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コーヒーチェーン業界 2班 日本大学 3年 鈴木 亮太 2年 伊藤 大悟 石井 美佳 これから2班の報告を始めます。
2班 日本大学 3年 鈴木 亮太 2年 伊藤 大悟 石井 美佳 これから2班の報告を始めます。 私たちはコーヒーチェーン業界について調べました。 報告者は、皆様から向かって左から鈴木、伊藤、そして私石井です。 宜しくお願い致します。★
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目次 1.研究動機 2.喫茶業界の概要 3.喫茶業界 (1)外食産業からみた喫茶業界 4.コーヒーチェーン業界 (1)売上
3.喫茶業界 (1)外食産業からみた喫茶業界 (2)喫茶業界の動向 (3)現在の喫茶業界 4.コーヒーチェーン業界 (1)売上 (2)店舗数 (3)商品の特徴 (4)出店の特徴 5.これからのコーヒーチェーン業界 6.参考文献 目次です。 はじめに研究動機を述べ、次に喫茶業界の概要を説明させていただきます。 その後、コーヒーチェーン業界が含まれる、喫茶業界について触れ、コーヒーチェーン業界について説明させていただきます。 そして最後に、私たちが予想するこれからのコーヒーチェーン業界について述べさせていただきます。★
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1.研究動機 生活の一部 スターバックスやドトールなどに代表されるような コーヒーチェーン店がいたるところで見受けられる
現在、私たちの周りを見渡せば、★スターバックスやドトールなどに代表されるようなコーヒーチェーン店が至るところで見受けられます。 会話を楽しむため、読書をするため、勉強するため、時間を潰すためなど私たちがコーヒーチェーン店を利用する理由は様々ですが、 確実に言えることは、★私たちの生活の一部になっているということです。 また、景気の低迷により消費が冷え込み、★外食産業全体が苦戦しているなか、コーヒーチェーン業界は健闘しています。 そこで、私たちはコーヒーチェーン業界について研究することにしました。★ 外食産業全体が苦戦しているなか コーヒーチェーン業界は健闘している
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2.喫茶業界の概要 喫茶業界 個人喫茶 コーヒーチェーン 複合カフェ
まず、今回の報告にあたって、コーヒーチェーン業界が含まれる喫茶業界について説明させていただきます。 喫茶業界とは、コーヒー・紅茶を中心としたソフトドリンクと軽食を提供する喫茶店の業界を指します。 ここでは、個人が経営する喫茶店を★個人喫茶、スターバックスやドトールのようにチェーン展開されている店を★コーヒーチェーン、 漫画喫茶やネットカフェのような多様なサービスを提供する喫茶店を★複合カフェとします。 今回私たちは、このなかの★コーヒーチェーンを中心に研究しました。★
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3.喫茶業界 (1)外食産業からみた喫茶業界 約1兆円 52.9% 13.7% 12.4% 11.6% 4.3% 4.2% 0.9%
3.喫茶業界 (1)外食産業からみた喫茶業界 約1兆円 52.9% 13.7% 12.4% 11.6% まず、私たちが研究の対象としているコーヒーチェーン業界も含まれる外食産業について説明させていただきます。 2009年の外食産業の市場規模は約24兆円です。 外食産業は、一口に外食と言っても明確な定義はなく、飲食店を始めとし、宿泊施設の飲食店、学食や社員食堂などの集団給食、など多岐に渡って捉えられています。 グラフの内訳を見てみると飲食店が52.9%と大半を占めています。 私たちのテーマであるコーヒーチェーン業界が含まれる喫茶業界は4.2%のシェアを占め、市場規模は約1兆円です。★ 4.3% 4.2% 0.9% 出典 財団法人食の安全安心財団 付属機関外食産業総合調査研究センター推計
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3.喫茶業界 (1)外食産業からみた喫茶業界 29兆702億円 出典 社団法人日本フードサービス協会 平成16年外食産業の市場規模 (兆円)
3.喫茶業界 (1)外食産業からみた喫茶業界 29兆702億円 (兆円) 1997年の29兆702億円をピークに達した外食産業は、近年は減少傾向にあります。 この背景には、不況で個人消費が停滞している上に、弁当などの中食の拡大による新勢力の影響があります。 このような厳しい状態にある外食産業の中で、一大ブームを巻き起こし、急成長を遂げたのが喫茶業界です。 次は、この喫茶業界について見ていきましょう。★ (年度) 出典 社団法人日本フードサービス協会 平成16年外食産業の市場規模
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3.喫茶業界 (2)現在までの喫茶業界 1982年 1兆7,396億円 ファストフードや 1995年 ファミリーレストランの 経営者の高齢化
市場拡大 缶コーヒー・自動販売機の普及 経営者の高齢化 1995年 スターバックスの上陸 90年代 ドリップマシーンの普及 コンビニコーヒーの普及 1981年 15万4,630店 1980年 ドトールの登場 こちらが現在までの喫茶業界全体の店舗数と売上高の推移のグラフです。 では、グラフに基づいて喫茶業界の背景を見て行きます。 60年代高度経済成長期のなか、70年代にかけて個人喫茶が大人気となり喫茶業界は拡大していきます。 1980年に★ドトールコーヒーが登場し、業界全体の店舗数は★1981年に15万4,630店、売上は★1982年に1兆7,396億円とピークに達します。 しかし、それ以降は店舗数、売上ともに急激な減少に転じます。 この減少にはいくつかの要因があります。 まず80年代に★缶コーヒーの売上が急増したことです。市場は拡大し、83年には1億ケース、90年には3億ケースを突破しました。 缶コーヒーの普及に伴って、自動販売機が利用され、安く手軽にコーヒーが飲めるようになりました。★ 次にファストフードやファミリーレストランの市場拡大です。 マクドナルドが上陸したことをきっかけに、ファストフード市場が拡大すると同時に、 ファミリーレストランが日本市場でシェアを拡大しました。★ それから、ドリップマシーンの普及です。 90年代になると、バブル経済の影響でオフィス街でのビジネスが盛んになり、ドリッププマシーンが導入されます。 これによりオフィスでも落としたてのコーヒーが飲めるようになり、個人喫茶の需要は減少していきます。★ 次に、コンビニの普及です。 コンビニが普及し、コンビニに行けば手軽にコーヒーを買えるようになったので、 個人喫茶への客足は落ち込み、ますます店舗は減少していきます。★ 最後に、経営者の高齢化です。 経営者が高齢になり、後を継ぐ者がおらず、店を閉めざるをえない個人喫茶が多くありました。 このような時代の変化とともに、個人喫茶の需要は徐々に減少していきました。★ 1995年にはスターバックスが上陸するも、それ以降も喫茶業界は店舗数、売上ともに緩やかに減少し続けています。★ (年度)
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外食産業の中でも低価格の喫茶業界は健闘している
3.喫茶業界 (3)現在の喫茶業界 (%) 対前年比既存店売上高推移 外食産業の中でも低価格の喫茶業界は健闘している 個人喫茶 1991年 約9万9000店 3分の1減少 2006年 約6万3000店 それでは、現在の喫茶業界はどのような状態にあるのでしょうか。 こちらのグラフは前年と比べた既存店の売上高推移です。 景気の低迷により外食産業全体が苦戦している中でも、喫茶業界はファストフード業界とともに★健闘しています。 喫茶業界の中でも★個人喫茶は、1991年に約9万9000店ありましたが、★2006年には約6万3000店まで減りました。 3軒に1軒が姿を消した計算です。 しかし、このような中、成長を見せているのがコーヒーチェーンです。 ★コーヒーチェーンに代表されるスターバックスやドトールは、★セルフ式となっており、自分でコーヒー等を席まで運びます。 個人喫茶に比べ比較的価格も安く、★その経済性や手軽さから人気を集めています。 それでは、コーヒーチェーン業界について見ていきましょう。★ コーヒーチェーン セルフ式 経済性や手軽さ 出典 社団法人日本フードサービス協会
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4.コーヒーチェーン業界 (1)売上 970億円 686億円 154億円 (億円) 167億円 157億円
こちらが、コーヒーチェーン業界で上場している企業の売上高のグラフです。 2010年度の売上高はスターバックスが約970億円、ドトールが約686億円、サンマルクが約154億円です。 サンマルクカフェの売上げと比べてみてもスターバックスは約6倍、ドトールは約4倍の売上高を維持しており、 スターバックスとドトールはコーヒーチェーン業界を代表する企業といえます。 サンマルクカフェは1999年に銀座に第1号店が出店されて以来、緩やかではありますが売上を伸ばし続けています。 また、未上場のため正確な売上高はわかりませんが、 プロントが2009年度は★約167億円、カフェ・ベローチェが2008年度は★157億円を売上げており、 スターバックス、ドトール、サンマルクカフェと共にコーヒーチェーン業界を牽引しているといえます。★ 出典 各社決算報告書・各社ホームページ
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4.コーヒーチェーン業界 (2)店舗数 (店) こちらが5社の2010年の店舗数です。業界最大手のスターバックスは875店舗、売り上げ第2位であるドトールは1113店舗を出店しています。 ドトールよりも店舗数は少ないスターバックスが売上げ1位を保っている要因については、 ドリンクの平均価格がスターバックスは360円、ドトールは290円とスターバックスのほうが高いことにより、客単価が高いと予想されることがひとつの要因だと考えられます。 そして、スターバックスでは卓越した顧客への接客サービスやフラペチーノなど数々の斬新で魅力的な商品の提供を行っていること、 また店内を全席禁煙にすることにより、他の企業と差別化を図っていることにより、売上げ1位を保っていると考えられます。 プロントは203店舗、カフェ・ベローチェは181店舗、サンマルクカフェは253店舗を出店しています。 では各社には、どのような商品の特徴があるのでしょうか。★
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フラペチーノなどの甘くて飲みやすい飲み物
4.コーヒーチェーン業界 (3)商品の特徴 キャラメルを入れたコーヒー フラペチーノなどの甘くて飲みやすい飲み物 低価格で本格的なコーヒー 人気のサンドイッチ レストランのようにパスタやピザも提供 アルコール スターバックスは、通常のコーヒーだけではなく★、 キャラメルを入れたコーヒーや、フラペチーノなどを提供しています。 このような飲み物は従来の喫茶店にはありませんでした。 スターバックスはフラペチーノなど甘くて飲みやすい飲み物を提供することで、 女性客や、あまりコーヒーを好まなかった客を獲得しています。 ドトールは★低価格で本格的なコーヒーを提供しています。 また、ミラノサンドやホットドッグを提供しており、ファストフードのような商品戦略を行っています。 プロントは、昼はカフェ、夜はバーという形式をとっており、一般的なコーヒーチェーンとは大きく異なった商品が目立ちます。 パスタやピザなどレストランのようなメニューやアルコールも提供しています。★ ベローチェはコーヒーが170円と、業界で最も安く提供しています。 また、飲み物の上にソフトクリームをのせた商品も多く、女性客も気軽に足を運べます。★ サンマルクカフェは、ベーカリーで有名であるサンマルクのパンが気軽に食べられます。★ 各店舗で生地づくりから焼き上げまで行っており、人気商品であるチョコクロワッサンなどの焼き立てのパンを提供しています。 セルフ式のカフェでは初めてのスタイルです。★ 業界最安値のコーヒー ソフトクリームののった甘い飲み物 焼きたてのパン
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4.コーヒーチェーン業界 (4)出店の特徴 コーヒーチェーン業界は次々と新たな出店地を開拓し 市場の拡大を図っている
ビジネス街や商業エリアなど人が多く集まる地域を中心に出店 人が集まる施設に出店 次にコーヒーチェーン業界の出店の特徴について見ていきます。 コーヒーチェーン業界の各企業は主に★ビジネス街や商業エリアなど人が多く集まる地域を中心に出店しています。 その他にも、ここ10年間では、人の集まる地域に加えて大手コーヒーチェーンであるスターバックスとドトールを筆頭に★ 人の集まる施設に出店するなど出店地の開拓を行っています。 例えばドトールやプロントの★ガソリンスタンド併設型の店舗の出店や、スターバックスやドトールの★病院内、金融機関への出店などがあります。 またスターバックスでは★ツタヤと共同出店し、商品の購入前にコーヒーを飲みながら本を読むことができる店舗を出店するなどを行っています。★ このようにコーヒーチェーン業界は次々と新たな出店地を開拓し、市場の拡大を図っています。 では最後に、このようなコーヒーチェーン業界が今後どのようになっていくかの予想を述べさせていただきます。★ ガソリンスタンド 病院 本屋 コーヒーチェーン業界は次々と新たな出店地を開拓し 市場の拡大を図っている
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全国的な知名度、ブランド力、低価格を武器に
5.これからのコーヒーチェーン業界 今年の店舗出店数 出店の少ない 地方中心に出店 50~60店舗出店 全国的な知名度、ブランド力、低価格を武器に 出店攻勢を加速させていくと予想 50店舗出店 10店舗出店 前述した通り、個人喫茶が減少していくなか、現在コーヒーチェーン店は出店を増やしています。★ スターバックスは今年だけで50~60店舗、ドトールは年間50店舗、★今後3年で150店舗を出店する予定です。★ベローチェでは今年10店舗出店する予定です。 また、★3社は地方など出店が少ない地域を中心に出店する計画です。 一方、★プロントでは今年15店舗出店する予定です。★サンマルクカフェでは、35店出店すると発表しています。 プロントはビジネスマンが主な顧客のため、サンマルクカフェでは大手外食チェーンの縮小などで好立地の物件をみつける事に成功したため、★ 首都圏を中心に出店を増やしていく予定です。 これからもスターバックスやドトールなどのコーヒーチェーン店では個人喫茶店にはない★全国的な知名度、ブランド力、低価格を武器に出店攻勢を加速していくと予想されます。★ 首都圏を中心に計画 15店舗出店 35店舗出店
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5.これからのコーヒーチェーン業界 出店攻勢を加速させていくも 苦戦を強いられると予想 コーヒー チェーン業界 ファストフード チェーン業界
しかし今後、コーヒーチェーン業界にとって脅威となりそうなのは、★日本マクドナルドなどのファストフードチェーン業界です。 本来、食事主体のファストフードチェーンと、飲み物がメインのコーヒーチェーンの間には業態の違いという区別がありましたが、 現在は、お互いの顧客を奪い合う戦略に出ています。★ コーヒーチェーンの戦略はフードメニューを厚くして客単価アップを狙う戦略です。★ 一方、ファストフードチェーンは、低価格の本格的なコーヒーをメニューに追加し、新たな顧客を獲得する戦略です。 そのため、同業種との争いだけでなく、他業種とも争っていかなければいけなくなっていきますので、★出店攻勢を加速させていくも苦戦を強いられると予想されます。★ フード強化 コーヒー強化
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6.参考文献 ・スターバックスコーヒー ・ドトールコーヒー ・サンマルクカフェ ・会社四季報 業界地図 ・週刊ダイヤモンド 2010年5月22号 参考文献はこちらです。 (3秒間をあける) 以上で2班の報告を終了とさせていただきます。 ご清聴ありがとうございました。
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