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竜巻の基礎知識 ※このスライドは非表示になっています 小高・竜巻①・10分 1 竜巻とは 2 竜巻の特徴 3 竜巻の速度 4 竜巻による被害①~③ 5 竜巻からの身の守り方①~④ 6 竜巻が発生する前には①~④ 7 竜巻が近付いてくるときには 8 竜巻に関する情報 3 4 5 6~8 9~12 13~
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竜巻の基礎知識
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1 竜巻とは 「佐呂間町の竜巻の様子」 竜巻を知っていますか?竜巻を見たことありますか? これが竜巻の写真です。
1 竜巻とは 竜巻を知っていますか?竜巻を見たことありますか? これが竜巻の写真です。 空高く続いているのが分かりますね。 見た目がまるで龍が天空に昇る姿のようであることから「竜巻」と呼ばれるようになったそうです。 日本では,毎年20~30件の竜巻が発生しています。昨年は,石巻市でも竜巻が発生しており,被害がでています。 竜巻は,積乱雲に伴う強い上昇気流により発生する激しい渦巻きのことです。 竜巻は,一度に複数発生することもあります。 その発生メカニズムはまだ十分に解明されていません。 「佐呂間町の竜巻の様子」 出典元:独立行政法人科学技術振興機構 理科ねっとわーく(
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・とつぜん発生 ・強くはげしい風 ・短時間でせまい範囲に被害 ・竜巻の移動スピードが速いと被害大
2 竜巻の特徴 ・とつぜん発生 ・強くはげしい風 ・短時間でせまい範囲に被害 ・竜巻の移動スピードが速いと被害大 竜巻は,突然発生します。強く激しい風が吹き,車も飛ばされることがあります。 そして,短時間で狭い範囲に被害が集中します。 2006年9月宮崎県延岡市の竜巻は,約5分間で長さ7.5km・最大幅300mの被害をもたらしました。 竜巻自体の移動スピードが速いと被害が大きくなります。
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90 時速 ㎞ 50mを2秒で進む速度 高速道路を走る自動車並の速度 3 竜巻の速度 2006年 宮崎県で発生した竜巻の進む速度
3 竜巻の速度 2006年 宮崎県で発生した竜巻の進む速度 時速 90 ㎞ 2006年宮崎県で発生した竜巻の進む速度は,時速90㎞といわれています。 これは,高速道路を走る自動車並みの速度です。 1秒間に25m,2秒間で50m進む速度です。 竜巻は,移動速度が速いことも考えられるのです。 50mを2秒で進む速度 高速道路を走る自動車並の速度
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4 竜巻による被害① 水戸地方気象台・東京管区気象台・気象研究所 「現地災害調査速報」
4 竜巻による被害① これは竜巻による被害の写真です。 竜巻によってどのようなことが起こったと考えられますか? (「考える・体験する」段階においても使用する) 水戸地方気象台・東京管区気象台・気象研究所 「現地災害調査速報」 平成24年5月6日に茨城県常総市からつくば市にかけて発生した突風について
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4 竜巻による被害② 水戸地方気象台・東京管区気象台・気象研究所 「現地災害調査速報」
4 竜巻による被害② この写真ではどうでしょうか? (「考える・体験する」段階においても使用する) 水戸地方気象台・東京管区気象台・気象研究所 「現地災害調査速報」 平成24年5月6日に茨城県常総市からつくば市にかけて発生した突風について
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物がすごいスピードで 飛んでくる。 飛んできた物が 建物をこわす。 ぶつかって壊れた物が また飛んでいく。 4 竜巻による被害③
4 竜巻による被害③ 物がすごいスピードで 飛んでくる。 飛んできた物が 建物をこわす。 ぶつかって壊れた物が また飛んでいく。 写真から考えたことをまとめると竜巻の際には, 飛来物が猛スピードで飛んでくる。 人が風に飛ばされるだけでなく,飛来物が体に当たる。 飛来物が建築物を壊す。 飛来物が新たな飛来物を生む。 ということが考えられます。
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自分が飛ばされない! 飛んでくる物に ぶつからない! 身をふせ, 両腕で頭と首を守る。 5 竜巻からの身の守り方① 避難の基本
5 竜巻からの身の守り方① 避難の基本 自分が飛ばされない! 飛んでくる物に ぶつからない! 身をふせ, 両腕で頭と首を守る。 避難行動の基本としては, 自分が飛ばされない。 飛んでくるものにぶつからないようにして 身をふせて両腕で頭と首を守りましょう。
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屋内では ・1階の中心部に近い,窓のない部屋 ・窓やカーテンを閉める ・丈夫な机の下で両腕で頭と首を守る
5 竜巻からの身の守り方② 屋内では ・1階の中心部に近い,窓のない部屋 ・窓やカーテンを閉める ・丈夫な机の下で両腕で頭と首を守る 家や学校など建物の中にいるときはどうしたらよいでしょうか? 屋内では,1階の中心部に近い,窓のない部屋に移動し, 窓やカーテンを閉めます。 丈夫な机の下で両腕で頭と首を守ります。
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・がんじょうな建物に避難 ・水路などに身をふせ, 両腕で頭と首を守る 屋外では 5 竜巻からの身の守り方③
5 竜巻からの身の守り方③ 屋外では ・がんじょうな建物に避難 ・水路などに身をふせ, 両腕で頭と首を守る 屋外では,頑丈な建物に避難しましょう。建物内に入れなかったら建物の陰で,身をふせ,両腕で頭と首を守ります。 避難できる場所がないときは,近くの水路やくぼみに身をふせ,両腕で頭と首を守ります。
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ここは危険 窓,部屋の隅,ドア,外壁は危険 物置や車庫,プレハブは, こわれたり飛ばされたりする 電柱や太い樹木は折れたり, 倒れたりする
5 竜巻からの身の守り方④ ここは危険 窓,部屋の隅,ドア,外壁は危険 物置や車庫,プレハブは, こわれたり飛ばされたりする 電柱や太い樹木は折れたり, 倒れたりする 窓,部屋の隅,ドア,外壁はガラス等が飛んできたり,壊れる危険があるので離れます。 物置や車庫,プレハブの中は,壊れたり,飛ばされたりするので危険です。 また,電柱や太い樹木は折れたり,倒れたりするので危険です。
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6 竜巻が発生する前には① 厚い雲で暗くなる 気象庁 発達した積乱雲による災害・事故から児童生徒を守るために
6 竜巻が発生する前には① 厚い雲で暗くなる 竜巻発生前に発生を予測できると事前に避難行動が取れます。 竜巻が発生する前にどのようなことが起きるのかを覚えておき,身を守る行動につなげましょう。 竜巻発生前には,まず,空が厚い積乱雲で覆われ暗くなります。 気象庁 発達した積乱雲による災害・事故から児童生徒を守るために
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6 竜巻が発生する前には② 雷 気象庁 発達した積乱雲による災害・事故から児童生徒を守るために
6 竜巻が発生する前には② 雷 そして,積乱雲が近づいているのですから,雷の音が聞こえてきます。 もちろん落雷にも注意が必要です。 気象庁 発達した積乱雲による災害・事故から児童生徒を守るために
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6 竜巻が発生する前には③ 冷たい風 また,急に冷たい風が吹いてきます。 気象庁 発達した積乱雲による災害・事故から児童生徒を守るために
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6 竜巻が発生する前には④ 大雨やひょう 気象庁 竜巻から身を守る 大雨や大粒のひょうが降ることもあります。
6 竜巻が発生する前には④ 大雨やひょう 大雨や大粒のひょうが降ることもあります。 このようなことがあったら,竜巻が発生するかもしれないので,すばやく身を守る行動をとりましょう。 大粒のひょうに当たるとけがをするかもしれないので注意しましょう。 気象庁 竜巻から身を守る
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「ろうと状」の雲 ゴーという音 耳に異常 7 竜巻が近付いてくるときには 竜巻が近づいてくるときには,
7 竜巻が近付いてくるときには 「ろうと状」の雲 ゴーという音 耳に異常 竜巻が近づいてくるときには, 雲の底から地上に伸びる「ろうと状」の雲が見られたり, 飛散物が筒状に舞い上がったりします。 また,ゴーというジェット機のような音がしたり, 気圧の変化で耳に異常を感じたりすることがあります。 このことも覚えておくと,身を守るための判断に役立ちます。
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半日~1日前「気象情報」 竜巻など激しい突風のおそれ 数時間前 「雷注意報」 0~1時間前 「竜巻注意情報」
8 竜巻に関する情報 半日~1日前「気象情報」 竜巻など激しい突風のおそれ 数時間前 「雷注意報」 0~1時間前 「竜巻注意情報」 竜巻が発生する可能性に応じて,事前に段階的に情報が発表されます。 前日は,竜巻など激しい突風のおそれという「気象情報」で確認することができます。 外出前には「雷注意報」で竜巻について発表されていないか確認。 今,まさに竜巻の発生しやすい気象状況となっているかは「竜巻注意情報」が発表されているかで確認します。 「竜巻注意情報」はテレビ,ラジオや自治体のメールサービス等で入手できます。 また,気象庁のウェブサイト上では,竜巻が発生する可能性が高い地域の詳細な分布と1時間先までの予報として,「竜巻発生確度ナウキャスト」も提供しています。これらの情報も役立てて竜巻の被害から身を守っていきましょう。
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<終わり>
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参考文献 竜巻等突風災害とその対応 気象庁(2007.6) 竜巻から身を守る 気象庁(2013.5) 竜巻等の突風データベース 気象庁
参考文献 ※このスライドは,非表示になっています! 竜巻等突風災害とその対応 気象庁(2007.6) 竜巻から身を守る 気象庁(2013.5) 竜巻等の突風データベース 気象庁 発達した積乱雲による災害・事故から児童生徒を守るために 気象庁(2013.5) 「現地災害調査速報」平成24年5月6日に茨城県常総市からつくば市にかけて発生した突風について 水戸地方気象台・東京管区気象台・気象研究所(2012.5)
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