識の整理  3) 役割別の準備:各役割ごとに自分たちの役作りを行い,場面設定を話し合う  4) 役割演技・討議:役になりきって演ずる。時間内で場面を変えて複数回実施しても良い  5) 誰か一人が時間を占領しないこと  6) 振り返り(フィードバック):必ず自分の役やほかの役について感じたこと、考えたこと   を振り返る時間をとり、ロールプレイの後,他の人へ感情・しこりが残らないよう配慮 〈時間配分の参考例〉  1) 知識の整理(5分)  2) ロールプレイの実施    ①役割別の準備(5分)    ②1回目の演技(15分):個別支援会議の準備の支援者だけの話し合い         振り返り(5分)    ③2回目の演技(15分):本人や家族も含めた関係者が参加した個別支援会議            振り返り(5分) 24 24

25 ロールプレイで行う内容 【演習の課題】は以下のようなことです。
○通所のサビ管として、支援方針の決定・合意形成を事業所内でどのように行うのかを演習する。 ○ロールプレイの中心は、サービス管理責任者になるように留意する。 ○サービス等利用計画に基づき、利用者の初期状態し、今後の支援方針について、サビ管が事業所内のケース検討会議で今後の方向性を検討。 ○丁寧かつチームで事業を進め多面的に捉えることを基本に、サービス管理責任者としてリーダーシップを発揮しロールプレイを進める。

26 ロールプレイの振り返り ○役割を演じてどうだったか? ○納得できるプランだったか? ○見ていた人の感想・・・・

27 (4)演習③:個別支援計画案の作成 16:00~17:00 (60分)
(4)演習③:個別支援計画案の作成 16:00~17:00 (60分) 1.演習①で共有化した利用者の状態像や援助の全体目標を確認する。 2.演習②の支援会議(ロールプレイ)の結果を確認し共有化する。 3. 個別支援計画を作成する。    支援内容・到達目標(長期目標、短期目標等)・    時間軸(サービス提供期間)等の設定 4.支援に関係する機関等の確認 27

28 平成 年 月 日 利用者氏名 印 サービス管理責任者 印
記入様式 2 個別支援計画         グループ 利用者名                                       作成年月日:    年  月  日   本人(家族)の希望 長期目標(内容、期間等) 短期目標(内容、期間等) ○支援計画内容 ニーズ 支援目標 支援内容                     (内容・留意点等) 支援期間             (頻度・時間・期間等) サービス提供機関    (提供者・担当者等) 優先順位 平成   年   月   日   利用者氏名                  印    サービス管理責任者                 印                               

29 個別支援計画作成にあたっての留意点 (目標について) ・達成可能な具体的な内容を目標とする。
・長期目標の期間は、長期的に達成可能な時期を想定する。人によって異なる。概ね1年位を想定。 ・短期目標は、長期目標を達成するための近い目標を設定。概ね半年以内を想定。 (NG目標)介護支援専門員ケアプラン適正化事業結果から ・「安定・安心した生活を送る・交流を図る・その人らしい生活を送る」 ⇒「安定・安心・交流・その人らしさ」のとらえ方・価値観は各自それぞれ異なる。表現が漠然として抽象的すぎる。も個人によって異なる。その人にとっての「安定・安心・交流・その人らしさ」の意味をアセスメントして具体的に表現する必要がある。 ・機能維持を図る。⇒漠然とした表現。その人のどの部分の機能について維持するか具体的に表現する必要がある。

30    (5)演習の振り返り:17:00~17:30(30分)                   1 明日のロールプレイの配役 2 一日目の研修の感想

31 「サービス内容のチェックとマネジメントの実際」
演 習 (9月27日) 「サービス内容のチェックとマネジメントの実際」

32 国指導者研修:演習(9月27日)の進行表 (1)演習④  ロールプレイⅡ(60)   ・演習のガイダンス   ・ロールプレイ (2)演習⑤ ロールプレイを受けて個別支援計画の見直し (20)   ・模擬支援会議により、必要があったら、計画の修正を行う。 (3)演習⑥ 発表と意見交換 (20)   ・ポスターセッション方式にて発表   ・意見交換  (4)グループ討議 (80)   ・事例のサービス提供プロセス、模擬支援会議等の体験的理解から、サービス管理責任者の役割(サービス内容のチェック・マネジメント機能)を確認する。   ・事業所、地域におけるサービス管理責任者の果たすべき役割を討議し、サービス管理責任者の役割を理解する。 (5)研修の振り返り (50)   ・今後の都道府県研修を実施する際の工夫。

33 国指導者研修演習・「サービス内容のチェックとマネジメントの実際」
・演習事例の模擬支援会議をとおして、サービス管理責任者の役割を確認する。 ・サービス管理責任者としての基本姿勢やサービス提供プロセスの検証、さらにスタッフ及び関係機関との連携のあり方、支援内容の変更のタイミングなどを含めて総括的に学ぶ。 演習(10月5日) 事例を使用 9:00 10:00 10:20 10:40 10:50 12:10 13:10 14:10 演習⑤(20) ロールプレイを受けて個別支援計画の見直し グループ討議 (80) ・サービス管理責任者の役割 ・サービス内容の確認 ・マネジメント業務 研修の振り返り (60) ・都道府県研修の工夫など 演習④ ロールプレイⅡ(60)  ・ガイダンス  ・本人・家族への説明  ・2グループでの意見交換 演習⑥   (20) ・発表 ・コメント 休憩 休憩 *模擬支援会議及び演習で用いた事例のサービス提供のプロセスを振り返り、グループ毎にサービス管理責任者の役割について確認し、発表と意見交換を行う。

34 (1) 演習④ ロールプレイⅡ 9:00~10:00 (60分) ○ 演習の目的、ロールプレイの進め方の説明
(1) 演習④ ロールプレイⅡ 9:00~10:00 (60分) ○ 演習の目的、ロールプレイの進め方の説明 ○ ロールプレイの設定 2グループ(Aグループ、Bグループ)で1組となる  場面設定:Mさんと家族に、個別支援計画についての説明  役   割:   Aグループ    ・(前日作成した)個別支援計画について説明をするサービス管理責任者・・・1名    ・相談支援専門員・・・1名    ・その他、本人や家族への計画を説明の際、必要な役割の者   Bグループ    Mさん・Mさんの母・Mさんの妹  

35 ○ 2グループで1組となったグループで役割交換を行う。
○ ロールプレイが終了した後のフィードバック:    2グループ合同  *サービス管理責任者の役割や機能、本人の気持ちなどについて、サービス管理責任者役、本人役、観察者などから意見や感想を述べてもらいグループとしてフィードバックする。

36 ○各グループで役割を決めてください。 ロールプレイ ※ポストイットに役割を記入して名札に貼って下さい。
※その他の方は、ロールプレイの様子を観察して下さい。

37 (2)演習⑤ ロールプレイを受けて個別支援計画の見直し 10:00~10:20(20)
(2)演習⑤ ロールプレイを受けて個別支援計画の見直し               10:00~10:20(20) ・ロールプレイでのMさんと家族との話し合いを受けて、個 別支援計画について必要に応じて修正を行う。その理由は なぜか。

38 ・事例のエピソードについて簡単にコメントする。
(3)演習⑥ 発表・コメント         10:20~10:40(20) ・ポスターセッション方式による発表 ○演習Grを二つに分ける。 ○二つのGr同時に発表する。 ☆1Gr5分程度の発表 ・質疑応答 ・事例のエピソードについて簡単にコメントする。

39 (モニタリング・・・のポイント) ①評価軸・・・支援計画の進捗状況の確認の目安 ※達成できなかった⇒ものもとの目標設定に無理  がなかったのか?を検証する。 ※達成できた場合の支援のあり方は・・・。 ②長期目標の設定 ・利用者の暮らし方の今後・・・に目標を置くのが良  いかも。(別紙参照) ③支援目標・・・1年間で実施する目標は多くて5個項  目くらいが適当かも・・・人が一年で達成できる目  標はそんなに多くないはず。 39

40 (4)グループ討議 10:50~12:10(80分) サービス管理責任者の役割(まとめ)
(4)グループ討議         10:50~12:10(80分) サービス管理責任者の役割(まとめ) 1.サービス管理責任者としてサービス提供内容をチェックするポイントは何か。 2.サービス管理責任者は、事業所、地域においてどのような役割を果たすべきか。 ※国研修では、1・2は研修を振り返って確認する程度に留める。  時間的には30分程度 3.都道府県研修の工夫(60分程度時間を取る) 40

41 (5) 研修の振り返り 13:10~14:10 (60) ※各グループのグループ討議の内容について、発表は軽め。
(5) 研修の振り返り       13:10~14:10  (60) ※各グループのグループ討議の内容について、発表は軽め。 ・各グループのインストラクターより、コメント。 ※特に都道府県研修の運営について広くコメントをとる。


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