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日本のカンボディアに対する地雷及び不発弾処理支援活動
地雷及び不発弾処理は、カンボディア王国の最重要課題である。 日本の無償資金協力で調達された地雷除去活動支援機材は、CMACの地雷不発弾処理活動において、非常に重要な役割を演じており有効活用されている。 日本政府が実施している「フォーローアップ制度」により、車両を含め地雷や不発弾処理機材用整備部品の入手が可能であり、日本国政府の効率的支援が実施されている。 地雷除去及び不発弾処理用機材や部品の購入と言ったものは、お金だけを銀行に振込むといった方法(小切手外交)と異なりカンボディア国民に与える非常にインパクトが大きい。 CMACの予算は、カンボディア政府予算が5%のみであり、残りは他国及びNGO等の寄付で運営されている。従って国際機関や援助国かの支援は、カンボディア国民にとって必要不可欠である。 日本大使館の「草の根」資金もCMACにとって必要不可欠な援助である。ちなみに最大の地雷源を抱えているDemininig Unit # 2の今年度の運用資金援助をしている。 JMAS(Japan Mine Action Service)等のNGOもCMACと協同してカンボディアの地雷不発弾処理活動を実施しており、成果を挙げている。 Drafted by Masaru YAMAMOTO, JICA Expert to CMAC
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CMAC運営資金拠出国 2002年年次報告 Total ; $9,806,555
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対人地雷禁止条約 Oslo 対人地雷の使用、備蓄、開発、生産及び移動を禁止して、これらを破壊する。 地雷発見、地雷除去及び地雷破壊のための研究開発及び訓練のための地雷の保有は、認可されており、上記目的に沿った最小限度の保有は認められている。 備蓄用対人地雷の破壊。加盟国は、4年以内にすべての地雷を処分すること。 地雷原の除去:10年以内に火急的速やかに実施。延長可能。 国際協調と援助:加盟国は協力して地雷除去にあたること。含む人道的地雷除去技術。 非加盟国:ロシア、中国、ベトナム、北朝鮮、韓国、USA、インド、パキスタン、イスラエル、シリヤ、レバノン、イランetc. カンボディアの地雷汚染の三大製造国は、ソ連、中国、ベトナム Drafted by Masaru YAMAMOTO, JICA Expert to CMAC
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地雷に対する米国の立場 軍の最高指揮官(Bush大統領)として、地雷の使用を中止して、アメリカの兵士を危険に陥れることは出来ない。しかし、人道的地雷除去活動には、積極的に支援している。 米国の地雷は、目下、北鮮軍の侵攻防止用として、38線でのみ使用している。 目下、一時性地雷(non-persistent land mine)を開発中であり、2010年以降は、従来型の持久性地雷は使用しない。各種条件下で67,000個以上の地雷について実証試験を実施し、失敗したものはなかった。磁界機能を備え、自壊しなかった場合には、安全無能化機能が作動する。(自壊機能は、4時間~15日、無能化機能は電池の寿命の90日以内である。) 人道的地雷処理には、資金、研究開発の分野で46カ国を積極的に支援し貢献している。毎年約7,000万$の支援をしている。 通常兵器使用制限(CCW)条約には、加盟しており、支持している。(対人地雷及び対車両地雷の移動禁止及び120時間以内の自壊機能付き条約)。 Drafted by Masaru YAMAMOTO, JICA Expert to CMAC
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米国地雷生産現況 米陸軍の新型対人地雷Spiderは、監視爆破機能とわな線起爆装置からなる。 米国防総省は、新型対人地雷Spiderの研究開発費として6億8800万$を要求している。 米国防総省は、2006~2011に、総予算10億$で新型対人地雷Spiderを製造する。 Drafted by Masaru YAMAMOTO, JICA Expert to CMAC
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軍事的地雷除去対人道的地雷除去活動 Military mine clearance vs Humanitarian mining action 軍事的地雷除去 Mine clearance 80%地雷除去 迅速 低姿勢且つ小型器材 地雷除去器材(武器) 経路啓開 ロケット利用導爆策及びバンガロー使用 FAE(気体爆薬) 地雷探知機(*武器) 銃剣若しくはプロッダー 夜間に匍匐前進・両小手検知 人道的地雷除去 Mine action or demining 100%地雷除去 安全確実な速度 安全な姿勢で大型器材 土工器材の改良型 全面積除去 ロボットの研究開発 羊、ヤギ、牛等の放牧地雷除去 金属探知機 プロッダー 昼間に地雷探知犬 *対人地雷探知機は、武器の範疇から外された Drafted by Masaru YAMAMOTO, JICA Expert to CMAC
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人道的地雷除去活動を行なう器材には軍事規格が必要不可欠である
商用車 vs 軍用車両 ISUZU 4 t トラック 不整地走行能力に欠ける。泥濘地走行するとブレーキ用エアー・コンプレッサーが大破する。 ピントル・フック(牽引フック)が付いていないので水トレーラが引けない。牽引フック取付け改造の実施が必要 荷台後部側板に昇降ステップが付いていないので梯子を作成。 折りたたみ椅子が付いていないので改造。 無線機の搭載改造の実施。 整備性が不良 米陸軍のGMCトラック GMCトラックには、上記の機能が全て備えられている。おまけにガードマンが携行するカラシニコフ突撃銃AK-47を装着する銃架まで付いている。地雷原での地雷除去活動を実施する上で至れり尽せりである。更に、簡単に整備できるように設計されている。 Drafted by Masaru YAMAMOTO, JICA Expert to CMAC
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川重の対人地雷探知除去車 日本国政府のアフガン復興支援 対人地雷除去社(左) 地雷探知車(右) 一セット価格:1億3000万円
アフガンの約400万個の地雷を15セットで除去する 6個のレーダー使用し地雷除去率約90%程度 Drafted by Masaru YAMAMOTO, JICA Expert to CMAC
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国連開発計画(UNDP)支援国 Afghanistan Albania Angola Azerbaijan Bosnia Herzegovina Cambodia Chad Colombia Croatia Egypt Ethiopia Guatemala Iraq Jordan Kosovo Laos Lebanon Mozambique Nicaragua Panama Somalia Sri Lanca Sudan Thailand Yemen 等 赤字は、MAC組織保有国 Dec.2001 Drafted by Masaru YAMAMOTO, JICA Expert to CMAC
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対人障害システム 製造 三菱電機 対人地雷の代替装備で、敵徒歩歩兵の殺傷兵器。センサー及び対人障害を埋設した地域を映像により監視し、目標を検出した場合は、無線により起爆信号を送信し、対人障害を起爆させるシステムである。 Drafted by Masaru YAMAMOTO, JICA Expert to CMAC
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地雷とその他の兵器との違い 兵器は、敵の標的に向かって発射/発砲をし、目標を殺傷/ 破壊/攻撃をする。 地雷は、撤去されない限り、彼我無差別に、戦いが終わった後にも待ち伏せ攻撃をする。 一般的に地雷は、「製造が容易」であり、「安価である」。 朝鮮半島の38°線は、地雷で守られており、平和が維持されている。 Drafted by Masaru YAMAMOTO, JICA Expert to CMAC
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