ヘルスプロモーション推進センター 岩室紳也

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1 ヘルスプロモーション推進センター 岩室紳也
高齢化社会を担う市民力とは ～役割、仲間、居場所発見で、あなたが元気になる講座～ ① 健康づくりの新たな方向性 ～病気でも健康？　それってどういうこと？～ ヘルスプロモーション推進センター 岩室紳也

2 講座のねらい 「健康」についての正確な理解 課題解決脳からの脱却 ディマンドからニーズへの転換 市民協働でヘルスプロモーション

3 避けたいことは？

4 がん 脳卒中 糖尿病 寝たきり 孤独死 認知症 心臓病 引きこもり

5 大事に、目標に したいことは？

6 幸せ 元気 生きがい 居場所 役割・出番 安心 楽しさ 健康

7 必要とすること と 要求すること は別？ ニーズ と ディマンド

8 の実現 ディマンド ニーズ の回避

9 従来型健康づくりのイメージ 生活習慣・行動・活動 組織・資源・環境 学習・調整・連携 保健福祉事業の質と量 基盤整備 住環境 生活基盤
心と体の健康 主観的健康度 疾病・障がいなりの 自立した生活 生活習慣・行動・活動 社会参加・自助力 栄養・食生活・運動習慣 健康的な日常生活・健診受診 ﾌｫｰﾏﾙ・ｲﾝﾌｫｰﾏﾙな社会資源へのｱｸｾｽ 医療費・介護費の負担 組織・資源・環境 住民組織・ｿｰｼｬﾙｻﾎﾟｰﾄﾈｯﾄﾜｰｸ 知識・態度・健康づくりの技術 ｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝの技術 ｺﾐｭﾆﾃｨﾜｰｸ・地域診断 学習・調整・連携 ｺﾐｭﾆﾃｨﾜｰｸ・地域診断 保健福祉事業の質と量 基盤整備 住環境 相談・健診・普及啓発事業　 介護・福祉・生活サービス 相談・健診・普及啓発事業　 人財の確保・育成 保健・医療・福祉施設の整備 協議会等の設置・制度づくり 生活基盤 職環境　の確保 栄養・食環境 （平成17年度「健康日本21」地方計画推進・評価事業報告書改編）

10 より上位の目標は？ Well-being・Quality of Life 生活習慣・行動・活動 組織・資源・環境 学習・調整・連携
幸福度・元気度・生きがい・居場所 楽しさ・役割・出番・目標・安心・生活満足度 自己肯定感・ｴﾝﾊﾟﾜﾒﾝﾄ・ﾌﾟﾗｲﾄﾞ・豊かさ 心と体の健康 主観的健康度 疾病・障がいなりの 自立した生活 生活習慣・行動・活動 社会参加・自助力 栄養・食生活・運動習慣 健康的な日常生活・健診受診 ﾌｫｰﾏﾙ・ｲﾝﾌｫｰﾏﾙな社会資源へのｱｸｾｽ 医療費・介護費の負担 組織・資源・環境 住民組織・ｿｰｼｬﾙｻﾎﾟｰﾄﾈｯﾄﾜｰｸ 知識・態度・健康づくりの技術 ｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝの技術 ｺﾐｭﾆﾃｨﾜｰｸ・地域診断 学習・調整・連携 ｺﾐｭﾆﾃｨﾜｰｸ・地域診断 保健福祉事業の質と量 基盤整備 住環境 相談・健診・普及啓発事業　 介護・福祉・生活サービス 相談・健診・普及啓発事業　 人財の確保・育成 保健・医療・福祉施設の整備 協議会等の設置・制度づくり 生活基盤 職環境　の確保 栄養・食環境 （平成17年度「健康日本21」地方計画推進・評価事業報告書改編）

11 最近足りなくなっているのは？ Well-being・Quality of Life 生活習慣・行動・活動 組織・資源・環境 学習・調整・連携
幸福度・元気度・生きがい・居場所 楽しさ・役割・出番・目標・安心・生活満足度 自己肯定感・ｴﾝﾊﾟﾜﾒﾝﾄ・ﾌﾟﾗｲﾄﾞ・豊かさ 心と体の健康 主観的健康度 疾病・障がいなりの 自立した生活 生活習慣・行動・活動 社会参加・自助力 栄養・食生活・運動習慣 健康的な日常生活・健診受診 ﾌｫｰﾏﾙ・ｲﾝﾌｫｰﾏﾙな社会資源へのｱｸｾｽ 医療費・介護費の負担 組織・資源・環境 住民組織・ｿｰｼｬﾙｻﾎﾟｰﾄﾈｯﾄﾜｰｸ 知識・態度・健康づくりの技術 ｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝの技術 ｺﾐｭﾆﾃｨﾜｰｸ・地域診断 学習・調整・連携 ｺﾐｭﾆﾃｨﾜｰｸ・地域診断 保健福祉事業の質と量 基盤整備 住環境 相談・健診・普及啓発事業　 介護・福祉・生活サービス 相談・健診・普及啓発事業　 人財の確保・育成 保健・医療・福祉施設の整備 協議会等の設置・制度づくり 生活基盤 職環境　の確保 栄養・食環境 （平成17年度「健康日本21」地方計画推進・評価事業報告書改編）

12 最近足りなくなっているのは？ Well-being・Quality of Life 関係性 地域への愛着 生活習慣・行動・活動
幸福度・元気度・生きがい・居場所 楽しさ・役割・出番・目標・安心・生活満足度 自己肯定感・ｴﾝﾊﾟﾜﾒﾝﾄ・ﾌﾟﾗｲﾄﾞ・豊かさ 関係性 家族や周囲との絆 地域力・住民力・共助力 協働力 心と体の健康 主観的健康度 疾病・障がいなりの 自立した生活 地域への愛着 このまちに住みたい このまちで死にたい このまちをよくしたい 生活習慣・行動・活動 社会参加・自助力 栄養・食生活・運動習慣 健康的な日常生活・健診受診 ﾌｫｰﾏﾙ・ｲﾝﾌｫｰﾏﾙな社会資源へのｱｸｾｽ 医療費・介護費の負担 組織・資源・環境 住民組織・ｿｰｼｬﾙｻﾎﾟｰﾄﾈｯﾄﾜｰｸ 知識・態度・健康づくりの技術 ｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝの技術 ｺﾐｭﾆﾃｨﾜｰｸ・地域診断 学習・調整・連携 ｺﾐｭﾆﾃｨﾜｰｸ・地域診断 保健福祉事業の質と量 基盤整備 住環境 相談・健診・普及啓発事業　 介護・福祉・生活サービス 相談・健診・普及啓発事業　 人財の確保・育成 保健・医療・福祉施設の整備 協議会等の設置・制度づくり 生活基盤 職環境 職環境　の確保 栄養・食環境 （平成17年度「健康日本21」地方計画推進・評価事業報告書改編）

13 元気で健康なまちづくりで目指すこと 目的 価値 手段 手段の入手方法 基礎条件 Well-being・Quality of Life 関係性
幸福度・元気度・生きがい・居場所 楽しさ・役割・出番・目標・安心・生活満足度 自己肯定感・ｴﾝﾊﾟﾜﾒﾝﾄ・ﾌﾟﾗｲﾄﾞ・豊かさ 目的 価値 関係性 家族や周囲との絆 地域力・住民力・共助力 協働力 心と体の健康 主観的健康度 疾病・障がいなりの 自立した生活 地域への愛着 このまちに住みたい このまちで死にたい このまちをよくしたい 手段 生活習慣・行動・活動 社会参加・自助力 栄養・食生活・運動習慣 健康的な日常生活・健診受診 ﾌｫｰﾏﾙ・ｲﾝﾌｫｰﾏﾙな社会資源へのｱｸｾｽ 医療費・介護費の負担 組織・資源・環境 手段の入手方法 住民組織・ｿｰｼｬﾙｻﾎﾟｰﾄﾈｯﾄﾜｰｸ 知識・態度・健康づくりの技術 ｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝの技術 ｺﾐｭﾆﾃｨﾜｰｸ・地域診断 学習・調整・連携 ｺﾐｭﾆﾃｨﾜｰｸ・地域診断 基礎条件 保健福祉事業の質と量 基盤整備 住環境 相談・健診・普及啓発事業　 介護・福祉・生活サービス 相談・健診・普及啓発事業　 人財の確保・育成 保健・医療・福祉施設の整備 協議会等の設置・制度づくり 生活基盤 職環境　の確保 職環境 栄養・食環境 （平成17年度「健康日本21」地方計画推進・評価事業報告書改編）

14 健康日本21 （生活習慣病対策） の 成功と失敗に学ぶ
健康日本21 （生活習慣病対策） の 　 成功と失敗に学ぶ

15 厚生労働省の 課題認識

16 待ったなしの高齢化

17 12,410万人 12,806万人 11,161万人 10,727万人 8,673万人 9,707万人 12,692万人 12,361万人 8,320万人 10,372万人 9,342万人 11,171万人 5,596万人 6,445万人

18 年齢3区分別人口の推移 2015 税収ダウン 負担アップ

19 国民医給付費の推移 国が打ち出した健康づくり対策が 2015 健康日本２１

20 健康日本２１ 2000年（平成12年）

21 健康日本21 21世紀における国民健康づくり運動

22 メタボ編

23 日本人の課題解決・教育至上主義的発想 メタボ 肥満予防教室 糖尿病 高血圧 糖尿病教室 減塩教室 がん がん予防教育

24 そのために、まずは課題の原因追求をします
解決したい課題 メタボ 課題の原因 ？ ？ ？

25 そのために、まずは課題の原因追求をします
解決したい課題 メタボ 課題の原因 ？ 食べ過ぎ 飲み過ぎ ？ 運動不足 ？

26 そのために、まずは課題の原因追求をします
解決したい課題 メタボ 標準体型 同じ状況でも 別の結果も 課題の原因 食べ過ぎ 飲み過ぎ 運動不足

27 課題の根本原因・リスク追求という視点も必要？
解決したい課題 メタボ 標準体型 根本原因・社会に蔓延するリスク 課題に つながる 根本原因・ リスクは何？ 課題の原因 食べ過ぎ 飲み過ぎ 運動不足

28 課題解決も大事だがリスクマネージメントも
解決したい課題 メタボ 標準体型 根本原因・社会に蔓延するリスク 課題に つながる 根本原因・ リスクは何？ あり なし 課題の原因 食べ過ぎ 飲み過ぎ 運動不足

29 克服した根本原因・社会に蔓延するリスクは？
日本で高血圧が減った一番の要因は？ 克服した根本原因・社会に蔓延するリスクは？ 塩分表示がされている店 運動ができる場所 ストレスのない社会 保健師・栄養士 家庭医（薬） 冷蔵庫 （塩分で食品を保存するという根本原因・リスクの克服）

30 「健康日本２１」 最終評価報告書 （2011年10月）

31 評価結果は 栄養・食生活 たばこ アルコール がん 糖尿病 休養・こころ 歯の健康 循環器病 身体活動・運動 分野 内容 策定時 目標値
最終実績値 目標値 栄養・食生活 20～60代男性の肥満者 24.3％ 31.7％ 15％以下 身体活動・運動 運動習慣者（男） 28.6％ 32.2％ 39％以上 たばこ 男性（高校3年）喫煙率 36.9％ 8.6％ 0％ アルコール 多量に飲酒する人（男） 4.1％ 4.8％ 3.2％以下 がん 胃がん検診受診者 1,401万人 1,777万人 2,100万人 糖尿病 検診事後指導受診率（男） 66.7％ 80.6％ 100％ 休養・こころ 自殺者 31,755人 29,554人 22,000人以下 歯の健康 80歳20歯以上 11.5％ 26.8％ 20％以上 循環器病 高脂血症（男） 10.5％ 10.4％ 5.2％ 20～60代男性の肥満者 多量に飲酒する人（男） 高脂血症（男）

32 8020が成功した要因は リスクに対する多様なアプローチ
猫も協力 8020弁当 歯間ブラシ 私 ブラシングしない　というリスク 口腔ケア用品がない というリスク かかりつけ歯科医なし 電動歯ブラシ ポスター展 皆が見せる

33 その結果

34 しかし、8020を ハイリスクアプローチ、 課題解決型発想で 評価すると 20本以上の歯を有する者は各年代で増加 ％ 年代
課題解決型発想で 評価すると ％ 年代 平成２３年歯科疾患実態調査結果（

35 20本以上の歯を有する者は減少？ 70歳を超えると歯が生える？ この人たちの 6年後は？
平成２３年歯科疾患実態調査結果（

36 8020は 早期発見・早期対応の ハイリスクアプローチ なしで成功

37 なのに・・・・・・ 厚生労働省は ハイリスクアプローチを推進

38 メタボリック シンドローム

39 メタボ解消には？

40 こんな人をやせさせるには・・・・・ ウエストは90cm！ 立派なメタボリック 76cmだった ウエストが 太ったのは 何を隠そう
この岩室です

41 岩室紳也に足らなかったものは？ 知識 意識 技術 ライフスキル？？？

42 自分自身が医師で 「ヘルスプロモーション推進センター長」
条件・環境は完璧です 自分自身が医師で　「ヘルスプロモーション推進センター長」 奥さんは「保健師」 知識は十分すぎる？？？ 後は「やる気」だけ？？？ しかし、・・・・・

43 今回、太った原因は・・・・・ 高カロリーの外食も全部残せない（親の躾） 寝る前に食事をする習慣（可能な時は夕食は家で）
おいおい、ずっと 増え続けていたぞ・・・ 高カロリーの外食も全部残せない（親の躾） 寝る前に食事をする習慣（可能な時は夕食は家で） 移動の際の車の多用（偉くなったもんだ） 飲み会の増加（断れない性格） アルコール依存症（飛行機、新幹線でまず一杯）

44 × で、結局、どうしてダイエット？？？ 誰かとつながり こころに響く経験がないと、 ダイエットのきっかけは生まれない？ 仕事が来なくなるから
体に良くないから 長生きしたいから 病気をしたから × 誰かとつながり こころに響く経験がないと、 ダイエットのきっかけは生まれない？

45 この写真を撮った 二日後のこの一言が 先生 顔、変わりました それをつぶやいたのは・・・

46 なぜ、今まで、できなかった？

47 セイウチがアザラシになった。次は人間に・・・・
どうして続く、このダイエット？？？ 仕事に使える！！！ 古い服が着られるようになった 体が楽になった スキーが上手くなった 女房の感想 セイウチがアザラシになった。次は人間に・・・・ 保健師さんの応援の一言

48 　　　　　大切なのは かかわり･つながり･ささえ続ける 環境･複数の居場所

49 「居場所」とは 浦安市 いのちとこころの支援対策協議会 実務者会議からの声

50 一人ひとりの居場所 私の居場所 地域の中の居場所

51 楽しいイメージを 持つことができれば居場所になる
楽しいイメージを 持つことができれば居場所になる

52 その人の置かれている環境や 年代によって異なる
その人の置かれている環境や 年代によって異なる

53 心地よい居場所のみを選ぶのではなく つらい居場所も体験することが必要
心地よい居場所のみを選ぶのではなく つらい居場所も体験することが必要

54 一人で居ても居場所がある 大勢といても居場所がないことも
一人で居ても居場所がある 大勢といても居場所がないことも

55 仲間からの声かけが居場所になる

56 若い世代 地域とは限らないが、趣味、職場が居場所になっている 子育て世代 学校や保育など、こどもを通して 知り合った方とのコミュニティを 大事にしている

57 子育てをしていると こどもが中学校を卒業する頃 仕事をしていると 定年後に地域活動に参加する傾向が

58 地域と関わりたいと考えている 同世代（20代・30代）は 自分や周囲を含めていないように思う
地域と関わりたいと考えている 同世代（20代・30代）は 自分や周囲を含めていないように思う

59 自分自身のこととして、 「地域の居場所」について 考えたことはないかもしれない

60 自分自身は今、居場所づくりを 必要としているとは思えない
自分自身は今、居場所づくりを 必要としているとは思えない

61 悩みがあっても、 苦しいことがあっても、 いなければならないこともある
悩みがあっても、 苦しいことがあっても、 いなければならないこともある

62 職場が居場所になることも多い 職場を転々とする非正規雇用は職場が居場所になりえていないという社会構造的問題もある
職場が居場所になることも多い 職場を転々とする非正規雇用は職場が居場所になりえていないという社会構造的問題もある

63 定年後“居場所がない”というのはその人にとっての役割がない ということだと思う
定年後“居場所がない”というのはその人にとっての役割がない ということだと思う

64 自分の趣味から発展し、 色々なつながりになることも多い
自分の趣味から発展し、 色々なつながりになることも多い

65 こころが元気な時は 居心地が悪い場所でもよいが つらいときは人間関係がよい 居心地がよい場所であれば 乗り越えることができる
こころが元気な時は 居心地が悪い場所でもよいが つらいときは人間関係がよい 居心地がよい場所であれば 乗り越えることができる

66 プラスな居場所だけでなく マイナスな居場所もある それでも、両方とも自分の居場所 …例えば、自分の実家と夫の実家。

67 居場所を多く作っていくと リスクが分散されるのでは
居場所を多く作っていくと リスクが分散されるのでは

68 「外とのつながり」という居場所が 大切なのだと思う
「外とのつながり」という居場所が 大切なのだと思う

69 居場所づくりは 「共通のきっかけ」があれば 地域でも人間関係でも進む
居場所づくりは 「共通のきっかけ」があれば 地域でも人間関係でも進む

70 場所だけでなく、 目標や夢に向かう取り組みも 居場所になる
場所だけでなく、 目標や夢に向かう取り組みも 居場所になる

71 支えるときも 支えられているときも それが居場所
支えるときも 支えられているときも それが居場所

72 急がば回れ メタボもこころのトラブルも 居場所づくりから

73 健康日本21（第2次）概念図 生活の質の向上 社会参加 の機会の 増加

74 健康日本21（第2次）概念図 ソーシャルキャピタルの向上 ①地域のつながりの強化

75 「つながり」 と言えば 「絆」？

76 絆 はどう読みますか 絆（きずな） つながり　むすびつき 絆（ほだし） 手かせ　足かせ　迷惑　束縛 相反するから「お互い様」

77 ソーシャル・キャピタル（社会関係資本）の三要素
信　頼 規範（互酬性） お互い様 ネットワーク ３つは相互に関連 絆（きずな：つながり、むすびつき） 絆（ほだし：手かせ、足かせ、束縛、迷惑） 平成26年度厚生労働科学研究（健康安全・危機管理対策総合研究事業） 　「地域保健対策におけるソーシャルキャピタルの活用のあり方に関する研究」 　　　　　

78 ソーシャル・キャピタル（絆〔きずな＋ほだし〕）の効用
健康面の効用 健康以外の効用 総死亡率 ↓ 行政効率 まちおこし 防災対策 治安・防犯 子育て 教　育 就　労 経済成長 技術革新 自殺率 ↓ 自覚的健康度 ↑ 健康行動 ↑ 喫煙率 ↓ 運動習慣 ↑ ソーシャル・キャピタル（絆〔きずな＋ほだし〕） 平成26年度厚生労働科学研究（健康安全・危機管理対策総合研究事業） 　「地域保健対策におけるソーシャルキャピタルの活用のあり方に関する研究」 　　　　　　　　　　　

79 メタボ編

80 課題解決かリスクマネージメントか 解決したい課題 メタボ 標準体型 根本原因・社会に蔓延するリスク 課題に つながる 根本原因・ リスクは何？ あり なし 課題の原因 食べ過ぎ 飲み過ぎ 運動不足

81 課題解決かリスクマネージメントか 解決したい課題 メタボ 標準体型 経験不足という 根本原因・社会に蔓延するリスク 課題に つながる 根本原因・ リスクは何？ あり なし 課題の原因 食べ過ぎ 飲み過ぎ 運動不足

82 課題解決かリスクマネージメントか 解決したい課題 メタボ 標準体型 生きづらさという 根本原因・社会に蔓延するリスク 課題に つながる 根本原因・ リスクは何？ あり なし 課題の原因 食べ過ぎ 飲み過ぎ 運動不足

83 課題解決かリスクマネージメントか 解決したい課題 メタボ 標準体型 コミュニケーション力が低いという 根本原因・社会に蔓延するリスク 課題に つながる 根本原因・ リスクは何？ あり なし 課題の原因 食べ過ぎ 飲み過ぎ 運動不足

84 課題解決かリスクマネージメントか 解決したい課題 メタボ 標準体型 自己肯定感が低いという 根本原因・社会に蔓延するリスク 課題に つながる 根本原因・ リスクは何？ あり なし 課題の原因 食べ過ぎ 飲み過ぎ 運動不足

85 課題解決かリスクマネージメントか 解決したい課題 メタボ 標準体型 居場所がないという 根本原因・社会に蔓延するリスク 課題に つながる 根本原因・ リスクは何？ あり なし 課題の原因 食べ過ぎ 飲み過ぎ 運動不足

86 課題解決かリスクマネージメントか 解決したい課題 メタボ 標準体型 関係性の喪失という 根本原因・社会に蔓延するリスク 課題に つながる 根本原因・ リスクは何？ あり なし 課題の原因 食べ過ぎ 飲み過ぎ 運動不足

87 ヘルスプロモーション 健康づくりで大事な 「居場所づくり」とは？

88 小学校低学年こそ「居場所」が必要 （講演を聞いたある母親からのメール） 小学校低学年の頃、両親の仲が悪いことがきっかけで 不登校になりました。（植村花菜さんも何かがあっておばあちゃんと暮らしていた？？？） その頃不登校は珍しく、両親は必死で学校に行かせるよ うに仕向けました。暫く両親と私との壮絶な戦いが繰り広げ られ、1年後には学校に行き始めたように記憶しています。

89 でも、トイレ掃除で「自己肯定感」が育まれる！！！！！
あなたは、まわりは健康ですか？ 褒められたことがない 叱られてばかりいる 感謝されたことがない 人と経験、感動を共有したことがない そんな人が健康になれますか？ そんな人が自己肯定感を持てますか？ でも、トイレ掃除で「自己肯定感」が育まれる！！！！！ 褒められる回数 叱られる回数 どっちが多い？ どんな 「居場所」なら 「自己肯定感」 が育まれる？

90 そもそも「健康」って何？ WHOの健康の定義（１９４８年）
Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity. 健康とは、身体的、精神的ならびに 社会的により良い、調和のとれた状態であり、 単に疾病がないとか、虚弱ではないということではない。

91 「健康」の定義改正案 WHO（１９９９年） Health is a state of complete physical, mental
and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity. 健康とは、身体的、精神的 ならびに 社会的により良い、調和のとれた状態であり 、 単に疾病がないとか、虚弱ではないということではない。

92 「健康」の定義改正案 WHO（１９９９年） 毎日続けるには
Health is a dynamic state of complete physical, mental, spiritual and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity. 健康とは、身体的、精神的、スピリチュアル、ならびに 社会的により良い、調和のとれた状態であり続けることで、 単に疾病がないとか、虚弱ではないということではない。 毎日続けるには

93 「健康」の定義改正案 WHO（１９９９年） 毎日続けるには
Health is a dynamic state of complete physical, mental, spiritual and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity. 健康とは、身体的、精神的、スピリチュアル、ならびに 社会的により良い、調和のとれた状態であり続けることで、 単に疾病がないとか、虚弱ではないということではない。 頑張ってるねと褒められる 毎日続けるには

94 スピリチュアル（spiritual）なものとは？
感動 大好き 居場所 楽しみ 褒められる つながり 勇気 笑顔 やる気 元気 安心 夢 思い出 あいさつ 熱意 ありがとう 自己肯定感 気力 認められる 励み 絆 生き甲斐

95 自己肯定感とは 自己の存在を肯定的に受け止められる（スピリチュアルな）感覚 自己肯定感は自分の中で完結するものではなく 肯定的に認めてくれる他者との関係性の中で 育み、確認し続けるもの 自己肯定感は人が健康になるために 不可欠な、スピリチュアルな感覚 一緒に食べた鴨南蛮 思い出も 「自己肯定感」を 維持するために 大切なもの

96 教科書にもあるヘルスプロモーション ヘルスプロモーション 従来型健康づくり 一緒にいるから学べる 毎日続けられることがある
一人ではできない？？？ 続かない？？？

97 オタワ憲章 （1986年） 地域の居場所づくりで健康づくり ヘルスプロモーションのための ５つの優先的行動分野 健康公共政策の確立 健康に関する支援的環境の創造 健康のための地域活動の強化 個人技術の向上 ヘルスサービスの方向転換

98 ヘルスサービスの方向転換 地域住民のチカラで健康な居場所づくり
　オタワ憲章では、より健康的な暮らしを実現していく上で、保健衛生分野が果たす重要な役割を強調している。その実現には全ての専門職・保健サービス機構・行政組織のみならず、その保健衛生分野がサービスを行う対象である個人やコミュニティもその一翼を担っている。また、現状ではほとんどの事例で、ヘルスプロモーション・疾病予防・病気の診断・治療・看護・リハビリのそれぞれに投入される予算を理想的な割合にするために、ヘルスプロモーション・疾病予防のより一層の展開が必要となる。ただしこの展開をヘルスシステムの活動増加のみで図る必要はない。 健康成果の達成の上で、保健分野以外の役割の方が効果的なこともあり得る。こうした分野の枠を超えた　　保健活動の支援における保健衛生分野の重要な役割を行政府はよく理解する必要がある。 地域住民のチカラで健康な居場所づくり

99 2017/3/13 　なぜ、高校を中退したのか、あゆみに聞いた時に、非常に冷静に自分の過去を考えていることに驚かされた。賢い二三歳の女性だった。なぜ、自分が家族ではなく、不良集団を選んだのか。自分の側にいてくれる人間たちを選んだのだ（もちろん客観的に見れば、守ることなどできないのだが）。 「人間」は 人と人との間でしか 生きられない存在 学校に 居場所がなくなった

100 自分の「居場所」を求めて でも高学年になり、その反動から、いじめのリーダー格と なり、いじめを繰り返していました。 行き場を失ったこころが病んでいたのだと思います。 大学～社会人になる頃には、人の痛みや社会のルールが わかるようになり、今では普通の人間として生活しています。 （ある小学生の母親より）

101 自分の「居場所」を求めて 過去を振り返る時、「いつ、誰が癒してくれたのだろう？ 何がきっかけだったのだろう？」と不思議でしたが、岩室 先生のお話の中に答えがありました。 中・高・大学と進むうちに、仲間や関わりを持った人たち とのコミュニケーションの中で少しずつ教えられたのだと 思います。 （ある小学生の母親より）

102 従来（指導型）の健康教育 地域保健関係者 めざすものは疾病予防 本人 病気にならない人生 誰もが かかえる 生きづらさ 健診受けた？？
飲み過ぎ、食べ過ぎ、運動不足 心配事は、誰かに相談を めざすものは疾病予防 本人 病気にならない人生 誰もが かかえる 生きづらさ （島内 1987、吉田・藤内 1995を改変）

103 ヘルスプロモーションの理念 共助 自助 公助 公助 共助 自助 関係性の再構築で居場所づくり めざすものは疾病予防
めざすものはWell-being、QOLの向上 共助 自助 地域住民 家族 本人 関係機関 日々の、ささやかな でも居場所がある人生 病気にならない人生 （ネットワーク化に向けた） 公助 誰もが かかえる 生きづらさ 保健福祉等の 行政関係者 環境づくり 公助 共助 自助 （島内 1987、吉田・藤内 1995を改変）

104 居場所 ＝ 人間関係がある、人とつながれる場所
つながる　つながる　つながる　なかで わたしは　わたしを　見つけだす （俵万智作詞「手をのばす」より） 居場所 ＝ 人間関係がある、人とつながれる場所

105 めざすものはWell-being、QOLの向上、
ヘルスプロモーションの理念 関係性の再構築で居場所づくり 失って初めて気づく「つながり」 めざすものはWell-being、QOLの向上、 その人なりの幸せ 共助 自助 地域住民 家族 本人 関係機関 日々の、ささやかな でも居場所がある人生 （ネットワーク化に向けた） 公助 誰もが かかえる 生きづらさ 保健福祉等の 行政関係者 環境づくり 公助 共助 自助 （島内 1987、吉田・藤内 1995を改変）

106 いるだけでその人の存在が認められる、排除されない環境
自己肯定感が維持し続けられる環境づくりを いるだけでその人の存在が認められる、排除されない環境 （家庭　地域）

107 自己肯定感が維持し続けられる環境づくりを
いるだけでその人の存在が認められる、排除されない環境 （家庭　地域） 安心できる仲間、空間、家庭、地域 「居場所」と感じられる家庭、仲間、地域 第２、第３の家庭や実家 健康づくりを仲間とともに取り組み、楽しむ地域

108 いるだけでその人の存在が認められる、排除されない環境
自己肯定感が維持し続けられる環境がくずれると いるだけでその人の存在が認められる、排除されない環境 （家庭　地域） × 家庭が大丈夫でも地域の関係性が崩れると 平成23年7月10日 読売新聞

109 多様性に触れ、多様性を認め合い、多様性の中で生きている環境
自己肯定感が維持し続けられる環境づくりを 多様性に触れ、多様性を認め合い、多様性の中で生きている環境 （地域　社会）

110 自己肯定感が維持し続けられる環境づくりを
多様性に触れ、多様性を認め合い、多様性の中で生きている環境 （地域　社会） 多様性を認める、均質化しない、同質化しない地域、社会 多様な人が、交流する地域、社会 世代間で交流する地域、社会 自然と異文化交流が広がる地域、社会

111 自己肯定感が維持し続けられる環境とは みんなが、お互いに 褒めて　（えらいね） 感謝して　（ありがとう） 認めて　（いいんだよ）

112 自己肯定感が維持し続けられる環境とは 一人ひとりが 「いいじゃない　いいんだよ」 と言い合える社会

113 良くしようとするのはやめたほうがよい 変えることはできないけれど、 変わることはできる 大人は子どもを、人は他人を
子どもも大人も、環境・関係性次第で 変わることはできる 著 者：村田由夫 編集者：石井淳一 発行：寿青年連絡会議清算事業団・豆の木がっこうを育てる会

114 良くしようとするのはやめたほうがよい 変えることはできないけれど、 変わることはできる 大人は子どもを、人は他人を
子どもも大人も、環境・関係性次第で 変わることはできる 著 者：村田由夫 編集者：石井淳一 発行：寿青年連絡会議清算事業団・豆の木がっこうを育てる会

115 間 人 人 それとも 誰もが直面する｢性｣と向き合い お互いを育てながら生きて行こう いまこそ、一人ひとりの個性を
人と人とがつながれなくなる中で われわれは何？ 　間 人 人 それとも 誰もが直面する｢性｣と向き合い お互いを育てながら生きて行こう いまこそ、一人ひとりの個性を 支えあい、尊重しあう社会を！

116 人 人 人 人 人 人 人 私 人 人 人 人 人 人 太っているけど友達いっぱい、ストレス少ない あんた食べ過ぎ、飲み過ぎ、運動不足
みんなでかかわりあって健康日本２１ 非難よりみんなでつながる健康づくり 知識だけでは続かない 人 人 人 人 人 人 人 私 人 人 人 人 人 人 みんな健康づくりが大事だとわかっているけど 住民主体でヘルスプロモーション　(^_^) いまどきタバコ吸うなんて信じられない ささえあうことからはじめませんか 運動しないけどタバコはやめた でも私一人だけだと続かない

117 コミュニケーションが 育む健康なまちづくり 自分にあった一つのことから 気がついたらみんなが健康！ たばこ やめるぞ ビールは 中ビン
１本に 自分らしく 生きよう ストレス 解消に 友達づくり 歯科健診 に行こう 仲間づくり 頑張るぞ 家族で おいしく 楽しく食事 年に一回 がん検診 一日 一万歩

118 みなさん、ぼちぼちやりませんか Only One から始まる健康づくり 招きあって仲間づくり 声掛け合ってまちづくり
無理なく進むヘルスプロモーション

119 みんなが　　　　　　　　　　　　つながる ご清聴、ありがとうございました 個人 保健 福祉 地域 医療 学校 家庭

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