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中食企業の企業戦略と市場構造 馬場健治 中井愛 鈴木勇気 髙橋夏美恵
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中食とは 中食とは家庭外で調理された食品を購入して持ち帰り、家庭の食卓で食べる食事形態のこと。レストランや飲食店で料理を食べることを「外食」と言い、手作りの家庭料理を自宅で食べることを「内食(うちしょく:ないしょく)」と言うが、その中間の食事形態という意味で中食という。 (例)コンビニやスーパーのお弁当、惣菜、 冷凍食品など
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中食市場の現状 食品業界の中で中食業界が成長している
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セブンイレブン向けにおにぎりや惣菜を製造
中食企業の主要企業とシェア 中食市場の主要企業(売上高上位10社) 企業名 売上高(百万円) 活動内容 シェア率 わらべや日洋 153,232 セブンイレブン向けにおにぎりや惣菜を製造 2.4% プレナス 113,889 ほっともっと、やよい軒などを運営 1.8% カネ美食品 81,488 スーパーやコンビニに惣菜、弁当を製造 1.3% ハークスレイ 59,168 ほっかほっか亭などを運営 0.9% ロック・フィールド 46,339 0.7% オリジン東秀 45,100 イオンの子会社で、惣菜や弁当を製造 シノブフーズ 36,061 ファミリーマート向けに惣菜や弁当を製造 0.6% 京樽 25,600 持ち帰り寿司を中心に製造 0.4% 小僧寿し 20,447 0.3% 柿安ダイニング 12,382 惣菜を中心に製造 0.2%
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シェア率が低い原因 参入障壁が低い ①ブランド認知度が低い。 ②大きな食品企業でなくても、個々のスーパーマーケットなどで独自に惣菜を調理販売できる。 ③他産業に比べて参入する際の投資金額が少ない。 ④特許取得数が他市場に比べて少ない。
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・参入障壁が低いと・・・ →多くの企業が参入してくる。それによって競争が激化する。 ・市場競争の激化に対応する企業戦略 →商品の差別化
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商品差別化が行われている市場として『独占的競争』がある。
独占的競争(短期均衡) 価格P MC AC P* 利潤 D MR 数量Q O Q* 商品差別化が行われている市場として『独占的競争』がある。
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独占的競争(長期均衡) 価格P MC AC P* 利潤 P* D MR 数量Q O Q* Q* 利潤が0になる
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独占的競争に当てはまる企業 ・京樽 ・小僧寿司 →中食市場の持ち帰り寿司分野の企業 ⇒「かっぱ寿司」や「くら寿司」、「スシロー」など外食チェーンの参入により、中食の持ち帰り寿司分野の利潤が低下。 『京樽』 『小僧寿司』 年月 純利益(百万円) 08,12 ▲1830 09,12 ▲2600 10,12 57 年月 純利益(百万円) 08,12 ▲726 09,12 60 10,12 ▲766
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まとめ ・中食市場は参入障壁が低く、商品の差別化によって独占的に振る舞っている。 →独占的競争 ・新たな戦略が施されない限り、長期的には利潤がゼロになる。
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今後の展望 ◎個々の企業の経営戦略の分析 →独占的競争に当てはまらない企業に 焦点を当て、利潤を伸ばし続けている企業の 分析する
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参考文献 『会社四季報』 東洋経済 『よくわかる中食業界』 著:高橋麻美 『企業経済学』 著:小田切宏之
『会社四季報』 東洋経済 『よくわかる中食業界』 著:高橋麻美 『企業経済学』 著:小田切宏之 内閣府統計局: 京樽: 小僧寿司: わらべや日洋: プレナス: カネ美食品: オリジン東秀: ロック・フィールド: ハークスレイ: シノブフーズ: 柿安ダイニング:
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