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Published byたみえ いちぬの Modified 約 7 年前
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自然災害緊急報告会@群馬建設会館 2004年12月16日1445-1530
浅間山2004年噴火調査報告 早川由紀夫 (群馬大学教育学部) 自然災害緊急報告会@群馬建設会館 2004年12月16日
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浅間山の噴火の歴史 2004年 2003年 1990年 1983年4月8日 (21年前) 1982年4月26日 (22年前)
1983年4月8日 (21年前) 1982年4月26日 (22年前) 1973年2月 (31年前) 1961年8月18日 (43年前)最後の死者 1783年天明三年 (221年前)死者1400人 1万6000年前 2万4000年前
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目次 9月1日のブルカノ式爆発 4キロ規制とレベル3 9月16日の灰噴火とストロンボリ式噴火 近未来予測
火山灰の分布 火山弾による山火事 4キロ規制とレベル3 9月16日の灰噴火とストロンボリ式噴火 近未来予測 9月23日と11月14日ブルカノ式爆発の体験談 楽しみつつ監視して、リスクを管理しよう。
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9月1日火山灰の分布
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火山灰 小石 火山弾
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4.2km
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火山弾で山火事発生 共同通信ヘリ 2255
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火山弾がつくったクレーター、直径8m 空振で割れたガラス 共同通信
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火口から4キロまで警戒区域指定 (ただし長野県側の四市町のみ)
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レベル3か?
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この表から素直に判断すれば、いまのレベルは3ではなく、4だ。
浅間山 火山活動度レベル レベル 火山の状態 噴火の形態 事例 (活動履歴) 5 広範囲まで及ぶ大規模噴火が発生または可能性 遠方まで火砕流または溶岩流が到達して広域に影響するような大規模噴火が発生した。 または、上記のような噴火の可能性がある。 山麓まで噴出物が降下、溶岩流の流出、火砕流の発生の可能性がある。 ・天仁、天明の大噴火(山麓まで火砕流、岩屑なだれ) 4 山麓まで及ぶ中~大規模噴火が発生または可能性 遠方まで噴石が飛散、あるいは火砕流または溶岩流など、居住地まで影響するような中~大規模噴火が発生した。 または、上記のような噴火の可能性がある。 山頂火口から3km以遠、山麓まで噴出物降下、空振の影響の可能性がある。小規模の火砕流もあり得る。 ・1950年9月23日の噴火(火口から8km以上離れた場所に噴石) ・1973年の噴火 3 山頂火口で小~中噴火が発生または可能性 小~中規模噴火が発生した。 または 地震が群発したり、火映、鳴動が観測されるなど小~中規模噴火の発生の可能性がある。 山頂火口から2~3km程度以内まで、噴石を飛散したりごく小規模な火砕流を伴う噴火もあり得る。 ・1983年4月8日の噴火(空振で山麓のガラス等に被害) ・2000年9月、2002年6月の地震群発 2 やや活発な火山活動 噴煙がやや多くなったり、火山性地震が時々多発、微動が発生するなど火山活動がやや活発である。 火山性ガスの顕著な放出や微小な噴火(火山灰の放出など)があり得る。 山頂火口付近に微量の火山灰の噴出もあり得る。 ・2002年5月以降の噴煙活動の活発化、火口の温度上昇 ・1990、2003年の微噴火 この表から素直に判断すれば、いまのレベルは3ではなく、4だ。
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直径5センチの 小石が8キロまで 軽井沢測候所資料
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Asama Eruption Calendar
Date Time Mass Dispersal Type of eruption 01-Sep-04 20:02 180,000 沼田、相馬 ブルカノ式, 205Pa(JMA) 14-Sep-04 3:28 3,000 高崎 静かな灰噴火 15:36 2,000 安中 15-Sep-04 1:05 500 4:51 1,000 16-Sep-04 morning 50,000 軽井沢、東京 連続的灰噴火、轟音 17-Sep-04 through ストロンボリ式 18-Sep-04 evening 北軽井沢 23-Sep-04 19:44 山形 ブルカノ式, 72Pa 29-Sep-04 12:17 20,000 十日町 ブルカノ式, 29Pa 10-Oct-04 23:10 長野原 ブルカノ式, 19Pa 14-Nov-04 20:59 40,000 益子 ブルカノ式, 73Pa 366,500
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9月16日 夜になってストロンボリ式噴火も(田中千尋撮影) 一日中続いた灰噴火 NHKテレビから
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軽石ばかりを出す噴火を浅間山がしたのは、221年ぶり。
鉱物結晶 軽石ばかりを出す噴火を浅間山がしたのは、221年ぶり。 軽石
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9月の火山灰分布
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マグマ量の計算 火山弾や火山灰として火口外に放出 37万トン 火口底に現れた新しい溶岩(国土地理院データ) 噴出率100万m3/月(仮定)
火山弾や火山灰として火口外に放出 37万トン 火口底に現れた新しい溶岩(国土地理院データ) 9月16日 90万m3(200万トン)、火口縁まで115m 10月22日 210万m3(470万トン)、火口縁まで70m その後のデータなし。火映は活発。 噴出率100万m3/月(仮定) 火口の容積は1200万m3(事実) 12ヶ月であふれ出す(結論) 2005年夏
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60. 2004年09月23日 22時29分19秒 投稿:EG6 初めて書かせていただきます。 いつも興味深く拝見しております。 ちょうど有料道路を峰の茶屋に向け鬼押し出しの駐車場を通過中でした。 19時51分に友人からの電話と共に目の前にバラバラと 石が降ってきて車にも相当数当たり、必死でUターンして逃げてきました。 19時44分の噴火から7分後に石が落下してきたことになります。 この時間差はなにか参考になるでしょうか? もう有料道路は当面利用しないことにします。
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64. 2004年09月23日 22時35分07秒 投稿:早川 それは災難でした。 車の被害は、いかがですか? 有料道路だから、道路管理者に補償してもらえるのでしょうか? 噴火による損害は、車両保険ではカバーされないそうです。東京海上日動に聞きました。 落ちてきた石の大きさはどれくらいでしたか?
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68. 2004年09月23日 22時42分44秒 投稿:EG6 >車の被害は、いかがですか? 無数の傷が付き、塗装がはがれているようです。 暗いため車両全体の状況は確認できません。 およそ60~70km/Hでの走行中に雹が降ってきたような感覚でした。 Uターン後は出せる限りの速度でしたので、そのせいで傷が増えたかもしれません。 自分はパニックにはならないと思い込んでいましたが、 完全に舞い上がりました。 付近に走行中の車両が居なかったのが幸いで、多数の車がいたら事故は免れないと思います。 本当に恐ろしい経験をしてしまいました。 >落ちてきた石の大きさはどれくらいでしたか? おそらく3cm程度だと思います。
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1013. 2004年11月17日 05時25分32秒 投稿:早川 14日2059爆発による鬼押しハイウエイ通行車両の被害について、メールで報告を受けました。以下に転載します。 日の噴火の晩、私の知り合いの車が峰の茶屋の先の料金所付近で被害に遭いました。 私も実際に被害にあった車を見ましたが、フロントガラスは傷つき、ボンネットは2箇所・屋根は1箇所凹んでおりました。他にも礫が当たった部分の塗装が何十箇所もはげており、大まかな修理金額は30万円くらいだそうで、現在修理に入りました。 噴火当夜は峰の茶屋から料金所に向かっている最中、礫のシャワーが降り料金所の屋根の下で10分程礫宿りをした後、自宅に帰ったそうです。 他にももう一台車が居て、フロントガラスが割れていたそうです。 その方は電話で噴火写真を撮りに来ていて被害に遭われたそうです。
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浅間山を楽しみつつ監視して、 リスクを管理しよう。
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火映 田中千尋撮影
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火映 早川由紀夫撮影
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