レンタサイクル実用化に向けた シミュレーション

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1 レンタサイクル実用化に向けた シミュレーション
レンタサイクル実用化に向けた　　　　　 　　 シミュレーション A 　　北村亮

2 目次 研究背景・目的 シミュレーションモデル紹介 実験結果・考察 まとめ

3 研究背景 地球温暖化 二酸化炭素排出量削減 　　「脱・クルマ社会」

4 自動車から公共交通機関へ CO2 CO2 一人当たりの二酸化炭素排出量

5 都市部における移動 市民の自由な都市交通 レンタサイクルシステム

6 乗り捨て方式 フランスのパリ市における成功例 問題点 「需要と自転車数の不均衡」 レンタサイクルシステムとは
　「需要と自転車数の不均衡」 レンタサイクルとは？レンタカーのチャリ版． その特徴として，乗り捨て方式．これは・・・ また，このサービスの成功例としてパリを筆頭に・・・他も．（ヴェリブの具体的なデータもどーぞ，２万台） 順調に見えるがここにどの成功例を見ても問題点が・・・

7 需要と自転車数の不均衡 駐輪場A 駐輪場B 駐車場Aのように，借りる人ばかりで返却される自転車が少ない場合，借りることができなくなってしまう． また，駐輪場Bのように，利用者は少ないが，返却が集中するような場合． これが発生することで，自転車を借りられない，返せないといった状況が多発している．

8 需要と自転車数の不均衡 の 問題緩和 研究目的
レンタサイクルシステム導入に当たり発生する需要と自転車数の不均衡の問題に対してwitnessというシミュレーションソフトを用い，シミュレーションを行い，この

9 ①トラック輸送なしモデル（対策なし） ②プールなしモデル ③プールありモデル 問題への対策
この問題に対して ①対策が行われなかったら ②現状どのような対策がなされているのか、 ③現状を改善すべく、今回私が提案させていただく提案手法 の順に説明させていただきます。

10 トラック輸送なしモデル

11 問題への対策 トラック輸送なしモデル プールなしモデル（現状の対策） プールありモデル

12 ！ プールなしモデル ！ ！

13 問題への対策 トラック輸送なしモデル プールなしモデル プールありモデル（提案手法）

14 POOL プールありモデル

15 対象モデル・データ レンタサイクルのリアルなデータ → 非対称なデータ 実際の東京都区部における 流入・流出人口データをスケーリング
レンタサイクルのリアルなデータ　→　 　　　　　非対称なデータ 　　実際の東京都区部における 流入・流出人口データをスケーリング 東京23区を3km×3kmに縮小したものに適用

16 流入・流出人口データ

17

18 stock out stock over 条件変更による違い 各駐輪場における自転車在庫切れの回数 各駐輪場における自転車の過剰集中の回数
評価方法 stock out 各駐輪場における自転車在庫切れの回数 stock over 各駐輪場における自転車の過剰集中の回数 　　　　　　３つのモデル比較 　　　　　条件変更による違い

19 stockout + stockover(回)

20 トラック台数と自転車設置数 - stock out + stock over
各駐輪場の初期自転車設置数(台)

21 トラック台数と自転車設置数 - stock out

22 プールの有無・個数による比較 - stock over
POOL POOL POOL

23 まとめ POOL導入により，需要と自転車数の不均衡の問題が 緩和された．
今回のモデルにおいては，各駐輪場に設置する自転 車を20台以上，トラック台数を4台以上にすることで需 要と不均衡の問題に対して効果的である．

24 Thank you for your listening!!