連　結　会　計　論 第８・９回　連結損益計算書の作成.

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1 連　結　会　計　論 第８・９回　連結損益計算書の作成

2 １　連結会社相互間の取引高の相殺消去 １）　 ２）

3 未実現利益の消去① ①　Down Stream (1)　期末商品 Ｐ Ｓ P/L P/L 連 結 損 益 計 算 書

4 ＜内部取引の相殺消去仕訳＞ ＜未実現利益の消去仕訳＞ (２)　期首商品 Ｓ社Ｐ／Ｌ Ｓ社 連結損益計算書

5 ＜未実現利益の消去仕訳＞ ＜重要なポイント＞ ★　期末商品のケース

6 では、「期首商品」については、どうなるのであろうか。
よって、 ＜合算仕訳＞ では、「期首商品」については、どうなるのであろうか。

7 ＜ポイント＞ ・　連結財務諸表は、各個別財務諸表を基に作成されるから、子会社の財務　　諸表上、昨年度の決算において連結上の「未実現利益」は消去されていない　よって、剰余金計算書の「期首残高」を減額する事から始めねばならない。 そこで、同じ内容の科目を相殺すると、合算仕訳になる。

8 ＜解 答＞ ＜例 題＞～仕訳～ １． Ｓ社の当期末商品棚卸高のうちＰ社からの仕入分 14,000（当期利益率 ２５％）
＜例　題＞～仕訳～ 　１．　Ｓ社の当期末商品棚卸高のうちＰ社からの仕入分　　14,000（当期利益率 ２５％） 　２．　Ｓ社の当期首商品棚卸高のうちＰ社からの仕入分　　10,000（前期利益率 ２４％） 　３．　Ｐ社のＳ社への当期売上高は200,000であった。 ＜解　答＞

9 Ｐ 社 Ｓ 社 修正・消去 ＜例題＞～精算表～ 売 上 高 売上原価 ・ 期末分～Ｐ／Ｌだけ～ 連結損益計算書 8,000 4,000
・　期末分～Ｐ／Ｌだけ～ Ｐ　社 Ｓ　社 修正・消去 連結損益計算書 売　上　高 8,000 4,000 売上原価 5,000 2,500 3,000 1,500 当期純利益 8,000 8,000 4,000 4,000

10 ＜例　題＞ ・　期末商品中　５コ　　　　　〃 ・　Ｓ社への売上高 \2,400　 ＜期　末＞ ＜期　末＞

11 Ｐ 社 Ｓ 社 商 品 2,500 1,600 その他資産 負 債 資 本 金 剰 余 金 8,000 5,000 ×× ×× ×× ××
Ｐ　　社 Ｓ　　社 ＜貸借対照表＞ 商　　品 　 2,500 　 1,600 その他資産 負　　債 資 本 金 剰 余 金 　 8,000 　 5,000 　 ×× 　 ×× 　 ×× 　 ×× 　 ×× ＜剰余金計算書＞ 期首残高 　 3,000 　 1,500 純　利　益 　 5,000 　 3,500

12 期末残高 8,000 5,000 8,000 5,000 ＜損益計算書＞ 売　上　高 15,000 売上原価 10,000 6,500 純　利　益 5,000 3,500 15,000 15,000 10,000

13 ＜連結損益計算書作成のまとめ＞ 当期純利益の少数株主への振り替え （少数株主持分損益）XXX （少数株主持分）ＸＸＸ
2.　売上と売上原価の相殺 　　（売　　上）XXX 　（売上原価）ＸＸＸ 3.　未実現利益の消去 　期末分：　（売上原価）ＸＸＸ　　　（商　　品）ＸＸＸ 4.　受取配当金と株主配当金の相殺 　　（受取配当金）XXX 　（株主配当金）ＸＸＸ 5.　貸倒引当金の修正 　　（貸倒引当金）XXX 　（貸倒引当金繰入）ＸＸＸ