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ロータリーの奨学金 このプレゼンテーションでは、ロータリーが提供している奨学金についてご説明します。
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スポンサーとなるクラブ・地区と奨学生への連絡 奨学生探し 出発に向けた準備 報告要件
発表内容 奨学金の種類 期日 スポンサーとなるクラブ・地区と奨学生への連絡 奨学生探し 出発に向けた準備 報告要件 この発表では、以下の内容を取り上げます。 奨学金の種類 期日 スポンサーとなるクラブ/地区と奨学生の連絡 奨学生探し 出発に向けた準備 報告要件
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奨学金の種類 グローバル補助金 地区補助金 ロータリーでは、グローバル補助金と地区補助金の2種類の補助金で奨学金を提供しています。
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奨学金の種類: グローバル補助金 大学院レベル 奨学金期間: 1~4年 重点分野のいずれかに該当 最低授与額: $30,000
実施国(留学先)と援助国のスポンサー まず、グローバル補助金を利用した奨学金についてご説明します。 グローバル補助金は、6つの重点分野のいずれかに該当する大学院教育の奨学金を支援します。奨学金期間は1~4年で設定できるため、全課程を通じてサポートすることも可能です。奨学金候補者は、奨学金を受領する前に、大学側が発行した入学許可証を提出する必要があります。 現金やDDF(地区財団活動資金)による提唱者からの拠出金に、WF(国際財団活動資金)が上乗せされた額が、グローバル補助金の奨学金となります。グローバル補助金の合計予算は、最低30,000米ドルである必要がありますが、奨学金はより大規模な補助金の一部として使用することも可能です(例:奨学金と人道的プロジェクト)。 奨学金を含め、グローバル補助金によるプロジェクトはすべて、実施国と援助国のクラブまたは地区が提唱する必要があります。
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奨学金の種類: 地区補助金 柔軟な仕組み 地区が管理 学業レベル (高校、大学、大学院、修了証プログラム) 場所 (地元と海外) 奨学金期間
専攻分野 授与額 地区が管理 次に、地区補助金による奨学金についてご説明します。地区補助金で奨学金を提供する場合、多くの要素を柔軟に決定することができます。 高校、大学、大学院など、さまざまなレベルの学業を支援でき、専攻分野も限定されておらず、海外と国内のどちらでも選ぶことができます。また、奨学金期間に決まりはなく、6週間の語学研修から、1年間以上の大学教育を支援することもできます。ロータリー財団では、就学先の地元ロータリークラブでスピーチを行ったり、奉仕プロジェクトに参加したりするといった奨学生の義務は定めていません。ただし、地区が独自に、これらの要件を追加で定めることができます。 奨学金資金の管理は、地区の責務となります。地区補助金で学生を海外に派遣する場合、派遣先のロータリアンがカウンセラーになる必要はありませんが、地元のクラブやロータリアンに奨学生のサポートをお願いすることは可能です。 地区は、奨学金小委員会の委員長を任命し、奨学金受領者の特定、支払い手続き、派遣先の地区との連絡といった役割を担ってもらうこともできます。
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期日 グローバル補助金 地区補助金 随時、申請が可能 ただし、奨学金期間が開始する少なくとも3カ月前に申請すること
補助金の一部を奨学金として提供 奨学金を提供する上で、おさえておくべき期日についてご説明します。 グローバル補助金では、基本的に一年を通じて随時、申請を行うことができます。ただし、奨学生の派遣が含まれる場合は、奨学金期間が開始する3カ月前までに申請を行う必要があります。 地区補助金では、地区に一括で支払われる補助金の一部を用いて奨学金を提供することになります。申請は、奨学金が提供される前年度の5月15日までに行います。そのため地区は、補助金の承認までの時間と学業が開始する時期を十分に考慮して、奨学金の申請を行う必要があります。 地区は、ロータリー財団が定めている提出期限を守る必要があるほか、地区とクラブ、また奨学生のニーズに最も合うかたちで期限を設定することが奨励されています。
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奨学金授与までの流れ 月 1月 地区内部の手続きについて、クラブと地区のリーダーが同意 (申請手続きや連絡方法など)
1月 地区内部の手続きについて、クラブと地区のリーダーが同意 (申請手続きや連絡方法など) 奨学金に関する広報(内部向け、外部向け) 2月 クラブと地区で、派遣する奨学生の募集を行う 来訪する奨学生について、派遣地区と連絡を取る 3月 クラブと地区が候補者との面接を行う 奨学金受領者と補欠候補者を暫定的に決定する 4月 クラブが受領候補者を地区に伝え、地区の支援(DDFを含む)を申し出る 5月 奨学金受領者と補欠候補者の最終決定を行う グローバル補助金の申請を行う 6月 申請書の提出、審査、承認 7月 年度奨学金の支払いが開始する クラブと地区は、必要に応じて、奨学金(派遣と受入の両方を含む)に関する地区の内部手続きについて業務サイクルを決めることができます。地区内で業務サイクルを決めることは、財団の要件ではありません。スライドには、次年度での奨学金提供に向けて、1月から地区内でできる業務サイクルの見本が示されています。 クラブと地区で行う業務は、必ずしも同じ‘時期である必要はありませんが、それぞれのレベルで求められる手続きについて知っておく必要があります。地区内部の手続きについて、クラブと地区で連絡を取り合うことがカギとなります。
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スポンサーと奨学生に「期待されること」を設定する
スポンサークラブ・地区と奨学生への連絡 スポンサーと奨学生に「期待されること」を設定する クラブと地区が優先する奨学生のタイプ ロータリー財団による承認と否認への備え 補欠候補者リストの作成 奨学生を派遣するか、受け入れるかに関する希望の確認 地区補助金による奨学金受領者のお知らせ 申請手続きを始める前に、スポンサーと奨学生に「期待されること」を決めておくことをお勧めします。また、クラブや地区は、優先すべき奨学生のタイプや専攻分野について、あらかじめ考えをまとめておけば、奨学金の推進にも役立つでしょう。特定の専攻分野だけでなく、複数の専攻分野の学生を、派遣あるいは受け入れるといった予定も立てておくことができます。地区とクラブは、これらの期待事項を事前に話し合うとよいでしょう。 また、奨学金の提供を断念する場合や、ロータリー財団による承認を受けることができない可能性があることも、明確に関係者に知らせておくことが大切です。
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奨学生探し 地元大学とのパートナーシップ 地元の非政府組織(NGO)との協力 学友会との協力 帰国した奨学生との協力
奨学金手続きの流れと連絡方法を決めたら、奨学生探しを開始します。優秀な奨学生を探すために、次のような方法があります。 地元大学とパートナーシップを結ぶ 非政府組織(NGO)に協力を要請する 地元の学友会と連絡を取り、学友会がない場合は、新たに学友会を設立する 帰国した奨学生に、新たな奨学生探しに協力してもらう 各クラブで、奨学生に求められること、申請手続き、そして面接方法を決めておくとよいでしょう。申請者が要件を満たしているかどうかが不明な場合は、財団職員に問い合わせることもできます。 グローバル補助金による奨学金の場合は、補助金の「授与の受諾の条件」や、重点分野の基本方針といった資料を候補者に渡し、十分に理解してもらうことが大切です。
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出発に向けた準備 奨学生向けのオリエンテーション 奨学生への支払い 申請手続き時に支払い方法を決めておく
オンラインで支払いを行うことができるよう口座を準備する 銀行との法的同意を交わす 出発前に奨学金を支払う 奨学金受領者を選び、承認を得たら、スポンサークラブは、奨学生の出発に向けた準備を進める必要があります。第一に、グローバル補助金と地区補助金の両方の奨学生を対象に、出発前オリエンテーションを実施します。オリエンテーションは、対面式、またはオンライン形式のどちらでも可能です。奨学生にとって、出発前のオリエンテーションは準備を整える上で極めて役立つリソースとなります。 次に、奨学金の支払いについて、支払い方法は、申請手続きの最初の段階で決めておくことが大切です。そうすれば、奨学金の承認後に、円滑に支払いを行うことが可能になります。承認後、スポンサークラブは、銀行書類とオンラインでの銀行口座情報を提供する必要があります。スポンサーがクラブの場合は、クラブ会長が銀行との法的同意を交わし、地区がスポンサーである場合は、地区ロータリー財団委員長がこれを行います。 出発後に奨学生や派遣先のロータリアンに金銭的負担をかけることがないよう、出発前に支払いを済ませる必要があります。
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グローバル補助金も地区補助金も、領収書と明細書を保管 グローバル補助金の奨学生
報告要件 グローバル補助金も地区補助金も、領収書と明細書を保管 グローバル補助金の奨学生 学業と重点分野との関連性を説明する 地区補助金の奨学生 地区補助金全体の報告に、奨学金に関する報告を含める 地区は、追加の報告要件を定めることができる 報告の遅れがもたらす、次の補助金申請への影響 学友プログラムの奨励 最後に、報告要件についてご説明します。グローバル補助金と地区補助金のいずれの補助金でも、クラブと地区は、補助金の支払いに関連する領収書と銀行明細書を保管しておく必要があります。 グローバル補助金の場合、ロータリー財団は、補助金の受領と支払いを証明する銀行明細書を必要とします。グローバル補助金の奨学生は、研究・学業の概要を提出し、重点分野とどのように関連しているかを示す必要があります。地区補助金の場合、奨学金に関する報告は、地区補助金全体の報告の一部として含めることになります。これとは別に、地区は、独自の報告要件を定めることもできます。 報告要件が守られていない場合、次の補助金申請に差し支えることもあるため、奨学金の報告を期日どおりに済ませておくことが、とても重要となります。 また、奨学金期間が終了してからも、奨学生に学友としてロータリーとのつながりを保ってもらえるよう、学友プログラムを強く推進することが大切です。
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ウェブサイト: www.rotary.org/ja/grants グローバル補助金: 奨学金について
リソース/参考資料 ウェブサイト: グローバル補助金: 奨学金について 地区補助金による奨学金: ベストプラクティス ラーニングセンターにある奨学生オリエンテーションのコース 重点分野の基本方針 地元の専門家 ロータリー補助金の担当職員の連絡先 ロータリーのウェブサイトでは、奨学金に関するさまざまな参考資料やリソースをご紹介しています。また、地元の専門家からアドバイスを受けることもお勧めいたします。ロータリー財団の担当職員には、随時、お問い合わせいただけます。
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