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第三回 線形計画法の解法(1) 標準最大値問題 山梨大学
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内容と目標 内容 目標 LP問題のシンプレックス解法 Excelを用いてLP問題の解析をする スラック変数について復習
山梨大学
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LP問題のシンプレックス解法 第一回の演習問題(4):生産計画問題 f = x1 +2 x2 ――> max (1) Subject to:
山梨大学
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スラック変数 式の左辺は原料a, b, cの使用量を表していたが、各原料の残りをλ1, λ2, λ3とする。原料の残りは1kgについて0万円の利益を生むと考えると、このLP問題は次のようになった: 山梨大学
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f = x1 +2 x2+ 0λ1+ 0λ2+ 0λ3 (3) 0.8x1+0.6 x2+λ1 =8.8 ➀
山梨大学
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普通の連立1次方程式と異なる点は、変数の値に負数が許されないことである。
結局、最初の問題は表現を変えて、x1 , x2,λ1,λ2,λ3を変数とする連立1次方程式(4)の解で、(3)のfの値を最大にするものを求めるということになる。 普通の連立1次方程式と異なる点は、変数の値に負数が許されないことである。 山梨大学
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シンプレックス表 連立1次方程式の計算と同じように、係数と定数のみを並べた表によって行うのがよい。この表はシンプレックス表とよばれている。
連立1次方程式の計算と同じように、係数と定数のみを並べた表によって行うのがよい。この表はシンプレックス表とよばれている。 ステップ1において基底列の変数と定数列の数を等号で結び、基底列にない変数を0とおくと x1=0, x2=0,λ1=8.8,λ2=6.4,λ3=4.0 で、これは基底解である。 山梨大学
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ステップ1のf行はfの増減判定に役立つ。すなわち、f行の最小負数-2に対応している変数x2が、最も有効にfを増加させる変数であるから、次のステップではx2を基底に取り入れる。θ列の最小値8に対する行の基底変数λ2が基底から追い出される変数である。 山梨大学
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λ2を基底から追い出して、代わりにx2を取り入れる計算、ステップ1からステップ2に移る計算は、次のようになる。
λ2を基底から追い出して、代わりにx2を取り入れる計算、ステップ1からステップ2に移る計算は、次のようになる。 1.基底列のλ2をx2に変えたものをステップ2の基底列にする。 2. 横ワク行の数をピボットの0.8で割ったものを、ステップ2のx2行にする。 山梨大学
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3. (2)でできたx2行に0.6を掛けたものを、ステップ1のλ1行から引いて、ステップ2のλ1行にする。
3. (2)でできたx2行に0.6を掛けたものを、ステップ1のλ1行から引いて、ステップ2のλ1行にする。 4. (2)でできたx2行に0.4を掛けたものを、ステップ1のλ3行から引いて、ステップ2のλ3行にする。 山梨大学
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5. (2)でできたx2行に2を掛けたものを、ステップ1のf行と「fの値」に加えて、ステップ2のf行と「fの値」にする。
5. (2)でできたx2行に2を掛けたものを、ステップ1のf行と「fの値」に加えて、ステップ2のf行と「fの値」にする。 基底列と定数列から、基底解は λ1=4, x2=8, λ3=0.8, x1=λ2=0 となり、それに対するfの値がf=16であることも直に分かる。 山梨大学
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ステップ2のf行には負数が1つあり、変数x1が対応しているから、x1の値が増加するとfの値も増加する。ゆえに、x1列に縦ワクをつけ、定数列の数を縦ワク列の数で割ってθ列を作り、その最小値2が対応しているλ3行に横ワクをつける。 山梨大学
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次はλ3を基底から追い出し、代わりにx1を基底に取り入れる計算である。その計算結果がステップ3である。
ここで、基底変数はλ1, x2, x1で、基底解は λ1=1.4, x2=7, x1=4, λ2=λ3=0 であり、f=18である。 山梨大学
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ステップ3のf行には負数がないから、どの変数を増加してもfが増加することはない。したがって、この解がfの最大値を与える唯一の解である。
このようにf行がすべて非負になると最適解が得られたことになるので、f行がすべで非負になることを最適条件ということにする。 山梨大学
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課 題 目的関数: Max. f=10x1+12x2 制約条件 8x1+5x2≦3800 4x1+9x2≦4500 3x1+4x2≦3800
課 題 目的関数: Max. f=10x1+12x2 制約条件 8x1+5x2≦3800 4x1+9x2≦4500 3x1+4x2≦3800 x1, x2 ≧0 解答: x1=225, x2=400, f=7050 山梨大学
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