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Published byなおみ ごみぶち Modified 約 7 年前
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乳がん地域連携パス ―患者さん用― 受診の際には必ずご提示ください。 あなたのお名前 さん 連携パス登録番号 かかりつけ医
治療後経過観察パス (Ver. 1.0) ―患者さん用― あなたのお名前 さん 連携パス登録番号 かかりつけ医 (電話 - - ) 病院主治医 (電話 - - )(代表) 受診の際には必ずご提示ください。 2011年11月9日 作成版
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は じ め に 【連携パス】とは、地域のかかりつけ医と病院の医師が、あなたの治療経過を共有できる「治療計画書」のことです。「連携パス」を活用し、かかりつけ医と当院の医師が協力して、あなたの治療を行います。 この「連携パス」には治療計画以外にも、乳がんの治療(手術)後の日常生活における注意事項などが記載されています。ぜひとも、ご一読ください。 この「連携パス」を活用することで、地域のかかりつけ医と病院の医師が協力して、患者さんの視点に立った安心で質の高い医療を提供する体制を築くことを目指しています。このことは、長い待ち時間の解消や通院時間の短縮などの患者さんの負担軽減にもつながり、さらに、ご自身の治療計画や経過の把握、かかりつけ医の手厚い診療による不安の解消などにも貢献します。
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がん診療の機能分担表 機能 専門的ながん診療 (病院 主治医) かかりつけ医 (連携医) 調剤薬局 診断 確定診断、精密診断 病期診断
再発時の診断 初期診断 精密検査の必要性の判断 検査 精密診断(画像、採血) 経過観察のための検査 (画像、採血) スクリーニング検査 治療 手術、内視鏡手術 化学療法 (抗がん剤治療) 放射線治療、臨床試験 症状緩和治療 経過観察 日常の指導・管理 連携した化学療法とその継続 症状緩和治療とその継続 ケア 服薬指導 内服状況・副作用チェック 医療機関への連絡・相談 診療連携パス 診察 定期的精密検査 (画像・採血) 副作用・合併症の対応 再発時の対応 連携した化学療法の継続 経過観察のための日常的検査(主に採血)
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も く じ 退院後の日常生活 4~7ページ 退院後もこれだけは忘れずに! 8ページ 私のがんの性格と治療スケジュール 9~11ページ
退院後の日常生活 4~7ページ 退院後もこれだけは忘れずに! 8ページ 私のがんの性格と治療スケジュール 9~11ページ メモ 12ページ 乳がん連携パス 13~26ページ 当院の各部署・ 担当等のご案内 27~28ページ
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退院後の日常生活 1.日常生活 1.傷口にテープを張ったまま退院します。 このテープは傷を保護し液体や細菌を通過 させない特殊なテープです。
このテープは傷を保護し液体や細菌を通過 させない特殊なテープです。 傷はふさがっているため、はがれてしまっ ても感染の心配はありません。また退院後 2週間ほどで紙テープに切り替えてさらに 1ヶ月貼っていると、傷の幅が大きくなる のを防ぎます。どちらのテープを貼っても 消毒はいりません。また、貼りっぱなしで も化膿することはありません。 入浴もしていただいてかまいません。 テープが貼ってあるところのみ、はがれな い程度の力で十分洗ってください。また、 テープがはがれたあとは、通常のように 洗っていただいてかまいません。
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退院後の日常生活 2.仕事に復帰できる時期は、からだの調子に 自信がつき、今後の治療と両立できるよう であれば、退院後数週間で仕事に復帰して
自信がつき、今後の治療と両立できるよう であれば、退院後数週間で仕事に復帰して もかまいません。 また、家事についても退院後から行っても さしつかえはありません。しかし、体力が 回復していなければ、家の方の協力を得て いきましょう。患肢を挙げること(例えば、 高いところの物をとる、洗濯を干すなど) は腕や肩のリハビリにつながりますので行 いましょう。寝て安静に過ごす必要はあり ません。外出も旅行も、何でもできます。
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退院後の日常生活 2.リハビリについて 退院までに入院前の状態まで腕が上がれば、基本的にリハビリの必要はありません。
リンパ節を広範囲に切除した場合は、腕が上がりにくいなどの症状がでることがあります。そのような時、術後のリハビリが必要になり、入院中からリハビリの指導をうけるようになります。手術した腕がうまく上がらないとき、無理に動かさすのではなく痛みやしびれがある時は、医師や看護師に相談しながら動かす努力をしていきましょう。 肩の関節運動や腕の力などは、使わないでいると徐々に機能が低下してしまいます。 退院して1ヶ月までに入院前の状態まで回復するよう、ご自分でも心がけましょう。
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退院後の日常生活 3.補正下着製品について 補正下着は、外観性を手術前と同じように保ったり、乳房の左右のバランスを整えます。
また、胸部に物が当たったりした時の衝撃を防いでくれます。 ※一般的に乳房は片側500~600gあるため、 バランスが崩れると頭痛や腰痛、肩こりの原 因につながります。 温存手術用・全摘術用など、ご自身の生活に合わせてお選びいただきます。 使用するブラジャーは、 ①紐幅が広い(リンパ液・血液の流れを悪くしないため) ②ノンワイヤー(商品の破損の原因になるため) ③フルカップ(パットを入れたとき安定感を出すため) がお勧めです。 ※乳房全摘術であれば、パットはシリコンがお 勧めです。 また、今までお使いになっていた下着が使えることが充分ありますので、まずは医療スタッフにご相談下さい。
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退院後もこれだけは忘れずに! 手術が終わって退院をしてからも、定期的に受診していただく必要があります。
乳がんは、ゆっくり増殖する性質を持っているため、手術後5年以上たってから再発するものもあり、手術後10年間は安全確認の時期と考えてください。 通院例として、手術後3年までは3~6ヶ月毎、5年までは6~12ヶ月毎、5年以降は1年に1回となっていきます。 なお、定期検査は乳がんを対象としているものです。他の病気をカバーするものではありません。 また、通院だけでなく、自宅でも月1回、手術した反対側の乳房を自己触診しましょう。乳がんにかかっていない人に比べて、6倍の罹患率となります。 定期検診、自己検診は大切です!
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【がんの性格の言葉の解説】 しこりの大きさ(cm):乳がん細胞が乳管の外に出ている (浸潤している)部分の大きさ.
【がんの性格の言葉の解説】 しこりの大きさ(cm):乳がん細胞が乳管の外に出ている (浸潤している)部分の大きさ. 腋窩リンパ節転移:転移を認めた個数/検査したリンパ節の個数. 腫瘍周囲の脈管浸潤:腫瘍(がん)の周りの血管やリンパ管の中に がん細胞が入っている程度. グレード:がん細胞の悪性度を示す目安. グレード1が良い グレード2は中間 グレード3が悪い 増殖能(Ki67 %):がん細胞の細胞分裂の数の割合で判断. 数値が高い方が、増殖能は高いと判断する. ホルモン感受性:エストロゲン受容体(ER)とプロゲステロン受容 体(PgR)がある.特に、エストロゲン受容体が ある場合は、ホルモン剤(内分泌療法)の再発 予防効果が期待できる. HER-2:HER-2陽性の場合は、ハーセプチンの再発予防効果が 期待できる.一般的には抗がん剤が併用される.
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≪初回治療情報≫ 初回受診施設名 ( ) 初回治療施設名 ( ) 入院治療 入院日( 年 月 日) 退院日( 年 月 日) TNM分類 T N M 病期 期 腫瘍マーカー基礎値 □CEA( ) □CA15-3( ) □NCC-ST-439( ) □BCA225( ) □ 血液検査項目(必要な項目を記載) 内服薬の種類(特に必要なものを記載)
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メモ (処方内容や検査成績の資料添付にもご活用ください)
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乳がん地域連携パス お名前 さん 連携パス登録番号
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(処方内容や検査成績の資料添付にご活用ください)
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当院の 各部署・担当のご案内 【 患者支援担当 】 患者支援担当は当病院に入院・通院されている患者さん・家族の方々が安心して暖かな医療・看護が受けられるよう、医師または看護師など病院内のスタッフとの連携はもとより、地域の医療・保健・福祉などの各機関と協働・連携をとりながら、より満足度の高い療養生活と充実した日々を送っていただけるように支援を行っています。 【 地域医療連携室 】 地域医療連携室では、地域医療機関との医療連携を進め、患者さんに安心して受診していただくため、地域医療機関の先生方と当院医師とのスムーズな連絡・連携の窓口としての役割を果たしています。
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【 受診日・検査予約日の変更】 担当科外来にて診療予約の変更を承ります。 担当科に電話していただき、主治医もしくは看護師にお申し出ください。 ただし、腹部CT、MRIなどの検査は、予約を変更される場合は1か月以上先延ばしとなることがございますので、あらかじめご了承ください。 【 予約外受診 】 必要があれば、予約外診療も受け付けています。 受診の際は、かかりつけ医に相談し、病院の地域医療連携室経由で診療予約を取っていただくか、もしくは担当科外来に電話で御相談ください。 【 夜間・休日などの対応 】 緊急を要する場合で、休日や夜間等かかりつけ医を受診できないときは、事務当直室までご連絡ください。 電話番号:053- -
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