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最近の太陽活動・北極振動 長利研例会 藤井 聡
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温暖化というわりには最近… 欧州、数十年ぶり寒波(2008-09)、凍死者相次ぐ
アメリカで大寒波( )、ワシントンで積雪1.5mなど 雪のロンドン市内 雪のホワイトハウス
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この冬、北半球中緯度帯に顕著な寒波 北半球中緯度帯では、多くの地方で、低温や大雪等の顕著な寒波による異常天候が見られた。
この顕著な寒波は、記録的な負の北極振動に伴ってもたらされた。
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この冬、北半球中緯度帯に顕著な寒波 負の北極振動を維持する典型的なメカニズムが確認された。
今冬に負の北極振動が卓越した背景として、昨秋以降の成層圏を含む大気の流れや海面水温の状況が、負の北極振動の発達および維持に適する状態だったと考えられる。
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北極振動がマイナス 冬に北極振動がマイナスだと日本も寒冬?プラスだと暖冬?
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2005年12月、日本では… 南魚沼市
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北極振動( )
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北極振動(1980-)
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AO-indexと水戸平均気温(1月) AO-index 5年移動平均 水戸気温1月 5年移動平均
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AO-indexと水戸平均気温(1月)
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相関図
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AO-indexと札幌平均気温(1月)
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AO-indexと宮古平均気温(1月)
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1990年代気温上昇はAOが+ 温暖化が急速に進んだとされている90年代は、北極振動もプラスの時期であることに留意すべき。
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最近の太陽
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太陽黒点数の最近の推移
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太陽活動との関連? 18世紀の黒点数 マウンダー極小期 の終了
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19世紀の黒点数 ダルトン極小期
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20世紀以降の黒点数 極小期 相次ぐ台風 相次ぐ台風
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極小期の頃 延宝の飢饉(1674年~1675年) 天和の飢饉(1682年~1683年) 元禄の飢饉(1691年~1695年)
天保の大飢饉(1833年~1839年)?
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天保の飢饉の頃 稲刈りの時期に雪が降ったという記録がある。
鳥取では、ひな祭りの時分になっても雪が降り続き、田にも畑にも出ることができないでいた。五月になっても田の水に氷が張るような有様だった。土用近くになっても、綿入れが手放せないような状態だった。
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20世紀初頭の極小期(東京・浜松)
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20世紀初頭の極小期(札幌・宮古)
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研究課題 温暖化と言われているが、北極振動(1990年以降の+)の影響もあるのではないか?
極小期の終わりごろは低温のように見えるが、太陽活動が地球の気温に与える影響は? もしかしたら、太陽活動低化→北極振動のマイナス?大噴火→ 〃 ? 温暖化よりも寒冷化の方がずっと恐ろしいと思うが、どうか?
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