Download presentation
Presentation is loading. Please wait.
1
量的質的金融緩和は 日本にとってプラスか? 否定派
2
量的質的金融緩和とは ~前提~ 量的質的金融緩和の これまでの効果と今後について 議論します!
消費者物価の前年比上昇率2%を、2年の期間を念頭に、できるだけ早期に実現する ~前提~ 量的質的金融緩和の これまでの効果と今後について 議論します! マネタリー・ベースを2年間で2倍に (138兆円→270兆円程度) 国債保有額・平均残存期間は2年間で2倍以上に(長期国債中心の買いオペ)
3
主張2 企業収益増→賃金・消費増の循環も実現しない
♢主張♢ 主張1 設備投資→景気拡大 の循環は実現しない 以上3点より、 量的質的金融緩和は日本にとってプラス ではない! 主張2 企業収益増→賃金・消費増の循環も実現しない 主張3 リスク・コストが発生する!
4
主張1 設備投資→景気拡大 の循環は実現しない
5
主張1 設備投資→景気拡大 の循環は実現しない
主張1 設備投資→景気拡大 の循環は実現しない 消費者物価上昇率2%を2年で達成だったが 現状の物価上昇は コストプッシュ型の傾向が強い! 2%の目標達成は困難!! CPIの推移(要因別) CPI対前年同月比の推移
6
実質金利低下は設備投資を増加させず景気拡大に繋がらない!
主張1 設備投資→景気拡大 の循環は実現しない 設備投資の決定要因として 金融緩和は実質金利の低下をもたらしたが なぜか!? 低い期待成長率や企業が潤沢なCFを 保有する現状では、 実質金利低下は設備投資を増加させず景気拡大に繋がらない! 期待成長率の推移 期待成長率は 低下しており、 設備投資に 消極的! 設備投資は、 ほとんど伸びていない!
7
主張2 企業収益増→賃金・消費増 の循環も実現しない
8
受取利息・配当金や保有金融資産の増加など、営業外収益が占めている
主張2 企業収益増→賃金・消費増 の循環も実現しない 現状、収益増企業は大企業中心であり・・・ 法人企業経常利益内訳 価格効果中心で 賃金や設備投資に繋がりづらい! 受取利息・配当金や保有金融資産の増加など、営業外収益が占めている
9
賃金・消費増に繋がっておらず、実体経済には波及してない!
主張2 企業収益増→賃金・消費増 の循環も実現しない 実際に賃金増・消費増に繋がっているのか…? 企業収益増加は価格効果の側面が大きい! 賃金・消費増に繋がっておらず、実体経済には波及してない! 名目賃金・実質賃金指数の推移 実質消費の推移 実質賃金は 金融緩和後に 下落した!! 消費は増加していない! 所得格差も生まれている!
10
主張3 リスク・コストが発生する!!
11
主張3 リスク・コストが発生する! 各国の量的緩和と比較しても・・・ 日本銀行の リスク・コストが発生する可能性が高い! 資産規模や
主張3 リスク・コストが発生する! 各国の量的緩和と比較しても・・・ 中央銀行のBSの規模比較 リスク・コストが発生する可能性が高い! 日本銀行の 資産規模や マネタリベースは大規模!
12
莫大な 売却損が 発生!! 約190 兆円 金融緩和の出口局面において 保有資産売却 市場に売却しなければならない 日銀が保有している
長期国債額 莫大な 売却損が 発生!! 約190 兆円 金利急騰・国債価格急落を引き起こす!
13
数兆円の 財政負担が発生!! 準備預金付利 金融緩和の出口局面において 引き上げ 国債の 利息収入を 利払い費が 上回る期間が5年程度続く。
日本銀行の収益試算
14
出口局面においては、リスクやコストが発生する!さらに、損失時には 日銀の財務健全性問題もあり、さらなる大きなリスクを生む可能性が!
日銀の財務健全性が保たれない場合 出口局面においては、リスクやコストが発生する!さらに、損失時には 日銀の財務健全性問題もあり、さらなる大きなリスクを生む可能性が! 悪性インフレ進行の恐れ 金融緩和継続でバブル誘発 日銀の信用が損なわれる!
15
主張2 企業収益増→賃金・消費増の循環も実現しない
主張1 設備投資→景気拡大 の循環は実現しない 主張2 企業収益増→賃金・消費増の循環も実現しない
16
ご清聴ありがとうございました!
Similar presentations
© 2024 slidesplayer.net Inc.
All rights reserved.