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生活習慣病について 船橋市医師会ホームページ掲載用
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生活習慣病
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生活習慣病の範囲 ○食習慣 :糖尿病、肥満症、高脂血症、高尿酸血症循環器病、大腸がん、歯周病など ○運動習慣
:糖尿病、肥満症、高脂血症、高尿酸血症循環器病、大腸がん、歯周病など ○運動習慣 :糖尿病、肥満症、高脂血症、高血圧症など ○喫 煙 :肺扁平上皮がん、循環器病、慢性気管支炎、肺気腫、歯周病など ○飲 酒 :アルコール性肝疾患など(先天性のものを除く)
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日本人の死因別死亡割合 1995年 動脈硬化が関連すると考えられる脳血管障害と心疾患で年間30万人が死亡しています。 脳血管障害 悪性新生物
28.6% 15.9% 15.1% 8.6% 4.9% 26.9% 1995年 脳血管障害 悪性新生物 26万人 心疾患 14万人 15万人 肺炎 事故 その他 動脈硬化が関連すると考えられる脳血管障害と心疾患で年間30万人が死亡しています。
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動脈硬化とは? 動脈の断面の模式図 血管壁 正常の血管 動脈硬化を起こした血管 血管内腔 プラーク (コレステロールを主とした脂肪の塊)
内膜 中膜 プラーク (コレステロールを主とした脂肪の塊) 外膜
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動脈硬化 動脈硬化の危険因子 脳卒中 脳卒中 心筋梗塞 心筋梗塞 腎不全 腎不全 加 齢 冠動脈疾患の家族歴 男 性 高脂血症 これらが
(動脈硬化を起こしやすくするもの) 加 齢 冠動脈疾患の家族歴 男 性 高脂血症 これらが 動脈硬化 を進めて 高血圧 糖尿病 脳卒中 脳卒中 肥 満 心筋梗塞 心筋梗塞 喫 煙 腎不全 腎不全 運動不足 ストレス をひき起こす
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動脈硬化には症状がありません。 プラークはお粥のように脆く ある日突然、プラークが破裂して そこに血小板が付着して 血栓(血の塊)が作られ 血管が詰まってしまいます。 このようなプラークの破裂が 心臓の壁を養っている血管におこり血管が詰まり 心臓の筋肉が死んでしまうのが心筋梗塞です。
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血液中のコレステロールや中性脂肪が基準範囲をこえて高い状態
高 脂 血 症 血液中のコレステロールや中性脂肪が基準範囲をこえて高い状態
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最近10年間の血清コレステロール値の変動 230 220 女性1990年 210 女性1980年 200 190 男性1990年 180
mg/dl 230 220 ● ● 女性1990年 ● 210 ● ● 200 女性1980年 ● ● ● ● ● 190 ● ● ● ● 男性1990年 ● ● ● ● 180 男性1980年 ● ● 170 35 45 55 65 75 年 齢 (歳) 厚生省循環器疾患基礎調査
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TC 220 mg/dl 以上 TG 150 mg/dl 以上 HDL - C 40 mg/dl 以下 血清脂質の基準値 (
総コレステロール ) TG 150 mg/dl 以上 ( 中性脂肪 ) HDL - C 40 mg/dl 以下 ( HDLコレステロール )
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LDLコレステロール 悪玉コレステロール (動脈硬化を進める) HDLコレステロール 善玉コレステロール (動脈硬化を抑える)
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高コレステロール血症以外の 主要な危険因子 ① 加 齢 男性≧45歳 女性 閉経後 ② 冠動脈疾患の家族歴 ③ 喫煙習慣 ④ 高血圧
男性≧45歳 女性 閉経後 ② 冠動脈疾患の家族歴 ③ 喫煙習慣 ④ 高血圧 (収縮期140 and/or 拡張期90mmHg以上) ⑤ 肥 満 (BMI 25 以上) ⑥ 耐糖能異常 (日本糖尿病学会基準;境界型、糖尿病型)
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高 血 圧
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糖 尿 病 および耐糖能異常
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糖尿病域にも正常域にも入らないものを 境界型(耐糖能異常)と呼びます
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フィンランド における 追跡研究 糖尿病と狭心症・心筋梗塞の発症率 7年間あたり の発症率 (Haffner SM) 25% 20.2%
20% フィンランド における 追跡研究 15% 10% 3.5% 5% 0 なし 糖尿病あり
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糖尿病の人と同程度の動脈硬化をおこします。
境界型(耐糖能異常)であっても 糖尿病の人と同程度の動脈硬化をおこします。
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肥 満
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肥満に2種類ある 皮下型肥満 内臓型肥満 女性型肥満 男性型肥満 洋なし型肥満 りんご型肥満 下部肥満 上部肥満
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臍の高さの腹部CT写真 皮下型肥満 内臓型肥満 内臓脂肪 (V) 皮下脂肪 (S) 脊椎骨 筋 肉 皮 膚
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皮下型肥満 皮下型肥満 合併症は少ない 合併症は少ない 内臓型肥満 内臓型肥満 高血圧・高脂血症・糖尿病 高血圧・高脂血症・糖尿病 などを合併する頻度が高い などを合併する頻度が高い
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内臓肥満 内臓肥満 狭心症 動脈硬化 動脈硬化 心筋梗塞 糖尿病 高血圧 高脂血症 喫 煙 遺伝 加齢 性ホルモン 運動不足 高蔗糖食
遺伝 加齢 性ホルモン 運動不足 高蔗糖食 (糖分のとりすぎ) 内臓肥満 内臓肥満 糖尿病 高血圧 高脂血症 狭心症 喫 煙 動脈硬化 動脈硬化 心筋梗塞
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肥満は万病のもとです
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喫 煙
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喫煙と動脈硬化 8.5 年間の千人あたりの 心筋梗塞による死亡率 (Michael H) 40人 男性 女性 30人 20人 10人 0
吸わない 過去に吸った 20本未満 20本以上 喫煙(1日の本数)
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7つの健康習慣 米国のブレスロウは、7つの健康習慣を健康と関係するものと して挙げ、これらを実施している数が多い人ほど疾病の罹患率
が低く、寿命が長かったことを報告しています。 1. 適正な睡眠時間 5. 定期的にかなり激しい運動をする 2. 喫煙をしない 6. 朝食を毎日食べる 3. 適正体重を維持する 7. 間食をしない 4. 過度の飲酒をしない これは、疾病予防には、休養・食生活・運動・喫煙・飲酒など の生活習慣に対する手法が有効です。
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